近況報告Vol.1
数日前に、MV監督のNomakさんと現時点での進み具合について話しました。全身全霊で制作していただいていることが伝わり、完成品への期待度がもっと大きくなりました。まず、カメラのアングルとライトの取入れ方が、本当に初めてプロジェクトとして試みたとは思えないほどの良さで、驚いてます。正直、この秋に米国テキサスで開催のAustin Film Festivalと、ニューヨークで開催のUrbanworld Film Fesivalにはエントリーしたかったのですが、締め切りに間に合わなさそうなので、来年の開催にエントリーできればという事で、次に向けて色々とエントリー先の候補を考えています。
現在は、手元に入ってきた映像の精査と、すべての映像に英語字幕編集が必要で、この作業は大変だろうな~と思いながら少しずつ進めています。ドキュメンタリー映画の監督とは、ストリー構成や、今後集める映像についてなどの打ち合わせをする予定です。
私達の知り合いで、13年ぐらい前にポール(ポーリ―・ライム)のMVを撮ってくれた監督がいます。その頃は映画監督としては駆け出しで、ポールが彼女のセンスをすごく気に入ってのMV制作をお願いしました。その監督の短編映画は、今年のトライベッカ映画祭でエントリー入りしました。昨年は10個以上もの映画祭で短編映画が認められる程の素晴らしい監督になりました。そんな彼女が撮ったポーリ―・ライムのMVは、小さいながらもいくつかの映画祭で上映されました。ポーリ―・ライムがサンフランシスコに移住し、築いた友情と繋がった音楽仲間をフィーチャリングしたアルバムで、MVの曲は自分の貫くHipHopライフを語った曲で、今思い返せば、今回のプロジェクトに似ていいる所があり、不思議な気持ちと、こうして音楽・映像を今でもやれている事について幸せを感じます。私達は、歳は重ねましたが、クリエーターとして、アーティストとしての気持ちは全然色褪せてないどころか、もっと熱いものになっているように思います。今回は、是非私達の昔を観て楽しんで頂き、現在制作中のMVが完成した時に、並べて比べて観て聴いて頂ければと思います。(Moto aka Itoko Richardson)