2022/06/06 16:00

近年アート、広告、マスコミなど、クリエイティブの現場でジェンダー格差があることがハラスメントの温床になっていることが様々な調査で明らかになりました。

そのなかでも映画業界はとりわけジェンダー格差が顕著な業界として知られており、2022年に入ってから、男性優位な権力構造下で深刻な性暴力が横行していることが報道されました。

課題を解決するには、まずは正確な実態の調査が肝要です。

Japanese Film Projectに求められる社会的役割は決定的に大きくなっています。

津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)

※5/26には、津田大介さんのポリタスTVにJFPの伊藤・歌川が出演し、映画界のジェンダー格差やJFPの活動を紹介させて頂きました。


【プロフィール:津田大介】

ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。ポリタス編集長/ポリタスTVキャスター。大阪経済大学情報社会学部客員教授。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。

メディアとジャーナリズム、テクノロジーと社会、表現の自由とネット上の人権侵害、地域課題解決と行政の文化事業、著作権とコンテンツビジネスなどを専門分野として執筆・取材活動を行う。

主な著書に『情報戦争を生き抜く』(朝日新書)、『ウェブで政治を動かす!』(朝日新書)、『動員の革命』(中公新書ラクレ)、『情報の呼吸法』(朝日出版社)、『Twitter社会論』(洋泉社新書)ほか。2011年9月より週刊有料メールマガジン「メディアの現場」を配信中。