【応援コメント】
やっぱり。そうだったのか。そんなことがあってもふしぎはないと思っていた…映画界での性暴力が次々に明らかになってきました。
ハリウッドでの#MeToo運動も映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインの性暴力に対する告発がきっかけでした。問題化のためには、まず実態が「見える化」しなければなりません。そのためにはデータによるエビデンスが必須です。
JapaneseFilmProjectは、映画界の構造的な性差別にはじめて斬り込もうとしています。
上野千鶴子(社会学者・東京大学名誉教授)
【プロフィール:上野千鶴子】
社会学者・東京大学名誉教授・認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。1948年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。社会学博士。平安女学院短期大学助教授、シカゴ大学人類学部客員研究員、京都精華大学助教授、ボン大学客員教授、コロンビア大学客員教授、メキシコ大学院大学客員教授等を経る。1993年東京大学文学部助教授、1995年同人文社会系研究科教授。2012年立命館大学特別招聘教授。元学術会議会員。専門は女性学・ジェンダー研究。高齢者の介護とケアも研究テーマとしている。『当事者主権』(中西正司と共著、岩波新書)、『ケアの社会学』(太田出版)『おひとりさまの老後』『男おひとりさま道』(法研)、『おひとりさまの最期』(朝日新聞出版)、『在宅ひとり死のススメ』(文春新書)等がある。