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【停電時はみんなのスマホを充電!】障がい者支援施設の屋根を「柏そらぴか発電所」に

脱炭素のために私たちになにができるでしょう?街には屋根が溢れています。木を切り倒してメガソーラーを作らなくても、あちこちの屋根に太陽光パネルが光るようにできたら…障がい者支援施設に、電気を地産地消し、停電時には充電ステーションとして地域に開く市民発電所、「柏そらぴか発電所」を設置します!

現在の支援総額

1,019,500

101%

目標金額は1,000,000円

支援者数

77

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/04/21に募集を開始し、 77人の支援により 1,019,500円の資金を集め、 2022/05/31に募集を終了しました

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【日本をラオスのようにしたくて】

本プロジェクトにご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。一般社団法人銀座環境会議の平野将人と申します。

私は以前カンボジアやラオスで農村開発に携わりました。経済的には貧しいとされる国々ですが、人間関係の豊かさ、地域の相互扶助の確かさに触れ、密かに胸に「日本ラオス化計画」を抱いて日本に戻ったのでした。

帰国後は、子ども食堂や学習支援といった地域活動に参加しました。日本国内や海外を転々とし、地元という地元のない私ですが、とにかく自分の住む千葉県松戸市を愛し、いい場所にしようと決めたのです。

2019年11月に設立した銀座環境会議では、そうしてできた人と人の繋がり、ご縁を基盤に、多くの方々のご協力を得て、停電時には地域の充電ステーションとなる松戸市初の市民発電所、「松戸そらぴか発電所第1号」を設置しました。

【みんなが参加できて、みんながうれしい発電所】

脱炭素のために自分もなにかしているよ、という人も少なくないと思います。一方で、なにができるのかなかなか分からない、という方もまた少なくないかと思います。すぐに高価な電気自動車を買うわけにもいきませんし、乗っている車がまだ乗れるならば買い替えるのはかえってマイナスです。

太陽光発電設備についても、安くなってきたとはいえ高額な設備です。そもそも、集合住宅の場合大きなシステムは導入できません。私自身も団地に住んでいます(ベランダ発電は行っています!)。

市民発電所は、みんなが参加できる発電所です。

松戸そらぴか発電所第1号支援者交流会にご参加のみなさん

という仕組みで、再エネを導入したい施設、応援したいみなさん、普通の人々による再エネ拡大を推進したい銀座環境会議、みんなが参加できて、みんなが幸せになるのです。

【つながりでできた松戸そらぴか発電所】

「松戸そらぴか発電所第1号」が設置された新松戸リバイバルチャーチは、松戸市の委託事業「子どもの学習支援事業」の会場となっており、銀座環境会議の平野は中学生に勉強を教えに行っています。

毎週通って教会の方々と親しくなる中で、環境問題への関心の高さを知り、みなさんの多大なるご協力とご支援を得て「松戸そらぴか発電所第1号」 の設置に至りました。

松戸市初の市民発電所は多くのメディアに取り上げられ、千葉日報社からは2021年度「千葉日報地域きずな賞」のまちづくり部門をいただきました。そして、こうした報道に触れた彩会さんよりご連絡があり、柏市での「柏そらぴか発電所第1号」へと進むのです。

【発電所設置場所:生活介護施設「ザザビー・ドゥ」】

建設が進む新ザザビー・ドゥ

ザザビー・ドゥは千葉県柏市にある、知的・身体に障がいのある方々が日中通い仕事や創作活動などをしている施設です。

1994年に前身となるグループザザビーを設立、2002年に社会福祉法人彩会(いろどりかい)を設立し、様々な事業の中の一つとして障がいのある方々の生活を支援しています。

現在3つの作業所に分かれて日々活動していますが、新しい建物を建築中。2022年6月に移転、リニューアルスタートする予定です。

利用者のみなさんの作品はリターンにも!

ザザビー・ドゥに通う方々(以下、利用者)はそれぞれに様々な障がいがありますが、同じ場所で一緒に活動し、利用者同士でもお互いの理解や仲を深めながら日々活動しているのが特徴です。

【柏そらぴか発電所第1号概要】

柏市初の市民発電所「柏そらぴか発電所第1号」は、ザザビー・ドゥの陸屋根に設置されます。初期費用回収後はザザビー・ドゥを運営する彩会に譲渡され、その後太陽光発電分の電気代は無料となり、ザザビー・ドゥの運営支援になります。

●設備容量…15kW(375Wのパネル×40枚)
●使用パネル…【単結晶375W】アキシテック社(ドイツ) AC-375MH/120S(出力保証25年、製品保証15年)
●予定売電先(ザザビー・ドゥで使い切らない余剰分)…みんな電力(株式会社UPDATER)

柏そらぴか発電所第1号で発電した電力は、ザザビー・ドゥで消費され、余剰分はみんな電力(株式会社UPDATER)に売電されます。

売電開始後はみんな電力ウェブサイトの「発電所一覧」に掲載され、みんな電力ユーザーのみなさんの応援も受けられます。※松戸そらぴか発電所第1号も「発電所一覧」に掲載されています。

【このプロジェクトで実現したいこと】

柏そらぴか発電所は、

●市民の協力で設置し
●まずその建物で電気を消費し(使い切れない余剰は売電)
●停電時には地域の充電ステーションとなる

という特徴を持ちます。市民が電力の生産者になるのです。

柏そらぴか発電所は、

●障害のある方の支援施設であるザザビー・ドゥに設置され
●停電時に通所者の方々が頼りにできる場所になるとともに
●地域の充電ステーションとなる

ことで災害に強いまちづくりに貢献します。

今回の柏そらぴか発電所も、以下を行うことで、ザザビー・ドゥを地域に開かれた、寄り添った施設となる活動の一つにしたいと考えます。

●子どもも含む太陽光パネル設置体験
●地域の方や協力者を招いての発電所お披露目会、交流会
●停電時充電ステーションであることの、地域での周知

【応援メッセージ】

おひさま進歩エネルギー取締役 谷口彰さん

市民発電所は、全国1000箇所以上作られている、地域みんなでつくる自然エネルギーの輪です。1人1人の地球環境への思いが、地域の自立したエネルギーを生み出します。

弊社おひさま進歩エネルギー株式会社も、太陽光発電の市民発電所を2004年から始め、この18年間、屋根を中心に地域で利用する発電所を着々と増やしています。

平野さんは地域自然エネルギー事業を育成する弊社グループの飯田自然エネルギー大学でも真剣に勉強され、市民発電所の良さや苦労する点も理解して、この事業に臨まれています。柏そらぴか発電所の完成を弊社も応援しています。

ぜひご参加ください。

【資金の使い道】

総工費約320万円のうち、100万円を目標とします。

残りは他の方法で調達し、10年以内に彩会さんに譲渡します(パネルの出力保証は25年です)。

100万円以上集まった場合は、彩会さんとも相談し、要返済の調達方法での調達額を減らして譲渡までの期間を短縮する/次の発電所設置に充てるなどします。

【90万円の使い道】※クラウドファンディング手数料:約10万円 (9%+税) 

工事費:約70万円
リターン経費:約10万円
諸経費:約10万円(交流会、パネル設置体験等)

【実施スケジュール】

4月22日募集開始
5月10日頃工事開始
5月15日パネル設置体験会                       
5月31日募集終了
6月26日リターン:お披露目&交流会、履行
7月中にリターン:利用者デザインのグッズ、発送完了
8月までにリターン:オンラインSDGsセミナー、履行完了
11月までにリターン:電動トライクそらぴか号、履行完了
12月までにリターン:市民発電所設置お手伝い・カードゲームを使ったSDGsセミナー、履行完了
23年6月までにリターン:年間発電量共有・プライベート発電所見学、履行完了

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

【リターン】

全てのご支援者が、お礼のメール及びお披露目&交流会(6月26日)ご招待の対象です。千葉県柏市増尾のザザビー・ドゥで開催されます。交流会では発電所を見学するほか、楽しい出し物(現在内容策定中)、また再エネで走る電動トライク「そらぴか号」の試乗も予定しています。

その他、彩会施設利用者がデザインしたグッズや、SDGsセミナー等のリターンがあります。

【最後に】

メガソーラー建設に地元の方が反対するなど、太陽光発電は最近ネガティブな取り上げられ方をされることも少なくありません。しかし、再生可能エネルギーを広げていくことは国際的な合意であり、喫緊の課題です。

松戸そらぴかプロジェクトの「そらぴか」は、空から見たときにアチコチでパネルがピカピカ光っている街をイメージしています。 誰も大儲けしないけど、なにも犠牲にせず、多くの人が参加できて、人と人の交流があり、災害対応にもなる。そんな市民発電所を、もっともっと広げていきたいと思います。

一般社団法人銀座環境会議

一般社団法人銀座環境会議は、都市住民の暮らしを変革し、持続可能で循環型の社会をつくることを目的に2019年に設立された市民による一般社団法人です。

千葉県松戸市を中心に、子どもたちの社会体験や交流のある街づくりにつながる環境活動として、市民発電所の設置の他、以下の活動を含む様々な活動を行っています。

2030SDGsゲーム…SDGsの”本質”を伝える研修

SDGs マルシェ…高校生がSDGs貢献商品を厳選して販売

社会福祉法人彩会

社会福祉法人彩会は、障がいのある方の生活や活動を支援する法人です。2002年に、松戸市馬橋にある生活介護事業所「喜楽家(きらくの家)」と柏市加賀にある生活介護事業所「ザザビー・ドゥ」が合同で設立。

以後、障がいのある方を対象としたヘルパー派遣・グループホーム・相談支援など様々な事業を展開し24時間365日、支援を必要とする方の生活や活動を支えています。




最新の活動報告

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  • 皆さまのおかげをもちまして、昨晩100%達成いたしました。心より御礼申し上げます。改めまして、ご支援者の皆様を心を込めて6月26日のお披露目&交流会に招待致します。追って出欠についてご連絡のメールをさせてたいただきます。本当にありがとうございました! もっと見る

  • 【96%突破!】目標達成目前です。みなさん本当にありがとうございます。世間の(?)統計では最後の数日にワーッと行くのですが、本プロジェクトの場合はシブい感じでジワジワ来ています(笑)。それだけ早い段階でご支援いただいた方が多いことの証左で感謝感謝ですが、「後で時間あるときに」と思っている方も一定数いらっしゃるかと(願望?)。お忘れなくお願い致します! もっと見る

  • <朗報>9年で譲渡できるかもしれません。電気代で初期費用を回収し、回収後は障がいのある方の生活支援施設ザザビー・ドゥに譲渡する「柏そらぴか発電所第1号」ですが、昨今の資材高騰などによる工費上昇で、回収に12年ほとかかる計算となり、なんとか10年以内に収め、なるべく早くザザビー・ドゥに設備を譲渡できるよう、このプロジェクトを開始しました。現在約93%、このまま達成できれば、10年ではなく9年での譲渡も可能になりそうです。なんとか達成できるよう、みなさん応援よろしくお願いします!※新設の施設ですので、シミュレーションに基づくものです。 もっと見る

コメント

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  1. 2022/05/31 07:56

    すごいですね‼声掛けが粘り強かった。本当におめでとうございます。


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