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【INSECT×ART】昆虫の魅力を伝えられる「個展」を開催したい!

「昆虫」×「アート」の融合、昆虫に詳しくない人でも楽しめるように「目で見て楽しめる作品」を展示します。

現在の支援総額

190,723

29%

目標金額は650,000円

支援者数

50

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/05/16に募集を開始し、 50人の支援により 190,723円の資金を集め、 2022/06/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

190,723

29%達成

終了

目標金額650,000

支援者数50

このプロジェクトは、2022/05/16に募集を開始し、 50人の支援により 190,723円の資金を集め、 2022/06/30に募集を終了しました

「昆虫」×「アート」の融合、昆虫に詳しくない人でも楽しめるように「目で見て楽しめる作品」を展示します。

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初めまして、「昆虫隊長はっさく」と名乗っている櫻井です。YouTube(はっさくちゃんねる) を中心に昆虫や生き物の魅力を発信しています。

幼少からずっと虫や生き物が大好きです。Twitter@kkhassaku


2022年10月19日(水)〜10月25日(火)の期間に原宿で「目で見て楽しめる標本アート」を作品とした個展を開催することになり、個展の製作費を募る為、このプロジェクトを立ち上げました。


【INSECT LETTER】〜虫の知らせ展〜
今回の個展のテーマは「拝啓〜」から始まり「敬具」で終わる「手紙」をイメージしたものになります。
昆虫の魅力を手紙のように伝える。虫たちから便りをもらうような個展にしたいと思っています。

場所:デザインフェスタギャラリー原宿EAST101-a
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3丁目20−18 2 EAST館 Goole マップ


【主な製作費の内訳】

・個展会場1週間 ¥207,000

・標本箱(37箱) ¥308,330 (¥4,840×12箱、¥10,010×25箱)

・撮影スタジオ(3時間) ¥15,000

・冊子制作(100部52pA4厚紙) ¥67,000

・移動運搬費

・その他雑費(展示装飾など)

・CAMPFIRE手数料


先述した通り、「昆虫の魅力を発信する」ということが目的です。

博物館のような、綺麗にずらっと並べられた昆虫標本ではなく、昆虫に詳しくない人でも、目で見て楽しめるように、昆虫とアートを融合させた作品にして展示します。

2021年8月作成『序曲』

私は「昆虫隊長」と名乗っていますが、実は昆虫に関する知識はあまりありません。頭も良くないし数学と理科は苦手です。「昆虫」ってそういった理系要素の面白さ(特殊な生態とか遺伝子とか)はもちろんですが、色や形からくるかっこよさ、美しさを感じて「昆虫の魅力」に引き込まれていく方向もあると思っています。


自分自身がそうだったように、「この虫綺麗だな」「この虫のフォルム好きだな」など、芸術的な視点からでも楽しめた方が、より「昆虫」へのハードルを下げることが出来、少しでも興味を持ってもらえるきっかけになるのではないかと思い、実は昆虫についてあまり詳しくない「昆虫隊長」ならではのアプローチで大好きな「昆虫」を発信していきたいと思っています。

今回の個展では大小37点の作品を展示する予定です。

個展で展示予定の作品『14時間』



【展示予定作品と昆虫】

上記の作品タイトルと昆虫は暫定的なものになり、変更の可能性もあります。


2020年に実は「個展をやりたいなあ」とぼんやり構想していましたが、コロナや諸々あって実現には至りませんでした。2021年はYouTbeに力を入れて「年内に登録者1000人」を目標に活動していました。
無事に2021年の10月に達成したものの、「1000人いったけど、何者にもなれなかったなあ」というのが正直なところで、「次に自分が1番やりたいことはなんだ?」と自問自答してみた結果、「今度は小規模で良いからオフラインで全力で発信してみたい」という思いになり、以前からずっとやりたかった「個展をやろう」という結論に至りました。

これまで生き物の魅力の発信を色々な場所(プラットフォーム)でしてきましたが、やっぱり1番「伝わってるなあ」と実感するのはオフラインでの発信です。

YouTubeでいくら動画を作って発信しても、ブログでいくら文字を綴っても、なかなか相手に届いている実感が湧きません。オンラインで大勢にリーチできなくても、オフラインで一人づつ刺していきたいと思い今回の個展を行うことに至りました。

直接触れてもらう、直接見てもらう、直接話してみる。

自分もそうだったように、魅力や熱量はそういったところから伝染していくものだと思います。
自分が本気で作った作品で、少しでも熱量が伝わり、そして何より、少しでも昆虫の魅力に気がついてもらえればいいなと思い鋭意製作中です。


【作品の製作工程】

①昆虫採集(今回展示する昆虫はほとんど自己採集し、自己製作した標本になります)

石垣島で採集したヤエヤマカラスアゲハ


②形を整える(虫の種類によって様々な整え方があります)

蝶などは展翅板という専門の道具を使って翅や触覚を整えます。


③乾燥させる(昆虫標本は乾燥標本なのでとても壊れやすく取り扱いに気を使います)

脚や翅、触角などを壊さないように綺麗に整え、乾燥させます。


④標本の完成(針やテープを外して完成、学術標本の場合はラベルをつけます)

翅が破れたり、脚が取れたりしないようミリ単位の作業になります。

⑤ラフ画作り(作品のイメージを実際に描いて具体化する作業です)

展示したい虫とテーマを決めて作品のイメージを作ります。


⑥作品完成

『序曲』



冊子「INSERT」について

今回の個展の作品を冊子にします。
個展って限られた期間しか作品を展示できません。場所や日程の都合で来れない方もいらっしゃると思います。個展が終わっても、個展に来れなくても、冊子として手元でいつでも個展を楽しめるようなものを作りたいと思い、製作に至りました。

冊子のサイズはA4、ページ数は50程度を予定しています。

本体価格¥3,000(リターンにご用意あります)

内容は作品の写真、ラフ画、作品の説明、支援者様お名前を掲載する(¥2,000のリターン)予定です。


【INSERT】(インサート/差し込むとこ。挿入。映画、テレビで、場面と場面の間に手紙、書物などの1ページをクローズアップで挿入すること。

insect(昆虫)×art(芸術)→insert(挿入)

普段、昆虫のことを意識しない日常の人に向けて、少しでも意識してもらえるような意味合い。
日常への差し込み。手紙のような存在(冊子)を意識して「INSERT」と名付けました。


【製作者】
作品、執筆:櫻井(昆虫隊長はっさく)instagram

写真:赤松 instagram

デザイン:石倉 instagram


以上の三名で製作しております。




個展の作品の冊子やクレジット記載、1日スタッフから作品のラフ画まで幅広くご用意しております。
作品のラフ画等に関しては完成次第、後ほど追加を予定しております。また、作品ラフ原画は一点物につき、数に限りがございますのでお早めに。

※リターンは複数購入が可能ですので是非ご検討ください。



¥1,500 お名前記載YouTubeエンドロール


¥3,000 冊子「INSERT」(表紙はイメージです)



¥10,000 当日スタッフ


¥15,000 作品ラフ原画


¥20,000 搬入から準備まで一緒にやりましょう





・2019年5月にYouTubeチャンネルを立ち上げる

・2019年11月大学の学園祭で「虫がよすぎる展覧会」を開催

2019年11月「虫がよすぎる展覧会」にて展示した作品

2020年11月作成『抽象的パラレルワールド』

2020年12月友人の依頼で製作した作品
2021年8月作成『エゴ』

この数年で「自分の表現したい形」がなんとなく決まってきました。
ただ並べるだけでなく、テーマを決め、昆虫を知らない人でも目で見て楽しめる作品を意識して製作活動をしています。

・2021年10月YouTubeチャンネル登録者1000人達成

・2021年10月個展を開催することを決意



実施スケジュール

2021年10月「個展開催宣言」

2022年2月個展会場、日時決定

5月〜クラウドファンディング

8月中旬までに作品を全て完成させる→撮影→製本

10月個展



赤の他人のプロジェクトの本文なんて3行読むのが限界だと思います。長々と大変失礼いたしました。

地球に1番生息している生命体は実は昆虫なのです。地球は昆虫の惑星と言っても過言ではありません。この地球に生きる限り、どうしたって虫はいるし、出てくるし直接関わらずとも虫の恩恵を受ける我々人間は一緒に生きていかなければなりません。そんな地球に生きるのに「虫キモい」っていう考えだけで生きていくのしんどくないですか?

好きになって欲しいわけではありません。ただ少しでも知る機会があれば「嫌いでも見方が変わる」と思うんです。実際ありがたいことに「前まで虫が苦手だったんだけど僕と出会って苦手じゃなくなった」と言ってくれた人がいます。

この言葉がどれだけ嬉しいことか。
好きにならなくても見方が変わるだけで「豊かになる」ことを知ってほしいです。
昆虫隊長は、この個展でその入り口をご用意致します。

少しでも共感していただけたらご支援いただけると幸いです。どうかよろしくお願い致します。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • 【無事に走り切りました】 方々のお力添えのおかげで先日、無事に1週間の会期が終了しました。構想を含めると2年、やると決めてから1年。これだけながーく走ってたのは人生であまりなかったと思います。 まずは、ご支援くださった皆様のおかげで個展を開催し、無事に終えることができました。本当にありがとうございます。最初に未履行のリターンについての案内をします。①冊子『INSERT』の発送今週中に発送の準備に取り掛かります。レターパックで発送します。すでに用意しているので順次お届け先を記入し発送しますのでもう少々お待ちください。②YouTubeエンドロールについて動画編集にしばらく時間がかかります。11月のどこかで公開予定ですのでこちらももう少々お待ちください。 もろもろお待たせしている状況で大変申し訳ありませんが、ご理解お願いいたします。 さて、当日はたくさんの人にお越しいただき、「頑張ったね」と、ありがたいお言葉もいただきました。箱に入れない標本の展示は、やっぱり新しくて、普段見ない昆虫をじっくりと見ていただけた印象です。ガラス越しではないので光の反射や昆虫の細かい部位まで見えるようになっていて、箱からキャンパスに変更してよかったと思いました。壁に並べられた作品一際目立つ大きい作品コの字で作品たちに囲まれた空間床には『INSECT LETTER』のコンセプトに合うような小物作品に関係のある小物を配置して何周しても深みを感じるよう設計 作品も深くストーリーがあったりするのですが、こうした小物などにも小ネタを仕込んであったりしました。全てを紹介しきれないのでここでは一例だけ。床に配置された宝箱やブック型の箱を開けると… 実はこんな仕掛けがいくつもあり…。 それから、今回はあくまでも文系チックな展示を意識していて、作品タイトルやキャプションで昆虫の生態などの詳しい解説は小難しいのでできるだけ避けるようにしました。結果、作品タイトルやキャプションが良いとお褒めいただきました。この作品の言語化が一番難しかった。自分の経験やストーリーを元にした作品が多い。 会場では色々な人と、色々なお話ができて、やっぱりオフラインで伝えるのって良いなあというか、なんとなく「届いてるなあ」という実感があります。 新しい出会いなどもあり、本当にやってよかったです。個展開催までかなり大変で、それなりに忙しい日々でした。最近荷解きを終え、標本の整理もできて少しずつ落ち着いてきました。一年間、個展に向けてノンストップで走っていたつもりです。そこまで熱量高く保ったプロジェクトが終わって燃え尽きそうだと思っていたのですが、それよりも解放感が強く、個展準備中に我慢してきたことや、やりたかったことに少しずつ手をつけていこうと思います。 個展が終わって、妙に食欲が出てきたり、妙に早く寝るようになってしまったので早く本来の生活に戻りたいと思います。(寝ない食べない生活) 次の次にやりたい展示まで構想中なので、またご縁がありましたら応援いただけると幸いです。 最後に改めて、ご来場いただいた皆様、そして本プロジェクトでご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。私はこれからも自分らしく生き物の魅力を伝えるために表現していきたいと思います。  この度は本当にありがとうございました。櫻井亨(昆虫隊長はっさく)より もっと見る

  • 【個展がついに明日から!】 こんにちは。昆虫隊長はっさくです。「個展に必要だから!」という大義名分で、クレカを使いまくって来月の引き落とし額がすごいことになっていて青ざめています。 さて、早いものでなんと明日から個展が始まるそうです。信じられません。「ようやく終わるんだ」と思うとすごく嬉しいです。(早く解放されたい) これまで、ご支援、ご声援、本当にありがとうございました。皆様のおかげで明日、なんとか無事に開催できそうです。 さて、これまで寝ない日があるなんて珍しくもなく、お風呂に入らずぶっ通しで作業してたら体が臭いとこに気が付いたりと、人としての生活を放棄し始めたわけですが、それも全て明日からのため。一年間の熱量が一週間のためだけに向かっているのがなんだか楽しくて、絶対いいものを作りたいという信念というか、こだわりみたいなのが増してきて、すごく生きている実感を抱きます。個展開催が近づくに連れて、ワクワクよりも、プレッシャーの方を感じるようになり、どうも乗り切れない期間もありましたが、ここまでくるともうワクワクが圧勝しています。あとは、明日を迎えるだけです。長い道のりでした。でもあともう少しだけ頑張ります。最後の最後まで細かいところまでこだわりに行きます。【部屋が終わった】 個展に持っていくものを準備しているのですが、こんな様子です。荷物の山 この中には、キャンバスやら標本やら、小物やらが入っております。 それからそれから! 冊子が届きました!!冊子『INSERT』 これが、まあ重いんです。想いもこもりまくってる、なんて言っちゃて。 すごくいいです!冊子購入者に早く届けたいです!が、お手元に届くまでもう少々お待ちください。100部発注してのですが、予備で+10部入っていたので合計110冊になり、在庫が少しだけ増えました。【個展の楽しみ方】 個展に来れない人のためにも「冊子を作る」と言っていたのですが、とは言え、「内容が同じなら冊子でいいや」ってなってしまうのもどうかと思って、個展に来たからこそ楽しめる仕掛けをいくつか用意しました。『INSECT LETTER』にちなんで手紙の小物 小物も少しこだわって、昔っぽい、アンティーク気味の世界観を作っています。会場の数カ所に設置予定の宝箱ブック型の箱 会場には、このような宝箱や、本の形をした箱がいくつか置いてあります。見つけたらそっと丁寧に開けてみると、それぞれ「ある小ネタ」が出てきますので、そういったことも会場ならでは楽しみ方だと思います。(この仕掛けまあまあ面白いです!) そもそも本展示は1周しただけではあまり楽しめないと思います。というか、気がつかないことだらけなので、何周もしてください。個人的には3周くらいしても足りないくらいです。①先入観なしでとりあえず一通り見る②僕の解説付きで回る③ラフ画と作品を見比べたり、小物あたりの細かい仕掛けも見る。④↑を踏まえてもう一回、回る あれ、4周してるな。 それから「家に帰って冊子を読み返す」が100点満点です。 会場の作品説明はとても淡白です。というのもあえて短くしました。意味をしっかり理解してこその作品なので説明文はしっかり書こうと思ったのですが、「詳細は冊子で」という形にしました。会場で長い説明文読むのも疲れるだろうし。 とはいえ、冊子すらも文字数はあまり多くないです。伝えきれないとこがたくさんあります。だからこそ、実際に来て、僕に説明させるのが一番良いです。 でも、楽しみ方なんて人それぞれなので、上記の楽しみ方はあくまでも僕視点です。各々色々な感じ方をすると思います。もし、「どういう感じに見れば良いんだろう」という方がいらしたら、ぜひ上記の方法でご覧になってみてください! さて、前置きはこの辺りにして、明日からが本番。 個展が終わり次第、また改めて振り返りやお礼をしたいと思います。 それでは、お時間余裕のある方、ぜひ会場でお待ちしています。【展示情報】 https://designfestagallery.com/gallery-detail/?id=49410/19(水)〜10/25(火) デザインフェスタギャラリー原宿 EAST101-a 10/19(水)11:00or12:00〜20:00(初日)10/20(木)11:00〜20:0010/21(金)11:00〜20:0010/22(土)11:00〜20:0010/23(日)11:00〜20:0010/24(月)11:00〜20:0010/25(火)11:00〜18:00(最終日)入場料なし 【展示コンセプト】 昆虫に詳しくない人でも楽しめる昆虫標本の展示。製作者の経験や主観、昆虫の生態なども織り交ぜた立体的な全36作品の新感覚標本アート。 【物販】・冊子『INSERT』¥3,000 (在庫60冊ほど)・昆虫標本 ・イラスト【注意事項】・作品の撮影可(他のお客さんに迷惑にならないように)・SNSへの掲載可(#虫の知らせ展)・作品には触れないようにしてください【その他】・ラフ画帳はご自由にお読みください・YouTube用に動画を撮影する時間帯もあります もっと見る

  • 【7月の活動報告】 ご無沙汰しております。8月中旬に冊子の撮影があるので、それまでに全36作品を完成させなくてはいけない状況で迎えた7月。ラフ画も数枚しか描き終えておらず怒涛の1ヶ月が予想されましたが、怒涛でした。①ラフ画全て描き切る 作品のイメージを具体化して、文字に起こしたり、関係する物事を調べて書き出す作業がラフ画制作になります。バイトから帰って朝まで描いて、休みの日は2日寝ないで描いたりしていました。とにかく空いてる時間はずっと絵を描いていました。寝室に張り紙の力技 そんな怒涛の追い込みのおかげで、7月9日という早い段階で全てのラフ画を描き切ることが出来ました。想定していた倍早く終わりました。3.『三人組(トリオ)』7.『何もない』15.『生きとし生ける全ての命』25.『一握の流星』28.『珠玉』②作品制作 いよいよ具体的に制作していくわけですが、展示方法を標本箱からキャンバスに変更したので、実質ゼロからのスタートとなりました。そして、撮影日が8月7日に決まったのと同時に制作の締め切りも決まりました。山のようにあるキャンバス絵の具で背景を描くのに苦労しました20.『碧空』アオスジアゲハ20.『碧空』オキナワカラスアゲハ奄美亜種20.『碧空』アオタテハモドキ20.『碧空』ラフ画 ラフ画完成時で「良い感じだな〜」と思っていましたが、実際に作品が完成すると、「所詮ラフ画はラフ画」と思えるほど、昆虫が美しい。どこまでいっても主役は昆虫。ただ、ラフ画をちゃんと描いたおかげで、作品制作は比較的スムーズに進みました。それでも「もうひとアイディア思い付く」という作業や、絵の具の色の出し方、塗り方に苦戦しました、23.『月下美人』水彩画、油絵、絵の具の使い方の知識が全くないので、背景を描くのが大変。、下地を絵の具で塗るキャンバスに虫を配置 「結局、昆虫が主役」というのがよくわかる作品。立体的で新感覚の標本作品に仕上がりました。7月30日、冊子に収録する予定の全ての作品が完成。当初の予定より2週間ほど早く制作にケリが着きました。部屋が作品で溢れかえりました③作品撮影 そして迎えた8月7日、この日は朝の10時から夜の22時までスタジオを予約して、12時間の撮影を行いました。全36作品、果たして12時間で終わるのか、時間との戦いもありますが、焦って妥協して、中途半端な出来にしない戦いでもあります。作品搬入撮影機材、照明の準備をするカメラマン赤松搬入時に外していた昆虫を作品に配置する櫻井20.『碧空』6.『Among us』9.『みんな違ってみんなどうでもいい』23.『月下美人』 作品ごとに撮り方や、照明の当て方を変えて、より作品が生きるように、より昆虫が生きるように撮ってくださいました。ほぼノンストップで、休憩という休憩もなく、作品の全体写真を一通り撮り終えたのが18時頃、素晴らしい手際の良さで想定より遥かに早く終わりました。 そこから、特に切り抜きたい箇所を限定して数点の作品を撮っていきます。5.『宇宙』冊子のデザインを担当する石倉もアシスタントとして手伝ってくださいました 19時半頃全ての行程が無事終了しました。3人で協力し、手際良く、質も良く、ほぼ完璧な1日だったと思います。25.『一握の流星』全作品の中で一番小さい昆虫 体長数ミリの極小のハチも圧巻のクオリティ。「印刷でちょっと画質は落ちる」とは言っていたものの、デザイン担当の石倉も「十分すぎる画質」とのこと。冊子の完成が非常に楽しみになる1日でした。無事に大きい山を越えて開放感と安堵感に浸る櫻井 この1ヶ月弱、「とにかく撮影までになんとか」と思い続けて、命を削って制作を続けてきたつもりです。本当に私個人の作業としてはひと段落つきました。この撮影後、ほぼ2日寝て、ようやく疲労感が抜けました。そのくらい1ヶ月頑張っていたのだと自分でも思います。 ただ、ここで安心する暇もなく、次は冊子の執筆や、リターンの準備、具体的な展示方法や、POPの準備、販売用の標本の準備など、本番(個展)に向けてまだまだやることはたくさんありますので、変わらず走り続けます。当日(8月7日)の撮影の様子は後日YouTubeの方で公開いたしますので興味がある方はぜひご覧ください。 さて、個展まであと2ヶ月弱、これからも皆様のご支援、ご声援を糧に頑張って参りますのでこれからも私どもの活動をどうぞよろしくお願いいたします。隊長より。 もっと見る

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