クラウドファンディングで選べる初回特典付きワタナベフラワーNEWCD「花とゆめ」収録予定の楽曲のセルフライナーノーツをがんばって書いてきましたがついに最終回「ゴミ」 ボーカル・クマガイタツロウ18歳の時に書いたやつです。ゴミ箱に貼ってあった注意書きをそのまま歌にしただけのもの。あれから20年。僕はまだバンドやってます。 ギター・イクローBメロの歌詞で「なにげに捨てた空き缶が」という歌詞があって、僕個人的には「なにげに」という言い回しがとても嫌なので『「なにげなく」にしましょうよ』と提案しました。作詞のクマガイタツロウ先生からは以下のような回答がありました。「いや、(今回のアルバムのコンセプト的に、若い頃の俺が使った言葉を、あえてそのまま使うことにこそ意味があるねん。いくちゃんの言いたいことは分かるよ。気持ちは分かる。『夢の海外旅行』の最後の『パスポート明日買いに行こ』の歌詞でも同じような訴えをしてたね。あれも『パスポートを「買うもの」と思っているほど海外旅行のことを何も知らない人の言葉』を表現してるんやけど、ほら、今回もその感じやん、いくちゃん、な?わかるやろ?だから)これで!!」 ベース・ムサワタナベフラワーでは滅多に使わないゴリゴリのベース音と、誰との息を合わせているの?と思わずにはいられない必要以上な「ワン・ツー・スリー・フォー!」の叫びにテンションは不思議とうなぎのぼりになる曲です。楽器を始めたばかりの高校生の頃に軽音部の先輩から「ピックが斜めに当たってるから、音がギャリギャリ言うんだよ!弦に対してまっすぐピッキングしてごらん?いい音がなるよ!」と、教わった事にあえて背きまくりギャリギャリ斜めに当てる!ぐらいのパンク精神で演奏するのがoi!(良い)歌詞はとてもecoです。 ドラム・やっちん愛だ恋だしか歌われなったJ-POPシーンに一石を投じる問題作。「分別!」という歌詞の響きが耳から離れなくなる。
クラウドファンディングで選べる初回特典付きワタナベフラワーNEWCD「花とゆめ」収録予定の楽曲のセルフライナーノーツ(自分たち作った曲に対して自分たちでなんか言うやつ)をがんばって書いていきます! 第7弾「僕と君のリズム」 ボーカル・クマガイタツロウ とにかく曲が長い。なぜなら思いつくままに歌詞を書いているからです。 若い時は引き算が出来へんねんなー。よっしゃ今の僕の力量見せたるわ!ってリアレンジを歌詞からやったんですが、全然引き算出来ませんでした。 ギター・イクロー 僕と君のリズム「ワクワク大作戦」からの一曲。再録音源の鉄則!「あんまり凝るな!」を合言葉に(1)基本的な使う材料はそのまま(2)後味のしつこさは気になるのでカット(3)出汁に深みを出したというアレンジ。「ワクワク大作戦」をお持ちの方は是非聴き比べてみてほしい。 ベース・ムサ人生で初めてバックビートというリズムを意識しろ!と言われた曲。当時は意味がわからず、とりあえず事あるごとに「っん!」とツバ飲み込んだりして音のタメを作っていました。なので未だにバックビートがよくわかっていません。でも、ええ歌なので、是非聴いてください!それが、僕と君のリズム!! ドラム・やっちんリズムは大事。そんな曲だと思う、多分。8ビートは難しい。ドラマーは8ビートに始まり、8ビートに終わる。そんな曲だと思う、多分。
クラウドファンディングで選べる初回特典付きワタナベフラワーNEWCD「花とゆめ」収録予定の楽曲のセルフライナーノーツ(自分たち作った曲に対して自分たちでやいやい言うやつ)をがんばって書いていきます! 第6弾「胸がキューって」 ボーカル・クマガイタツロウブリっ子の女の子、僕好きなんです。だってそれは僕に「かわいい」って思われたいからブリっ子するんですもんね。それだけでもうなんかカワイイじゃないですか。あ、でもこれ別にブリっ子の歌ちゃうな。間違えた。なんにせよ僕は今も昔もやっぱり「ベタ」な女の子にクラっときます僕は。あ、キューってとちゃうな。間違えたわ。 ギター・イクロー「ワクワク大作戦」からの一曲。再録音源の鉄則!「テンポは遅くするな!!」を合言葉に老体にムチを打ち、そして若さ故の少し恥ずかしいアレンジはあえてそのままに、復元に成功。これぞワクワクロックンロールという一曲。 ベース・ムサこれが、若さか!とにかくAメロのベースラインがうねうねしていて難しい!当時弾けなくて泣きながらレコーディングした記憶があります。サビは圧倒的にシンプルです。これが、ギャップ萌えか!しかし、「パソコンだけは苦手なのって 僕の膝に座る」って歌詞、良きですね。そんな女子はいつの時代も最高ですね、もし今現れたとしたら僕も優しい声で頭をなでながら「僕も苦手だよっ」って言いたいです。 ドラム・やっちん若さ(独特な曲の展開・キメの多さ)があふれる、サポートドラマー殺しの曲。(覚えるの大変)あーこんな感じ?若いなぁ~そういえば僕も昔は若い曲で若いドラムをたたいていたなぁ~、と胸がキューってなる。人をポップにする曲ですね。
クラウドファンディングで選べる初回特典付きワタナベフラワーNEWCD「花とゆめ(決定)」収録予定の楽曲のセルフライナーノーツ(自分たち作った曲に対して自分たちでなんやかんや言うやつ)をがんばって書いていきます! 第5弾「夢の海外旅行」 ボーカル・クマガイタツロウ海外旅行初心者の主人公目線の曲です。以下いくちゃんの考察を当時のチーフマネージャーにも指摘されたのですが「違うんです!行ったことないから分からないんです!だから【夢の】なんです!」と訴えるも「分かりづらいよね。」の一言で一蹴。今回もいくちゃんに「歌詞変えないですか?」と言われたけど上記の理由を固辞。いくちゃんはそれ以上何も言いませんでした。 ギター・イクロー「VAO」にライブ盤のみ収録されていた曲。演奏テーマは脱力感。だけど実際はテンポが速いから忙しい。けど、それこそ、忙しい毎日の中で旅行に行って脱力を試みるのと同じやと思うんです。しかしながらこの歌の主人公、最後に「パスポート明日買いに行こ」と言ってるけど、パスポートってそういうのじゃないねん。ドンキホーテとかにないねん。申請して交付されるものやねん。彼は無事海外旅行に行けるのか。よい旅を。 ベース・ムサトロピカル的なジュースって、いったいどんな味なのでしょうね。小さい頃、家族でハワイにバカンスに行った事があるのですが、当時ゲームボーイに駄々ハマりしていた僕はホテルから一歩も出ずにずっとゲームボーイばっかりしていた思い出があります。今はもうゲームボーイも卒業したので、ハワイに行ったとしたらトロピカル的なジュースをきっと飲む事でしょう。そしてスマートフォンのアプリで遊びまくります。海外でしかゲットできないレアなモンスターとか、いるでしょうしね! ドラム・やっちんライブで、全然知らないのにいきなり演奏させられた曲。ムサが振るベースのネックに合わせておけば何とかなる曲。レコーディングではムサと別のブースだったので、脳内にムサを描いて演奏したところ、ワンテイクOK。
クラウドファンディングで選べる初回特典付きワタナベフラワーNEWCD「廃盤回収(仮)」収録予定の楽曲のセルフライナーノーツ(自分たち作った曲に対して自分たちであーだこーだ言うやつ)をがんばって書いていきます! 第4弾「帰ろう」 ボーカル・クマガイタツロウ前のドラムのしんすけが作ってきた時はなぜかリズムがシャッフルで「スキップ感」が凄かった曲。よっぽど帰るのが楽しかったんでしょう。この曲のキーはC。トップはG(ソ)。ワタナベフラワーの歌はおそらくみんなが思ってるより高いです。ちなみに僕はファルセットが出来ないのですが地声のトップはA(ラ)です。自分で書いててこの話心底どうでもええわ〜、って思ってます。帰ります。 ギター・イクロー「ビバ結婚」からの一曲。前ドラマーしんすけの遺産。いまだに一番の名曲と名高いので、そろそろ僕イクローもクマちゃんも頑張らないといけません。そして何よりレコーディングエンジニアの畑田さんが、「時間かかってすみません!でもええ曲なんで!!」と言いながらむちゃくちゃ時間をかけて仕上げた一曲。メジャー感がある。 ベース・ムサシチューの様な暖かい歌です。帰りたくなる家っていいですね。サビのコーラスは歌っていても気持ちがよいです。気持ちよすぎて声が大きくなりすぎて、怒って早く帰りたがってるやつにならないように、注意しています。いつも帰りが遅くなっている方、たまには早く帰ってみるのもよいかもですよ。さ、帰ろう。 ドラム・やっちん前ドラマーのしんすけが作ったという優しさが感じられる佳曲。リズムセクションなのに作曲が出来るとか、正直憎い。帰りたくなる。