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キャンプの守り神 南部鉄玉 鉄のオニオコゼ

狩猟のプロ、マタギたちが御守として持ち歩いたオコゼの干物を鉄玉にしました。鉄分補給やぬか床に使われる鉄玉。キャンプのアイテムとしてもぜひ使っていただきたい。メスティンの重しに、お湯の味をまろやかに、テーブルのオブジェに、そして御守に。

現在の支援総額

277,820

185%

目標金額は150,000円

支援者数

50

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/04/09に募集を開始し、 50人の支援により 277,820円の資金を集め、 2022/04/30に募集を終了しました

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キャンプの守り神 南部鉄玉 鉄のオニオコゼ

現在の支援総額

277,820

185%達成

終了

目標金額150,000

支援者数50

このプロジェクトは、2022/04/09に募集を開始し、 50人の支援により 277,820円の資金を集め、 2022/04/30に募集を終了しました

狩猟のプロ、マタギたちが御守として持ち歩いたオコゼの干物を鉄玉にしました。鉄分補給やぬか床に使われる鉄玉。キャンプのアイテムとしてもぜひ使っていただきたい。メスティンの重しに、お湯の味をまろやかに、テーブルのオブジェに、そして御守に。

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◆はじめに

プロジェクトをご覧くださり、誠にありがとうございます。はじめに私たちの紹介をします。

岩手県下閉伊郡山田町を拠点にEFRICA(エフリカ)の名義でアウトドア製品の企画開発、販売をしております。私はEFRICA代表の中嶋です。

EFRICA代表 中嶋 
EFRICAでは“Feel nature with EFRICA , a fusion of nature and traditional crafts.”と掲げ、
EFRICAの製品とともに自然を感じて自然遊びを楽しんでもらえるよう、岩手の豊かな自然、歴史、文化を取り入れ、岩手の風土の中で製品作りをしております。根幹にあるのは岩手の伝統工芸と融合したモノ作りをしたいという気持ちです。
この度、岩手県奥州市水沢で南部鉄の歴史を受け継ぐ及富さんの協力のもと、オニオコゼの鉄玉を製造しました。この製品を多くの皆様に知っていただきたくこのプロジェクトを立ち上げました。


キャンプの守り神⁉ オコゼ鉄玉



◆なぜオコゼ?マタギとオコゼの話

東北地方などで狩猟を生業にしてきたマタギ。一般の猟師やハンターとは違い、古い方法を用いて集団で狩猟を行うことが特徴で、マタギ独自の儀式や習俗を持っています。アウトドアブランドとして人と自然の関わりを深く知ろうと思い、日本に伝わる山と共に生きた人々の暮らしを勉強する中でマタギ文化に出会い興味を持ちました。


見た目はブサイクだけど…


マタギは山に入るとき、乾燥させた「オコゼ」を紙に包んで常に持ち歩いていていました。天候が荒れると、袖から少し出して山の神に見せるのです。山の神は「女神」で「醜い顔」をしていると言われていました。したがって、見た目がよくない「オコゼ」を見せると、世の中に自分よりもまだ醜いものがあることを知って機嫌がよくなり、天候が回復すると信じられていました。オコゼの干物には御守の意味合いがあるのです。

山の神が女神であるため美しいものに対しては嫉妬し山が荒れ、醜いものは喜んで山が静まると信じられていました。
資料:西和賀町 碧祥寺博物館


我々が大好きな自然遊びにおいてもオコゼを持ち歩いたら・・・きっと御守として守ってくれる!はず。



◆完成したオコゼ鉄玉 キャンプの守り神

オコゼ鉄玉はマタギたちが御守として持ち歩いたオニオコゼの干物をイメージしています。見た目がブサイクなオコゼですが山での安全、祈りの要素が込められています。 安全祈願、天候回復の御守になるように実物を観察し、リアル半分、干物感半分に仕上げました。


自然に溶け込むオコゼたち

ご飯を炊くときの重しとしてちょうどよい




メスティンとの相性もバッチリ!


山に入ったらオコゼご飯を。オコゼ鉄玉を入れてご飯を炊く!または、オコゼを入れたケトルで湯を沸かしコーヒーをいただく!など本来の鉄分補給としての使い方はもちろん、メスティンやシェラカップのフタの重しとしても使えます。つまりインでもオンでもOK!!

※ご飯にサビの色がつくことがありますが鉄分ですので問題ありません。
※鉄玉本体もサビますが使用に問題ありません。

生の鉄ですので、炊飯、湯沸かしなど水に入れて使うと簡単に錆びます。洗ったり拭き取ったりお手入れには手間がかかりますが、それだけに愛着も湧きます。

持ち運びに便利な専用の巾着袋

ブサイクながらも愛らしい姿なのでソロキャンプのテーブルにちょこんとのせておくだけで雰囲気が出ますし、マタギたちの携行品のように祈りを込めた御守にもなれば…という面白い作品です。ぜひ自分のオコゼ鉄玉に名前を付けてキャンプの守り神としていろいろなところに連れて行ってあげてください。



◆製品情報・仕様


・南部鉄 オコゼ鉄玉 

体長:9cm 
横幅:6cm
体高:4cm
重さ:192g(平均)

~お取り扱いについて~・鉄分補給として
炊飯・・・炊飯時、釜に一緒に入れるだけ。ご飯が炊けたら取り出し水洗いし、よく拭いて乾燥させてください。
湯沸かし・・・水と一緒にお鍋ややかんに入れ、沸騰したらお玉などで取り出し、余熱で乾燥させます。

お米を炊くときに入れるだけ。ご飯に鉄の色がついても問題ありません。


お味噌汁、湯沸かしにも。気軽に鉄分補給。

※内部がガラス加工などの傷つきやすい、割れやすいポットには入れないでください。
※表面の錆が気になる時はタワシで擦りながら水洗いしてください。
※塗装や錆防止の酸化被膜加工は一切行なっていない生の鉄です。錆びが必ず発生しますが、鉄分が出ている証拠ですので、ご安心ください。
※使用しているうちに表面の色が黒ずんできますが、そのままご使用いただいて大丈夫です。※長期間の保存は、乾いたキッチンペーパーに包んでジップロックに入れてから冷凍庫に保管すると良いです。

ご飯にサビの色がつくことがありますが鉄分ですので問題ありません。
鉄玉本体もサビますが使用に問題ありません。鉄分が出ている証拠です。


手作り品ですので、大きさ重さ表情に個体差があります。ご了承ください。

 


◆プロダクト誕生までのお話

EFRICAは2021年6月に誕生しました。 岩手を代表する南部鉄製品は当初から一番の目玉として構想の中にあり、EFRICA立ち上げ前より、県内の工房を訪ね歩き、製品の製造先を探して歩きました。その中でたどり着いたのが奥州市水沢の及富さんです。私を出迎えてくれたのは専務の菊地章さんと息子さんで次代を担う海人さん。具体的なカタチがあればすぐにサンプルを作りますよと。こちらが拍子抜けするほどのフットワークの軽さに驚きを隠せない私に、うちとしてもアウトドア関係はやってみたかったと後押しまで。EFRICAにとって素晴らしい出会いでした。オコゼとマタギの話をしたときも専務からぜひオコゼで鉄玉をやりましょう!と。それで決まったのがオコゼ鉄玉です。


及富さんといえば、ゴジラやザクの鉄瓶製作などサブカルチャーへの理解もあり、最近ではアナログレコードのスタビライザーや南部鉄エフェクターなど音楽との関りも話題になりました。チャレンジ精神も及富さんの魅力のひとつだと感じています。



◆南部鉄職人集団 ”及富” 400年の歴史を誇る南部鉄器とは?


南部鉄器は400年の歴史。及富は1848年 嘉永元年創業。南部鉄器は17世紀半ばに当時の岩手県北部を治めていた南部家が、鋳物師を京都などから招いて仏具や茶の湯釜をつくらせたのが始まりとされ、その歴史は400年にもなります。南部鉄器の2大産地である、旧南部藩の盛岡、旧仙台藩の奥州。廃藩置県の後に、岩手を代表する工芸品として、南部藩の南部鉄器、岩手県南部の南部鉄器として総称されます。私たちの工房は奥州で興りました。


私たち及富は鉄器を専門に作るプロの職人集団として1848年(嘉永元年)に創業し、173年に渡りその技術と伝統を継承して参りました。



◆製品ができあがるまで

伝統的な製法で最初から最後まで職人の手が入り作られています。

型作り

納得いくまで何度も何度も訂正し試行錯誤して完成した金型です。


実際に鉄を流し込む型を秘伝の砂から作ります。

鉄器の型を作る様子。生型製法と呼ばれる技法。砂の調合、水分量、細かさを管理するには熟練の技が必要です。



鋳造


湯汲(ゆくみ)に入った鉄を型に流し込む工程。鉄の温度が製品の良し悪しを左右するため、肉眼で見極めながら作業にあたる。↑画像の作業者は専務 菊地章氏。





鋳造後、型から掘り出されたオコゼ鉄玉。


仕上げ





型から取り出した鉄はをヤスリや砥石を用いて、一つひとつ丹念に仕上げられます。


完成。すべての工程に人の手が加わっています。

裏面にはEFRICAロゴと及富さんの家紋入り

及富さんと様々なプロダクトを進めてきたこの1年間。作品が生み出されるまでのいくつもの工程とそこにかける職人の想いや仕事を目の当たりにし、やって良かったなと心から思っています。オコゼ鉄玉の金型が完成し、初めての鋳造、仕上げ、ひとつずつ作品として命が吹き込まる瞬間は感動の連続でした。気持ちのこもったオコゼ鉄玉を早く皆様に届けたいです。



◆今後の予定とリターンについて
 

オコゼ鉄玉、そしてEFRICA応援の販売グッズなどご用意いたしました。詳しいリターン品についてはリターンページをご覧ください。

EFRICA×及富  開発風景 及富 菊地海人氏 熊谷龍氏

EFRICA×及富ではオコゼ鉄玉の他、南部鉄製のアウトドア製品を開発しています。現在、構想にあるのは今までにない⁉ギミックのスキレットや機能美を追及した南部鉄ケトルなどです。今回のオコゼ鉄玉販売による収益、皆様からの支援金はCAMPFIRE手数料と決済手数料、商品の配送料、今後の製造開発費に当てさせて頂きたいと考えております。EFRICAの南部鉄シリーズへの応援よろしくお願いいたします!

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


◆プロジェクト スケジュール

2022年4月10日 プロジェクト開始

2022年4月30日 プロジェクト終了

2022年5月上旬  製品発送開始予定 


◆最後に

EFRICAは昨年の6月に立ち上げたばかりのメーカーです。キャンプなどの自然遊びアイテム、アパレル製品をネットストアにて販売しております。現在は2022年中のリリースを目指し、岩手に由来のある南部鉄、染物、織物、漆製品、木工品などの試作造りやテスト中です。

岩手発アウトドアブランドEFRICAへの応援よろしくお願いいたします!



◆アウトドアブランド EFRICA

EFRICAは岩手発アウトドアブランドとして2021年6月に誕生しました。自然を感じる時、そこにEFRICAがある。豊かな自然、歴史、文化を持つ岩手は古くより多種多様な工芸、民俗芸能が地に根付き、人々の手により継承されてきました。“Feel nature with EFRICA , a fusion of nature and traditional crafts.”というコンセプトを掲げ、脈々と受け継がれてきたこの伝統を取り入れ、岩手の風土の中でモノ作りをしています。

EFRICA(エフリカ)の「エフ」は運営会社である「BASE OF F」から由来しており、FはFamilyやFriendなど私たちにとって大切なものの頭文字として使われている重要なキーワードです。また、「リカ」はスペイン語で「豊かな」を意味する「rica」から名付けています。豊かな時間を過ごすアイテムを自然豊かな岩手からお届けします。

 

◆EFRICA運営会社 BASE OF F (ベースオブエフ) 

会社概要
ギター初心者にとって最初の試練となるFのコードの指づかい。Fを押さえられるようになると、そこから一気に出せる音が増えていきます。あきらめずに壁を越えるとそこには広い世界が待っている。自分達がずっと心に描きながら実現できなかったことにチャレンジする会社にしたい、そして製品がユーザー皆様の世界を広げる何かのきっかけになって欲しいという願いが社名に込められています。Family、Friendなど大切なものの頭文字でもあるF。自社ブランド、EFRICAにも含まれるF。いろいろなFのベース基地となる会社です。

最新の活動報告

もっと見る
  • EFRICAの中嶋です。日頃のEFRICAへのご愛顧ご支援、誠にありがとうございます。本日は新たなチャレンジのお知らせとなります。この度、オコゼ鉄玉、オコゼパンに続くEFRICA×及富第3弾のコラボアイテムが完成いたしました。その名も南部鉄ケトル”イノシカです”ようやくお披露目となります。キャンプギアとして圧倒的な存在感。焚火に映える姿。焚火台や五徳に直置き、トライポッドで吊るしても良し。薪ストーブとの相性も抜群です。鉄瓶のもつ機能美がアウトドアというフィルターを通しても薄れずに上品な佇まいとともに表現されています。ガス火はもちろん、IH対応ですので日常の普段使いケトルとしてもおすすめの製品です。詳しくは公開前限定の下記URLよりご覧ください。https://camp-fire.jp/projects/668726/preview?token=8481jsbq&utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_showぜひお気に入り登録していただき、公開をお待ちくださいませ。今後ともEFRICAをよろしくお願いいたします。EFRICA中嶋 もっと見る

  • 本日発送させていただきました!

    2022/05/01 13:33

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 今回、クラウドファンディングにてEFRICAへの応援、製品を購入していただき誠にありがとうございました。おかげさまで、目標額を達成することができました。ご協力いただきました皆さまに恩返しができるよう、今後もがんばっていきます。今後の南部鉄製品などのプロジェクトの進捗につきましては、クラウドファンディングサイト及びEFRICAホームページ、SNS等で随時ご報告いたしますので、ぜひご覧いただけますと嬉しいです。今後とも応援よろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。 もっと見る

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