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Le SALON 2018 に和紙人形を届けたい。

和紙人形作家 伊藤叡香がフランスの国際美術公募展「Le SALON 2018」に入選しました。しかし作者が渡仏を断念しています。そこで作品を展示会に届けるため、皆様のお力添えをお願いしたいのです。

現在の支援総額

601,000

75%

目標金額は800,000円

支援者数

61

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/12/27に募集を開始し、 61人の支援により 601,000円の資金を集め、 2018/01/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

601,000

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目標金額800,000

支援者数61

このプロジェクトは、2017/12/27に募集を開始し、 61人の支援により 601,000円の資金を集め、 2018/01/30に募集を終了しました

和紙人形作家 伊藤叡香がフランスの国際美術公募展「Le SALON 2018」に入選しました。しかし作者が渡仏を断念しています。そこで作品を展示会に届けるため、皆様のお力添えをお願いしたいのです。

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▼はじめにご挨拶

はじめまして。長野県松本市で 和紙の専門店 紙舘島勇 を経営している伊藤慶と申します。

当店は全国から和紙を仕入れて販売しているお店です。

今回は私の母、伊藤叡香(いとうえいこ)が作る和紙人形について、お願いがあります。

伊藤叡香が作る和紙人形は、和紙を使った一つの表現方法として、40年ほど前から独学で作り続けている人形です。

和紙が織りなす柔らかな質感と、独自の概念で作り上げる迫力ある立体立像は、身内の贔屓目を差し引いても素晴らしいモノと思います。

その確証として、昨年、ひょんな事から応募した伝統あるフランスの国際公募展「Le SALON 2017」で入選しました。

 

【Le SALONとは】

1667年、ルイ14世の提言により創設された世界最古の公募展。400年の歴史の中ではマネ『オランピア』、ドラクロワ『民衆を導く自由の女神』、アングル『グランド・オダリスク』、ミレー『種をまく人』、ジェリコー『メデューズ号の筏』、ルノワール『シャルパンティエ夫人と子どもたち』、モネ『緑衣の女』、セザンヌ『画家の父』など、歴史的に著名な作家が名を連ねます。現在 Le SALON はパリの「グラン・パレ」に作品が展示され、美術界では大変名誉な国際公募展です。

 

フランスの皆さんが和紙人形という日本の文化を理解した上で、選んでいただいたことと、本人も喜び、展示会に参加してきました。(Le SALON 国際公募展は入選作品を集めて、展覧会を行い、その期間中に金・銀・銅賞を選びます)

今年は「昨年入選したからとりあえず応募してみよう。きっと落ちると思うけど」と軽い気持ちでしたが、予想に反して2作品が入選しました!

ところが、作者は同じ時期にどうしても欠席できない用事があることと、御年76歳で、長旅が少々辛いとのことです。選ばれたのは大変嬉しいのですが、フランスまで行くのは勘弁して欲しいと申しております。

公募展では作品を送って展示してもらうことは出来ず、基本的には搬入・搬出を作者(または関係者)が行わなければならないのです。もし持ち込めない場合は入選を辞退したことになるそうです。

そこで...

▼このプロジェクトで実現したいこと

作者本人は行けないのですが、代わりにフランス語の堪能な信頼できる人2名に現地へ人形を運んでもらうことになりました。

このプロジェクトでは、その2名の旅費、和紙人形の輸送費(基本的には2名と同じ飛行機で貨物輸送)を支援してもらえれば思います。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

栄えある国際公募展に2年連続で入選するも、その場に行けない作家の代わりになんとか作品を届けたいという一心です。

和紙を扱うことを生業としている立場としても、日本伝統工芸である千代紙や友禅紙が、一つの美術品として異文化の中で称えられるのはありがたいことです。そして公募展は一般公開され、多くのフランスの皆様にご覧いただけるとのことですので、フランスと日本の架け橋として、少しでも貢献できればとも思っています。その為にもぜひ作品だけでも届けたいと願っています。

展示を終えて帰ってきた人形は、4月頃に企画している和人形作品展で展示を行います。松本市と長野市の2ヶ所を予定しています。開催日時・場所等は 和紙の専門店 紙舘 島勇 で随時発表していきます。

フランスで評価をいただいた人形を、多くの皆様にご覧いただければと思います。

▼これまでの活動

伊藤叡香(本名:伊藤栄子)

40年以上に渡り、独学で和紙人形を作り続けている。

2002年に、作品写真集と和紙人形の作り方を掲載した「和紙人形を創る」を出版。

同年より和紙の専門店 紙舘島勇にて和紙人形教室を開講。

2003年から、年1回のペースで新作和紙人形作品展と教室の生徒による作品展を開催する。

2016年、Le SALON 2017 入選。(カテゴリー「彫刻部門」)

2017年2月、入選作品展「Art CAPTAL」出展。

※もちろん「和紙人形」というカテゴリーはないので、彫刻部門に応募しました。Le SALONは1667年から始まる世界最古の公募展ですが、和紙人形が入選することは初めてとのことです。会場では「もっと固い素材で作るべきだ」など揶揄されたようですが、多くの方に部門を越えて素晴らしいとお褒めいただきました。

2017年12月、Le SALON 2018 入選。(カテゴリー「彫刻部門」)

▼資金の使い道

作品の運搬、作品展への搬入および搬出、会場での写真撮影などを行ってもらう2名の旅費。

作品2体を運搬するための費用。

▼リターンについて

1.伊藤叡香の作品写真はがきでお礼文を添えてお贈り致します。

2.紙舘島勇謹製の手ぬぐいと伊藤叡香の作品写真はがき9枚セットにお礼文を添えてお贈り致します。

3.支援者のお名前またはご希望のお名前を印刷したオリジナルの便箋セット(写真左)と伊藤叡香の作品写真はがき9枚セットにお礼文を添えてお贈り致します。

4.伊藤叡香の過去の作品「童子 月見の義」を1口に付き1体とお礼文を添えてお贈り致します。数量は3体です。申し込み時にお選びいただけます。

5.伊藤叡香の過去の作品「光源氏 舞」を1体とお礼文を添えてお送り致します。

▼最後に

個人の作品が入選したことを発端とするため、プロジェクトを立ち上げるには少し利己的な要素が強いようで申し訳なく思います。

しかし、日本の文化を伝える一つの手段としては、そのステージは大きく、効果も期待できるところです。

信州・松本という田舎のおばあちゃんが作った人形が、遠くフランスの地で高く評価されるのは、我が母ながら誇らしく、多少なりとも皆様にも知っていただければ思います。(これも息子としての私自身の利己的な希望ではありますが...)
なにとぞご理解の上、皆様のご支援をお願い申し上げます。

最新の活動報告

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  • Le SALON 2018 で審査員特別賞を受賞した「性 -saga-」が帰国したので、信濃毎日新聞に取材していただきました。 なぜか「紙舘島勇」が一文字も出てきませんが、新聞の掲載写真は当店の伊藤叡香です(・∀・) 記事にある通り、クラウドファンディングのリターンは随時発送を開始しております。 ご支援いただきました皆様には、今しばらくお待ち下さいますようお願い致します。 4/5(木)〜9(月)に受賞作品を含む過去作品を展示する「喜寿展」を開催致します。入場は無料ですので、ぜひご来場ください!   もっと見る

  • な!なんと!!

    2018/02/18 17:49

    大変名誉な事に、伊藤叡香の和紙人形作品「性 -saga-」が、審査員特別賞に選ばれました!審査員特別賞は金、銀、銅賞の他に、審査員の心に衝撃を与えた作品に与えられるもので、今後の更なる成長に期待して贈られるものなのだそうです!2年目の入選で選ばれるのはとても珍しいそうで、大変な名誉との事です!未だに信じられません! これもひとえにファンドで後押しして頂いた皆様、様々な手配に協力してくれた友人、現地で活動してくれている友人など、上げればキリがないほど多くの皆様に支えられた結果と思います。この場を借りて心より感謝致します!ありがとうございました! いよいよ現地時間で明日、入選作品展「ART CAPITAL」が終了し、2月22日(木)に帰国予定です。帰国後は紙舘 島勇で確認と修繕を行い、その後同店で展示致します。ぜひお店にお越しいただき、審査員特別賞を受賞した人形をご覧下さい! また、4月5日(木)〜4月9日(月)まで、i-City21にて、人形展を開催します。もちろん今回出品した作品も展示致します。今回は伊藤叡香の喜寿でもあるため、長年作り続け保管してある過去作品も展示する予定です。詳細が決まり次第随時ブログでお知らせ致しますので、お楽しみに♪ こんな名誉なことが起きると思っていなかったのですが、いざ実感すると「もっといろいろな人に和紙人形を観てもらいたい!」という気持ちが湧いてきます。スケジュールの都合で6月中旬まで開催することは出来ませんが、7月頃に長野市で、それ以降もどこかタイミングが合えば開催したいと思っています!「いい展示スペースがあるよ」あるいは「ウチでやってみない!?」って方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡をお待ちしております!東京で開催できたらいいなぁ〜...なんて野望も... まずはご報告まで! もっと見る

  • ART CAPITALでは、2月14日〜19日の開催期間中、一般の方の入場が可能で、多くの方が来場されるそうです。前回は母がその場で受け答え(もちろん通訳有り)をしたりして、実際に観覧者の皆様と話しができ、作家も楽しい展示会なんだそうです。この開催期間中に審査員が作品を審査します。審査員は5〜7名ほどで、順番に作品を見て、その場で挙手で評価していくそうです。意外とアナログなんです。審査の結果、最終日までに金賞・銀賞・銅賞が各カテゴリーから選ばれるそうです。 作品の素晴らしさはもとより、フランス美術界への貢献度(例えば今回の展示会にボランティアを行う等)も加味されるそうです。そう聞くと「よそ者は評価しない」みたいに聞こえますが、美術というモノを、一過性のものではなく社会全体の必要な要素として考えているからなのでしょう。美術作品の中で暮らしてきたとも言える、フランス人の歴史が垣間見られます。 と言っても、2年以上連続で入選すれば選ばれることがあるそうなので、期待はしてしまいます♪ 引き続き、写真が届きましたらご報告致します。 もっと見る

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