はじめに
能登半島地震で亡くなられた方々には衷心からお悔やみを申し上げるとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。 被災地の皆様の安全と一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。
12月の活動報告
久々の活動報告になりますが、まずは矯正展のご報告から始めたいと思います。その後は、若干前後しますが、12月の活動をご報告をします。
矯正展のお礼とご報告(24.12.09~10) 12月9、10日、初冬にしてはあたたかな陽射しの中、東京国際フォーラムでは全国矯正展が開催されました。
告知のおかげで、ホームページを見てくださった方やDOOR関係の方、クラウドファンディングにご協力いただいた方など、多くの方にお店を訪れていただき、お会いする度に大変嬉しく感じました。来ていただいただけでも嬉しかったのですが、皆さんに商品を褒めていただき購入いただいた時は、スタッフはみんな心の中で感動の涙を流していたと思います。もちろん、みとびらのことを知らなかったけれども、当日商品をお手に取っていただいた方を含めすべてのお客様に感謝しております。
メイトさんたちが作った商品が市場で売れるということは、先生方の縫製指導に応えたメイトさんたちが良い商品を生産し、お客様に選んでいただけたということであり、メイトさんたちの前進を大変誇らしく思うイベントでした。
そして、NIJIMUとLinkの二つのブランド展開で販売していたのですが、Linkの商品はなんと二日で完売いたしました。ここに厚く御礼申し上げます。
空飛ぶタペストリー 藝大のクローズミーティングで、ボランティアにお披露目されたタペストリーは、丁寧に梱包されて手荷物として飛行機に乗り、美祢センターへと運ばれました。ボランティアによって仮止めされたパーツの最後の工程を行うためです。
みとびらメイト達は、1年間に渡って磨いて来た縫製スキルを、ここでも発揮してくれました。その作業のお陰でパーツはしっかりと固定され、作品として展示できる状態に仕上がりました。
この作業の後は、また空の旅をして事務局に帰ったタペストリーは、額入れ作業にはいります。
美祢社会復帰促進センター訪問(2023.12.03) 3名のみとびらメイトさん達は、ひとりはあずま袋、ひとりはフリンジのアイロン掛け、ひとりはさかなチャームの縫製をしていました。
さかなチャームを縫っているメイトさんの作業台には、丁寧にカットされ、配色を考えて並べられた布が置いてあり、それはまるで熱帯魚の群れのようです。
みとびらでは布地選びや配色も、メイトさん達にお任せしています。自分で考えて自分で決める事は、物づくりの基本であり、そこにこそ作る楽しさがあると考えているからです。作業台の上で楽し気に泳ぐ布のさかな達は、みとびらの目指す所、そのものだと感じました。
その後、メイトさん達が手を入れてくれた、タペストリーを受け取りました。美祢センターで、1年間に渡って磨いて来た縫製スキルを発揮して、パーツを留め付けてくれたのです。その作業のお陰でパーツはしっかりと固定され、作品として展示できる状態に仕上がりました。
冬が舞い戻った日に藝大で(2023.12.17) 12月に藝大で、みとびらブランドNIJIMUの撮影を行いました。みとびらとしては、ほぼ1年振りの撮影でした。
当日は冷たい風が吹いていましたが、日差しは明るく暖かく、色とりどりの枯葉が足元で楽しげに踊っていました。
今回モデルをお願いしたのは皆さまお馴染みの李さんと、現役藝大生でモデルは初めての方でした。
初めての撮影でさぞかし緊張したと思いますが、カメラマンの北澤さんが動きを付けてくれたり、李さんがアドバイスをしてくれたりと、時折笑い声も起こる和やかな撮影となりました。
※みとびら公式HPには詳しい報告がありますので、是非そちらもご覧下さい。