こんにちは、虎鉄堂製作所です。
本日は武骨壱の特徴③『”黒皮鉄”素材を生かした焚き火台』についてご紹介いたします!
武骨 壱は「黒皮鉄」を採用しています。
皆さんは黒皮鉄という金属をご存じですか?
名前の通り、表面に黒皮(クロカワ)と呼ばれる黒色の膜を持った鉄材です。ほのかに青く光るような黒色と、手触りやなど素材感を味わえることが魅力です。
この黒皮は、塗装のように意図的に付けるものではなく、鉄材が作られる過程で自然に発生します。そのため色の濃淡やムラ感があり、同じ物を作っても表情に個体差があらわれます。
特徴1.独特の色味・素材感
塗装では隠されてしまう、鉄が本来持っている傷、色ムラ、凹凸などの素材感が、黒皮鉄にはあります。そんな飾り気のない無骨な姿は、不思議な魅力を持っています。
特徴2.個体ごとの個性
黒皮は先述の通り自然発生するものです。その色合いや表面の手触りには、素材ごとに多少の個体差があり、そのため黒皮鉄で作られた製品には、全く同じものはありません。
特徴3.経年変化の味わい
着色塗装やメッキをしっかりとかけられた鉄は、塗膜に守られている間はサビや変質などの心配が少なく済みます。
それに対して黒皮鉄は、よく触るところの色は濃く変わったり、気がつけばサビが現れたり、環境によって少しずつ変化していきます。
履きこんで育てたジーンズのように、手入れを重ねた革靴のように、黒皮鉄の表情にも使用する人の関わり方が現れてきます。
そうして時間とともに、愛着と味わい深さが増していきます。
”自分だけの焚き火台を育てる”
そんな楽しさが武骨 壱にはあります。