アメリカで飛行機乗りだった森さん。そのイメージのさし絵を入れ、割付を進めています。森さんの文章は、論理的でシャープです。視線入力のために、頭の中でまとめてからアウトプットしておられるためなのか、そもそも森さんの頭の中には筋道のはっきりした言葉が湧いてくるのか、とにかく読み手の心にまっすぐに届く文章なのです。ピーンと張りつめた、すがすがしい文章は、私自身、学ぶところがとても多いです。
編集作業、進行中です!!!本の装丁は横書きに決めました。森さんは、視線入力で左から右へ文字を刻印していくので、その感覚を読むかたにも共有していただけたらと思ったからです。そして最適の書体を選び、字間・文字間を絶妙な間隔に調整して、協力者のデザイナー亀田さんが組み上げてくれています。これは森さんの視線入力原稿のままです。タイプミスがなく、論理的で驚嘆します。この森さんの本を1日も早く皆様にお届けできるよう、そして一日千秋の思いで待ってくれている森さんがご自分の著書と出合えるよう、頑張っていきます。引き続き応援くださいますよう、よろしくお願いします!!!
日本全国からあたたかいご支援をいただき、とても感激しております。本当にありがとうございます。森さんから原稿を預かったのは2018年のことでした。そこには、体が動かせず、言葉を発することもできない森さんが、視線入力という方法で記した4万字もの言葉が綴られていました。1文字1文字、魂を刻印した言葉に、私は強く心をゆさぶられました。森さんが望む、本の出版を実現したいと思い、このプロジェクトを始めました。プロジェクト終了まで7日となりました。引き続き、皆様のお知り合いにお伝えいただけたらありがたいです。よい本にできるよう、頑張っています。どうぞよろしくお願い申し上げます!!!山下和子