大変ご無沙汰しております。
改めまして、キッチンカーへのご支援、心からの感謝を込めてご挨拶申し上げます。
皆さまのご厚意によるご支援のおかげで、滋賀県をはじめ、京都、大阪、奈良、三重、愛知、東京、千葉と、多くの地域でウクライナ料理を提供する機会を得ることができました。
戦争のイメージが強く、どこか怖く、暗い印象を持たれていた『ウクライナ』の国の雰囲気を、ウクライナ料理やウクライナ人との出会いを提供することで、明るく前向きで、困難にも屈しない国のという部分もあるということを、世の中の方々にお伝えできているのは、すべてあの時の皆さまのご支援のおかげです。
義母イリーナさんも、このキッチンカーの始動に続き、昨年5月に開店した彦根城上下町の実店舗でウクライナ人スタッフや日本人スタッフと共に毎日楽しく懸命に働いております。
お客様や彦根市内の方々との日々の交流を通じて、日本での、そして彦根での生活に馴染むことができました。義父は、依然として日本に来ることは叶わず、正直今でも不安の気持ちは絶えませんが、同時に、楽しい気持ちや希望を持てていることが、イリーナさんや私たち家族の支えとなっております。ありがとうございます。
表題の件について
先月の大震災を受け、地震発生当初から私たちも、何か支援できる方法はないかと模索しておりました。そして、この度、ウクライナ大使館の紹介で現地のNPO(ピースウィンズ・ジャパン)や行政と連携し、支援の機会を得ることができました。
皆さまから授かったこのウクライナキッチンカーで、被災地支援に向かいます。
2/5 ウクライナキッチンカーで珠洲市役所へ伺い、被災者の方々に私たちのボルシチを500食、無償提供いたします。
故郷や友人が悲惨な状況に見舞われる悲しみは、ウクライナ人にとって身に染みて感じられます。ウクライナにいる私たちの友人たちも、強く共感しているようで、私たちのこの活動を応援してくれております。
このキッチンカーを通じて得た可能性を、今後は感謝の気持ちを込めて多くの方々のために貢献していきたいと考えております。改めて、本当にありがとうございました。
今後とも、私たちの活動にも、ご注目いただければ幸いです。
p.s. 滋賀の方々へのお願い
皆さまにお願いがあります。
パンやインスタントラーメン、お菓子などの食料品を寄付していただけないでしょうか?
ボルシチだけでも、心温まる支援になりますが、追加で食料品があれば、彦根市をはじめ、滋賀県の皆様からの支援のメッセージとなり、被災者の方々をさらに勇気づけられると思います。
寄付を受け付けるのは、以下の日程です。
- 2月2日(金) 11:00〜17:00
- 2月3日(土) 11:00〜17:00
- 2月4日(日) 11:00〜12:00
ファイナの店舗(滋賀県 彦根市 本町 1丁目7-36)でお預かりします。
被災地の方々への心からの支援に、皆さんの暖かいご協力をお願いいたします。
この活動を通じて、絶望や不安の気持ちに苛まれる被災者の方々に、支援の意志を届け、わずかな時間だけでも、明るい気持ちや幸せなひとときをご提供できれば幸いと思っております。ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。