2022/07/15 11:45

みなさんこんにちは。花岡春菜です。

さて、私花岡と、モデル雑魚ドールさんとの写真集プロジェクト、

ついに残り12時間となりました。


ここまで無事に駆け抜ける事ができ、本当に良かったです。

支援者の皆さん、本当に本当にありがとうございました。


私は、写真(ポートレート)を撮っている時、ゾーンに入る感覚が分かります。

無我夢中で目の前にいるモデルと対峙し、没頭する時間。

『良い写真』を撮るためならほぼなんだって出来てしまうし、

過酷な環境で撮影する事こそが、やりがいや充実感に変わっていきます。


しかし、最近の私は…どこか撮影を『こなす』ようになっていました。

撮影に対する体力が付いてきたんだと思います。

正直、今後の撮影もこなしてしまわないか不安です。


体力が付いてきたと同時に、モデルさんとどう接したらいいか、選択肢が増えるようになりました。

きっと心許せる相手との撮影でないと、「ああして」「もっとこうして」という指示がうまく出来ないんだと思います。

モデルさんに対して優しく接しなきゃ、なんて雑念がある状態では、良いものが出せるわけもないのに。

人って難しいですよね。

なんというか…人としては優しく接したいけれど、撮影中はたとえどんなに厳しい言葉でも

まっすぐ伝えないと、その場での私の情熱が冷めてしまう、そんな感じがあるんです。


『今撮りたいから。今、こうしてください。今じゃないとダメなんです。』


私はそういう没頭した気持ちで撮影に挑んでいます。

だからモデルの雑魚ドールさんとも、もっと、海に呑まれてほしい、寒いけどもっと写ってほしい、もっと泣いてほしい。

そうやってこれまで撮影してきました。


きっと。今回の写真集でもそんな撮影になると思いますし、そういう撮影にしたいです。

私のカメラの前に立つ人には…写る事を諦めないでほしいですし、一緒に良いものを作るという意識を忘れないでほしくて。

今日はそんな文章を書いています。


なんかわがままですみません…。

どうしてそんなにわがままなのか、というと


すべては、良い写真を撮りたいがためで。

私は写真が大好きです。人の写った写真がとにかく好き。


ちょうど5歳とかそのくらいの頃に、進〇ゼミのしま〇ろうの教材で、使い捨てカメラが届きました。

私はすぐに母親に「撮りたい!」と言って、

母親を連れて家の外に出ました。

そして私が一番に撮ったのは、母親でした。

次に、近所で遊んでいた同い年の友人を撮った事を覚えています。

私はその頃から、『人物写真』に興味があったし、撮りたかった。


この記憶はずっと頭から離れません。

私自身から生まれる『人が撮りたいという欲求』が生まれつきのものなんだと確信した出来事でした。


その当時も、『もっと撮り続けたい』『良い写真が撮りたい』という気持ちがあったし、そう思った事も覚えてます。

だから私のカメラの前に来るのはとても大変な事だと思います。

とても覚悟がいる事だし…私の写真への情熱が強すぎて…

時に過酷な指示を受け後悔する事もあるかもしれません。


だからこそ私の写真に写りに来てくれる人を大事にしたいですし、

何度か写っても、「それでも」という気持ちで私のカメラの前に来てくれる人とは、全身全霊で撮影したいと思ってます。


そして今回のモデル雑魚ドールさんも、そのうちの一人です。

色々大変な事もあるかと思うけど、一緒に頑張っていこうね。


少々長くなってしまいましたが…

最後までどうか、よろしくお願いします。


私は写真が大好きです。


支援者限定公開で、撮影のオフショット等載せていきたいと思ってますので、

気になっていただけたらぜひ支援していただけると嬉しいです。


それでは。

花岡春菜