なぜ、紙の出版物にこだわるのか?私は、紙の本が好きである。何故か?本には、その実物の本自体の歴史やストーリーがある。同じ本であっても、誰が所有し、どう流通して、今はどこの誰の手元にあるのか、という色々と思いを馳せることができる。芸術作品に近いものが、紙の書籍にはある。ちょっとした書き込み、折れたページや付箋、背表紙の汚れの一つ一つが時とともにオリジナルのものに昇華していくのだ。さて、今回は、雑誌創刊にあたってのブログである。【THE RACE】という今回制作している雑誌を作るまでに七冊以上に出版に私自身は関わってきた。THE RACE クラファンゴーストライターをしたり、企画編集をしたり、広告営業をしたり、クラファンをしてみたりとありとあらゆる取り組みから本を創ること、本を流通させることをチャレンジしてきた。まず、最初に出版をマーケティング的に使って出版したのが、前職時代につくったこの書籍である。帯へのコメントの依頼も含めて、色々と動いてやりきった。●満員電車にサヨナラする方法(2013年)書籍詳細その後、ランサーズ社にて、クラファンでお金を集めて自費出版本をつくることになる。フリーランスの方々の働き方、暮らし方を紹介する本の誕生である。●時間と場所にとらわれない働き方(2014年)書籍詳細この本は、口頭筆記という方法で私が口述した内容をランターの方が文章にしていただき、書籍化してもらったもので、著者名として代表の名で出ているのも、会社のPRとして戦略的につくった書籍だからなのである。とわいえ、今読んでも全く古くないし、何せ、コロナ禍のリモートワーク時代を6-8年も前に実践してたというのがセンス良いよね、と自画自賛w●0 to 100 会社を育てる戦略地図(2017年)書籍詳細商業出版ということで、ポプラ社の編集のAさんに大変お世話になった一冊。実は2015年にキックオフしてから、4回ほど丸ごと書き換えて、、、私が最初に書いた内容が一般的に難しすぎるということでボツに、ライターの人に口頭筆記してもらったが途中でそのランターさんが投げ出しボツに、改めて自分で書き直してみたが、、、一般的な人の表現、言葉で書くのは難しくて、、、再度、出版社の方にライターの方を新たに紹介していただき、既存のボツ内容を統合してもらい、また、口頭筆記もしつつ、四度目の正直で完成した、約2年半の歳月をかけて出来た素晴らしい書籍です。ベンチャーやる人、ベンチャーで働く人は必読書ですよ!(真剣)●逆境のビジネス略歴~山口豪志編①~(2019年)書籍詳細●逆境のビジネス略歴~山口豪志編⓪~ (2019年)書籍詳細この二冊は、2019年に35歳になったことを記念して、今までの自分の半生をまとめて書いた本でして本当に濃い人生だった、、、なと改めて自分で見ても面白い内容です。(苦笑)●Jumpstart Japan(2019年)書籍詳細:記事見れますこれからはアジアの時代!ベンチャーはアジアを巻き込んでさらに大きく!という意志と勢いで作ったベンチャーフリーペーパー!広告主も多様で、結構話題になり、TSUTAYAでも扱ってもらうほどになりました!香港法人をつくって代表になって、商売していくぞ!というタイミングで、香港デモ、終わりました。●就職活動から卒業する方法: 〜ビジネスモデルを知って人生の地図を手に入れよう〜(2021年)書籍詳細学生の方々と4年くらい揉んできて、口頭筆記したり、学生の疑問に答える形式で作った書籍。すごく良い内容だと思うので社会人0年生(就活生)は是非ご一読を!これ以外にも、書籍制作やWEBメディア創刊やら相当の数のメディアをつくってきて、満を持して、人生の全てを投入して作りだすメディアが、『THE RACE』なのです。WEBメディアもあります。THE RACE webまだまだ、あと1週間、紙で雑誌を手に入れるチャンスがあります。紙媒体は、保存性が良いのです、100年なんて当然残ります。数百年でも残せますよね、すごいですよ、紙は!泣いても笑っても、この期間を過ぎると、紙の雑誌は永久に手に入れられませんよ。是非とも、買い忘れなきように。THE RACE クラウドファンディングチャオ!
美術商 の付いた活動報告
2018年の夏頃、投資先の起業家が私に私が好きそうなアートがあるから、と浅草橋の近くにあるギャラリーへ連れ立って行ったのが、最初の出会いだった。池内務さんは、日本の現代アートを90年代から牽引する、レジェンド的な人だった(らしいのだが、)なんの知識も事前情報もないままに、ガタイの良い方だな、良い意味でクセが強い、酒も強い、ゴツゴツした漢っぽい人だなという印象だった。その池内さんとの出会いが、もう、4年も前になる。その際に、投資先の起業家が私が好きそう!と言っていた作品、昆虫の自在置物の作者こそ、満田晴穂さんだった。彼の生み出す昆虫たちは、生きているようであり、また、イキイキとした体つきは本当に神技で、私のような昆虫マニアは釘付けになった。さまざまな作品を、チャンスがあれば買い集めてきて、コレクターになってしまってはや4年。満田さんは、どんどん有名になり、TV番組でも何度も出られてて、すっかり平成・令和の自在置物師、金工作家としてのポジションを確立された。東京交差点 #115「自在置物」 -自在置物作家・満田晴穂【超困難】「メタルクワガタ」の作り方。自在置物作家・満田晴穂 How to make the metal stag beetleおそらく、100年後もこのカテゴリの芸術品を江戸から明治、現代という時間の推移の中で間違いなく彼の偉業は美術史に残り、また、語り継がれる事になる。それだけのことを成した満田さん、それを世に出した池内さん、お二人の対談が、今回の雑誌で叶ったことが、とても嬉しいし誇らしい。全文は雑誌内の記事のみでしか読めないが、その一部をWEBメディア『THE RACE』でも読めるので、ぜひ、ご覧いただきたい。「100年後のやつらざまあみろ、俺たちの時代はこんなに楽しかったんだ(笑)」 自在置物作家 満田晴穂×美術商 池内務 対談