この7年、皆さまそれぞれ、人生観が大きく変わったのではないでしょうか?
東北復興地に足を運び続けて、延べ回数が150回を超えていました。
7年の年月は、容赦なく過ぎていきます。
その間、それぞれが東北にどう気持ちを寄せていくかを考えたり行動したり、見直したり構築したり。
きっといろんなことがあったことでしょう。 私も勿論そうです。
復興応援紙芝居活動を始めた当初は、ただただ私が皆様に何かが出来たらと思い、
後先考えず、紙芝居片手に交通網も断たれた東北復興地に1人で入り、
避難所にお願いして紙芝居をさせてもらう。
徒歩1時間かけて避難所回りをしていた時もありました。
今は、現地の方との絆が深まり、支援に行くという感覚ではなく、
親戚のおじさんおばさん、甥っ子姪っ子いとこに会いに行く、そんな感覚です。
継続して東北復興地に足を運ぶことで、私が東北から教わったことは
計り知れないくらい多いし尊いです。
それを経て、今も私が東北に足を運んでいるのは、そんな東北の皆さまへの感謝の気持ちです。
そのひとつとして今私が行っているのは、東北復興地の自然や伝承を、
オリジナルの紙芝居にして、東北以外の場所で上演すること。
東北ってこんなに自然豊かなんだよ。
自然と共に暮らしがあったんだよ。
お天道様が出れば手を合わせる。
水が飲めれば感謝する。
自然をありがたいものだというspiritsを忘れていないよ。
そんなことを、 紙芝居で伝えたいという想いがあります。
当日は、現地の方々のお話しを元に、私がオリジナルで制作した東北復興地のお話しを、
おとどけしたいと思っております。
今一度、7年前の3月11日に想いを寄せてみるきっかけとなれば幸いです。