2月も後半に入りつつあるのに、今日も雪の大船渡、、、
今年は春がまだまだ遠いのでしょうか。
3月10日の『いのちてんでんこ』鎌倉公演に向けて、着々と準備が進んでいます。
今日は、親子でお面作り。
お母さんたちは、トンカチでトントン、
子どもたちは、のりでペタペタ。
みなさんのアーティスト魂をくすぐったようでした。
これらのお面によっていつもの公演とはひと味ふた味ちがうステージになるはず。
郷土芸能ではお面をよく使います。
お面をつけ、神々を知る。
津波で道具を流された芸能団体も多くありました。
道具は大切です。
でも、道具がなくても芸能は失われない。
芸能の精神は地域に、人々の心にあります。
震災後、道具のないまま、または手作りして、
舞いました。
そうやってひとつひとつ乗り越え、進んできました。
仮面はそんな生命の力を象徴しています。
過去から現在へ、そして未来へ、つなげる面。
三陸と開催地もまた、面でつなぎます。
今回の鎌倉公演では、こんな命の力も感じていただければと思います。
【未國ミュージカル『いのちてんでんこ』】
3月10日(土)昼公演13:00 夜公演17:00
鎌倉芸術館 小ホール
チケット:前売り4,200円、当日4,500円
(楽天チケットでお取り扱い中)