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信濃の国で原始感覚を拓かせるお祭り、原始感覚美術祭をやりたい!

長野県大町市にて開催する原始感覚美術祭が今年で13年目。楽しいお祭りを続けていくためにみなさんの応援が必要です!みなさんの原始感覚を呼び覚まし、一緒にお祭りを盛り上げましょう。

現在の支援総額

1,270,246

181%

目標金額は700,000円

支援者数

145

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/05/27に募集を開始し、 145人の支援により 1,270,246円の資金を集め、 2022/06/30に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

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信濃の国で原始感覚を拓かせるお祭り、原始感覚美術祭をやりたい!

現在の支援総額

1,270,246

181%達成

終了

目標金額700,000

支援者数145

このプロジェクトは、2022/05/27に募集を開始し、 145人の支援により 1,270,246円の資金を集め、 2022/06/30に募集を終了しました

長野県大町市にて開催する原始感覚美術祭が今年で13年目。楽しいお祭りを続けていくためにみなさんの応援が必要です!みなさんの原始感覚を呼び覚まし、一緒にお祭りを盛り上げましょう。

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ご支援金額100% 達成しました!!

6/29追記 ネクストゴールもクリアして

100万の大台に乗れました!!!

本当にたくさんの人たちからの応援でここまでくることができました!

ありがとうございます!!

この活動を通してもう一つの目的である、

たくさんの人たちに原始感覚美術祭を知ってもらう」という目的もみなさんのおかげで達成できました。

本当に、本当に

ありがとうございます!!!!!



残り数日わずかですが、ネクストゴールを設定させていただきます。

滞在アーティストが原始感覚美術祭でより良い作品が作られるように、

そして様々な人へ縁が広がりますようにと


ネクストゴール
88万円!目指します!!!

先日、達成できたことを原始感覚緊急会議にて報告したところ諸手を上げて喜び合いました。


その後もしネクストゴールを設定するならばどういう理由でやるか話し合ったのですが、2つ考えました。

1つ目は出演者・講演者への謝金の増額。

そしてもっとおもしろい人たちをたくさん呼びたいです!


もう1つは、韓国在住のハ・ジョンナムさんから「国際交流プログラムを実現したい。」との声が上がりました。


ハ・ジョンナムさんからのメッセージをいただいています。

────────

韓国の40年の歴史を持つ、Baggat Artとの国際交流プログラムを実現したいです。

以前から行われていた韓国の作家との国際交流プログラムは数年間活動が途切れていました。

去年、「こんなコロナの時代だからこそ意味のある交流を」との事で、

作品だけでも双方で展示することができればとの思いから、交流が再開しました。

ですが今年の資金難から交流がまたもや停止しかねないという状況に陥っています。

こんな時代だからこそ、意義のある国際交流が行える事を願っております。

────────


昨今の流行り病の関係で、海外の方が日本に来ることが難しくなりました。

それでも原始感覚美術祭の投稿に👍を押していたりとやはり関わり合いたいのだと感じますし、

過去作品を見ていてもとてもおもしろい作品達が多く、話してみたいと私個人思っています。


原始感覚美術祭がよりおもしろくなるように、ご協力よろしくお願いいたします!!



──────────────

このプロジェクトについて

長野県大町市にて開催する原始感覚美術祭が今年で13年目。

楽しいお祭りにするためにみなさんの応援が必要です!

みなさんの原始感覚を呼び覚まし、一緒にお祭りを盛り上げましょう。


自己紹介

申し遅れました。みなさんこんにちは。

原始感覚美術祭2021に遊びに行きました、つむらさひです。

真ん中がつむら

昨年の原始感覚美術祭を皮切りにアーティストデビューしました。

現在は、衝動のままに踊る人です。

よろしくお願いします!

踊るつむら

踊る人になったきっかけは、お祭りの最中にいきなり名前を呼ばれたことでした。

身体表現やコンテンポラリーとも呼ばれるジャンルらしいのですが、アートへの知識はないので詳しくわかりません。

それまでは、ただの一般人?です。

原始感覚美術祭とは? 

原始感覚美術祭は「原始感覚」を持ったアーティストたちが軸になり、参加した人たちとつくるお祭りです。「原始感覚」を持った人なら誰でも表現者として参加することができます。山車をひいて木崎湖を一周




開催から13年目を迎える今年は、「水のことぶれ」をテーマに開催します。

水の土地・信濃を訪れる全ての人があらゆるかたちの表現者であることを思い出すことができる祭りを目指します。

信濃の国 原始感覚美術祭公式サイト


そもそも原始感覚ってなに?

原始感覚の定義は、「過去でも未来でもなく今そのものに立つこと」だそうです。

正直なところ、私にはよくわかっていません。

自然豊かな大町

雄大な山脈ってこういうことか。 

と、どこまでも続く尾根が美しくて そばにある木崎湖には朝5時に霧が立ち上り、

まるで龍が湖の上を飛んでいるような優雅で壮大な景色でした。 

そんな信濃の国に住んでいる人達は とても芯があり、かっこいい人達です。

種を自分達で保存して文化を守っていこうとする人

子供達が学校以外でも学べる場所をと作り続ける人達

お米を農薬除草剤一切使わず本当に昔ながらの方法で作っている米農家さん

まだまだ紹介しきれないのですが、 たくさんおもしろい人達が住んでいました。

みんなそれぞれ大事な想いがあって、 信念を持って活動しています。 

たぶんそんな信念を持つ事だとか、 大切にしている事を持っているだとか、

今を大事に生きることが原始感覚なのかな、と 長い夏を通して感じました。

原始感覚美術祭は参加者全員でつくりあげるお祭りです。

太鼓を叩きながら山の中をズンズン進む感覚。

音を鳴らして山車を引く、衝動のままに身体を動かす躍動。

山車引きの最中にみんなで胴上げをして湖に投げ入れられる一体感。

踊っているときに「これだ!」と思う瞬間。

終幕を即興で飾る原始感覚獅子舞。


踊ったことのない人でも急に踊りだすのが許される空間がそこにあります。

全ての人が参加者であり、表現者であるからこそ、作らないと楽しめない側面もあります。

創作には産みの苦しみや自分と向き合う必要があるからです。


私は、原始感覚美術祭に参加する2か月程前に祖母を亡くしていました。

この時に、「もっと自分が強ければおばあちゃんを支えられたんじゃないか」と感じていて、死について考えながら祭に参加していました。


お面の制作で行き詰まっていたとき、周りが私の作品づくりで一緒に遊んでいるような感覚で助けてくれたこと。

自然豊かな大地に、山の神様に抱擁され許された気がして踊りたいと思ったこと。

祭を、制作を、踊りを通じて、祖母の死に際して自分の中で押し込めてたものがやっと見えるようになって「つらいことと向き合っていいんだ」と自分と寄り添えたような気がしました。


つむらが参加したきっかけ 

つむらが原始感覚美術祭に参加したきっかけは、「キャンプやってるなら土器こねなよ」と言われたこと。それだけです。私は「わかった」と答えました。


土器をこねているとき、私は泣いていました。

「生きるということは制約がかけられることで、わりと好きに生きてきたと思っていた自分にも傷はあるんだ」「手放しに楽しんでいいんだ」と気づいて、こねながら泣いていました。


土器をこねながら泣いている奇特な私を見て、祭の関係者の杉原信幸さんと中村綾花さんが原始感覚美術祭の冊子を見せてくれて「面白い人たちがいっぱいいるところだ」「おいでよ」と誘ってくれました。


原始感覚美術祭の構想

今回なぜクラウドファウンディングを始めたかというと、補助金に元手が必要だったり、 補助金がとれなかったことをきっかけに、補助金以外の資金繰りを模索し始めたことです。

そんな中、クラウドファウンディングを通じて、たくさんの人と関われるきっかけとし、
面白いお祭り、楽しむ場を作ることを考えました。

面白いアーティストさんを呼び、そこに人が集まる。

そこで起こるリズム、空気、表現。

面白いリズムがあれば踊るし、美しい表現があれば涙が出る。心が揺さぶられるのは楽しいです。

もっともっと「楽しい」を生み出すために、揺さぶるようなすごい人が呼びたい。これが構想です。

開催概要

開催期間2022年8月20日[土]-28日[日]展示予定

宵祭 8月27日[土]

本祭 8月28日[日]

開催予定地

長野県大町市 木崎湖畔、信濃公堂、西丸震哉記念館、美麻爽風館、木崎湖POWWOW、常盤の家、千年の森ほか

プロジェクト実施スケジュール

2022年5月上旬時点でのスケジュールとなります。

5月下旬 クラウドファウンディング開始

6月30日(木)クラウドファウンディング終了 

8月20日(土)-28日(日)原始感覚美術祭展示予定 

8月27日(土)宵祭

8月28日(日)本祭 

資金の使い道 

本クラウドファウンディングはAll-in方式(実行確約型)で実施します。
目標金額に達しない場合にも、原始感覚美術祭は開催とご支援いただいた方へのリターン品の提供を行います。
本クラウドファウンディングで集まった資金は下記に使わせていただきます。

作家滞在制作費 約21万

出演者・講演者謝金 約20万

リターン提供費 約20万

クラウドファウンディング手数料 約9万(12%+税)

※費用内訳は70万円調達時の概算です。ご支援総額やご支援プランの数などにより変動します

リターン紹介

原始感覚美術祭は、「原始感覚を持っている」というくくりしかないのでいろんな作家がいます。

リターンは、バリエーション豊かな作家の作品です。

お気に入りの作品・作家さんがいたら買ってみてください。


私個人的な作品・作家さんオススメしていきます。

安土早紀子 あなたのほしい歌を作ります

おはなしをする もしくは
あなたの したいことや おねがいをきいて
うたをつくって おくります。

たとえば たくさんねたい! とか
わくわくしたい とか
そんな きもちに なれるような
うたを つくります。

あんどさきこさんは、人口20人未満の志々島に住んでいる人です。

歌を歌ったり、ピアノやいろんな楽器を弾いたり、満月の夜に海に飛び込んで塩をつくったりする人です。

自分でも気づいていない癖や生き方を見つけてくれる人で、優しい言葉で慰めてくれたことがありました。

困ったときに舟で乗り付けて、助けてくれたこともあります。

そして変な人なので面白いです。

そんな面白い人があなたのほしい歌を作ってくれます。


あなたの街で竪穴式住居つくります

突然ですけど、新築に竪穴式住居いかがですか?

第1回から参加している縄文人おじさんがあなたのために竪穴式住居を作ってくれます。(がんばって出張してくれます。)
この写真の竪穴式住居は実際に縄文おじさんこと黒田さんが、自作の石斧で切り出した木材を使用して作られています。確認したところ返礼品の竪穴式住居は石斧での制作はちょっと厳しいとのことでした…。

ただ、原始感覚美術祭ではいつも石斧で木を伐り出しているので、その際石斧を振るってみたい人は声をあげていただければ体験できますので、気押されず声をかけてみてください。


そのほかにもおすすめしたいものがたくさんあるのですが、泣く泣く割愛させていただきます。

参加作家の人数がとても多いのと、みなさんクラウドファンディングから新しい出会いが増えることが楽しみなようで、どんどんいろんなものをだしてくださりリターンの量がすごいです。

祭を面白いと思ってる人とつながれて、面白い人たちがのびのびと暮らせるようになれば何も言うことはありません。


さいごに

原始感覚美術祭では、参加した人も祭の一部になります。

たまたま宿泊者として訪れた方が流れで祭に参加して、最後まで一緒に祭を楽しんだこともありました。誰しも訪れた時点で出演者、お祭りをかたどる一部です。


クラウドファウンディングで興味を持ってくれた人、「よくわかんないけどおもしろそう」と思ってくれた人。

そういった人たちが祭に参加して「おもしろい」を一緒に作ってくれると嬉しいです。

そうして日常ではない、ちょっと変な、でもおもしろいを楽しめる人が増えるといいなと思います。


ここまで読んでいただきありがとうございます。

ご支援、よろしくお願いします!

最新の活動報告

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  • 原始感覚クラウドファンディングこんばんはつむらです。とうとう原始感覚クラウドファンディングが終わります。連連と続いた活動報告もこちらで最後になります。そもそもメッセージを集めて公開し始めた理由は、私1人では’原始感覚’を伝えられない。と本文を書きながら痛感し、たくさんの視点と角度から伝えたかったからです。助力を願い、15人ものメッセージが集まりました。正直、こんなに力を貸してもらえると思ってなかったので自分の力だけでは勿論ないんですけどちょっと鼻高々です。ここまでそれぞれの芯に迫った文章が読めるなんて贅沢だなぁと原始感覚1人のファンとして嬉しい限りです。本文の中にはしきりに、おもしろい を強調していますが、私が原始感覚の面々と一緒にいるのは、過ごしていて おもしろい のはおもしろいんですが、それはfunnyとは少し違います。居心地が良い。という言葉がおそらく適切なのかなとおもいます。原始感覚美術祭に誘ってくれた杉原さんと綾花さんとの出会いは私にとって、呼吸を思い出させてくれた出会いでした。香川県に滞在制作しにきてくれていた杉原さんと綾花さんの居場所にたまたま仕事の関係で伺い、私はしっかり呼吸ができていたことに後々気づき驚きました。私は現在の流行病が巷で広まった始まりの頃、こんな踊ったり探検したりのイメージとは違い身体が丈夫ではない為先生に、「コロナと相性が悪い。最悪死ぬ可能性も考慮して気をつけて生活してください。」と言われていました。そんなことを言われてしまったら、スーパーに買いに行くのもドキドキしてしまう小心者が出来上がり、友人と遊ぶことも、私が友人を加害者にしてしまうかもしれない。とこわくなりました。外で呼吸がうまくできなくなってしまい、困っていたところ、2人に出会いました。なんだかひどく落ち着いてのびのびと一緒に過ごし、今まで当たり前だった呼吸がちゃんと出来ていることに驚きました。すごく埃っぽい場所なんですけど。今思うと、信濃の山で感じた全てを許されたような、包まれる感覚に似ていました。私はあまり自覚がないのですが、どうやら社会不適合者らしく、綾花さんからは「社会で生きづらそうな人」と思われているようで、へっぽこではありますけど生きられていると自分では思っていたのですが、おそらく原始感覚で居心地がいいと感じてる時点で違うんでしょうね笑私はここの人たちと出会って、呼吸の仕方を思い出せました。もし呼吸の仕方を忘れてしまった人、もしくは忘れていることに気づいていない人が、この原始感覚が肌に合うかはわかりませんが、他の手段ででも楽になる生活が得られればと願っています。今回こんなにもたくさんの方々にご支援いただけて、’原始感覚’ってこんなに望まれている力なんだなと強く実感致しました。みなさんの日々の生活がよりおもしろくなれるよう、良いお祭りを開催します。どうぞ今後とも、よろしくお願いいたします。本当にご支援 ありがとうございました。つむらさひ もっと見る

  • こんにちは つむらです。原始感覚クラファン残り1日!! 最後のアーティストメッセージは馨子さんです。告知などでちらほらと名前が出ていたと思いますし、ご支援者の中には友人という方も凄く多いと思います。内輪話になりますが、馨子がいなければこのクラウドファンディングをはじめることは出来ませんでした。たくさんのことを馨子に支えてもらいこのページ達が形となっています。この場をお借りして… 本当にいつもありがとう!馨子さんと出会ったのは、去年の原始感覚美術祭です。馨子さんもアーティストデビューが最近だったので勝手に親近感を憶えていました。自分の悩みとシンクロする部分もあったり。今回のメッセージを読んだ時、彼女は精力的にアーティスト活動をして色々な答えを出していっているんだなと、本当にそう生きるのがたのしいんだなと感じました。それではどうぞ。────────『生きてるんだ』と思った夏去年初めて原始感覚美術祭に参加した馨子です。原始感覚美術祭が終わり帰ってきた日の翌日、目が覚めてそのまま絵を描きました。その作品を見た人が何人も「生きてるみたいだね」そんなことを言っていました。私はずっと生きるということにあまり興味がなくて、生きることに執着もなく、日々を過ごしてきました。そんな私から「生きてるみたい」そう感じられる作品が生まれたことに、なんだか他人事のように「面白いな」って思いました。そしてもうちょっと経って、「生きてる」って面白いんだなって思いました。このお祭りのあとに控えていた個展も「思っていたより長く生きてしまった」という思いを込めた展示の予定だったのを、「あふれだしたいのち」というタイトルに変えて、今私からあふれてきた「生きる」「命」「ここで生きている意味」そんなことを考えた展示に変更しました。去年のお祭りは直接的にではなく、じんわりしみわたってくる形で、「生きる」ということに興味を持たせてくれたお祭りでした。私は去年、千年の森で滞在制作を行いました。最終的には土砂崩れした壁面、落石を使用して、壁画を作成しました。制作に入る前には、森を感じる時間を過ごしました。「森で制作をするなら、この森を見て、感じて、ここで創る意味を考えてほしい」そんな言葉をもらって、それは本当にその通りだと思ったからです。森を毎日どんどこ歩き、寝たい場所を探し、テントを張り、寝ました。雨が降る日に雨粒が当たるところにテントを張ってしまい、外に出ていけず、そのままテントで過ごしながら雨音を聞いていた日もありました。森に集まっている色んな家族と過ごした日もありました。真っ暗な中、懐中電灯もつけずに歩いてみて、久しぶりに「恐怖」という気持ちを感じました。足元が見えない。道が見えない。この先は崖かもしれない。そんな想像で足がすくみ、一歩も歩けなくなりました。真っ暗だと想像していた森の夜は月の光、星の光が明るく、遠くに見える街灯になぜか親近感を感じました。過ごせば過ごすほど、この森が美しくて、作品なんかない方がいいんじゃないかと思いました。でも、この森の美しさが見えている人と見えていない人がいるんだと気が付きました。そして当然私にも見えていない部分があります。同じものを見て、同じ場所を過ごして、見えているものや感じるものは違うから。私の見えている世界にも気づいてもらえたらいいなって思いました。自然と向き合って、そこにいる人と向き合って、そこを作ってきた歴史と知らない間に触れあって。今、私が出来ることを真摯に。今年も私は千年の森で作品を創ろうと思っています。まだまだたくさんの知らないことがあります。毎日毎日たくさんの不安があります。そして生きています。原始感覚美術祭、原始感覚がなんなのか、私にもまだわかっていません。でも、今、私はここに集まる人が好きで、私もその一員として過ごしています。参加してくれるみなさんの感じ方で原始感覚美術祭を楽しみに来てほしいです。馨子instagramhttps://www.instagram.com/kaoruco_zaclo/twitterhttps://twitter.com/kaoruco_artSNSまとめhttps://linktr.ee/kaoruco_art もっと見る

  • こんにちは鈴木 彩花です。今回の活動報告は昨年パフォーマーとして参加した実験躰ムダイさんと、当時1才の娘のルカちゃんが原始感覚美術祭で体験したお話です。わたしはムダイさんとルカちゃんにボディペイントをしてコラボレーションしました。ムダイさんから聴いたお話をわたしの目線も交えてお届けします。それではどうぞ。────────お腹にルカちゃんが宿ってから身体を大切にしつつ臨月までお腹の中の生命とともに舞台で踊り続けてきたムダイさん。ルカちゃんが産まれてからも舞台の上で、時にあそびながら時にあやし乳をあげながら一緒にパフォーマンスをしてきました。踊りながらすくすくと育ってきたルカちゃん初めての子育てのなか娘のことを本当に想いたくさんのことを考え試行錯誤してきたムダイさんは東京で暮らすなかでルカちゃんがテレビやスマホが好きで離れないことや食が細いことを心配していました。断乳した方が、ご飯をもっと食べるのじゃないか?という、周りのアドバイスもありルカちゃんのために、断乳に踏みきろうかと考えていたこともあるなか原始感覚美術祭に誘われパフォーマンスをしにきました。2021年は火おこしの儀・宵祭り・本祭りと3日間のお祭りがありました。長野の山々を眺め、空気を吸い木崎湖の雄大な水に触れあそんだり昔ながらの木ともぐさでの火おこしを体験し不思議な存在もののけのような獅子舞たちが踊る姿に驚き泣いたり千年の森での山道を母子ぴったりくっつき登り降りして作品を鑑賞したり太鼓の鳴る音を聴き山車を引いての木崎湖一周でみんなと練り歩くなか最後ルカちゃんは両手を上げ下げしながらみんなと一緒に笑顔で踊っていました。そうした時間を過ごしてから迎えた最終日、本祭りでの即興パフォーマンス準備の段階で、ムダイさんにボディペイントをしているときにルカちゃんがじっと見ていてときどき指をさし「あ!」と話す姿が印象的でした。本番がはじまり抱かれて登場したルカちゃんの顔は凛と澄んでいてムダイさんと一体となっていました。場には静謐な空気がうみだされそのなかで、徐々に轟くように鳴り響く永井朋生さんの演奏があり佐々き み菜さんもひとじゃない生き物のように同じ場で踊るなかルカちゃんは一度も泣かずじっと前を見据えていました。パフォーマンスが終わったあとムダイさんが驚いた様子で言ってくれたことルカちゃんが、はじめてパフォーマーの顔になった。さまざまなパフォーマンスや作品を、3日間通して観て場の空気を体感してムダイさんが研ぎ澄まして 入り込みたい今回の踊りの流れも感じて「わたし、できるよ!ママ」と言ってくれているようなどっしりとした頼もしさを感じた。と。パフォーマンスをやる前は泣くこともあるかもしれない。と共演者と相談していたムダイさん。泣いたら泣いたで、それが自然な姿だから泣いてるのをみんなで見守るのもよいのじゃないかと伝えてくれた永井朋生さん。ちいさな存在がその場で思う存分自分の感覚を生かし在れること泣いてもよいし自分を試してもよい。さまざまな表現をするひとたちがいるなかで、何を感じとるかは本当に自由で自分が感じとったことから何がうまれてくるのか。体験しておもいもよらぬものがうまれてくることもあるとおもいます。まだ知り得ぬ自分や関わりあったからこそうまれるさまざまなこと。土地の自然や、ひとさまざまな生きものたち音、空気、水すべてを感じとり生きれること。祭りが終わってからムダイさんと話したことはルカちゃんが長野にきてからもりもりご飯を食べお乳もたくさん飲むようになったこと。しっかり排出もしてあるときからスマホをポイと手放したこと。この世は、たくさんの刺激やおもしろいものであふれていて虫や、草や、湖や不思議な表現者たち出逢ったものたちがルカちゃんのなかでどのように存在して光っているのだろう。今年2歳になったルカちゃんはよくしゃべるようになり「踊らない、見てる!」と言ったり「やっぱり踊る」と言ったりするそう。そのひとつひとつの姿が今を生きていてとても心地よいなぁとおもいます。ルカちゃんや、ムダイさんやひとりひとりの姿から感じて、学ぶことがたくさんあり嬉しくおもった出来事なのでした。個人的に、泳げなかったムダイさんが最終日、木崎湖に飛び込んでいる姿にも感動しました。たくさんのものをはぐくむ世界。さて今年は、どんなものがうまれてくるのかどきどきと 心踊っています。自分が何を見て 何を感じるのか未だ知り得ぬものを感知し、歩んでいけることがこの世界の醍醐味のひとつなのだとおもっています。鈴木 彩花https://www.instagram.com/tenohirayaka/実験躰ムダイ & ルカ https://www.instagram.com/8mudai8/ もっと見る

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