はじめに
この地、御領、日陰林、横田などの地域一帯の通称
「御領千枚田」
群はかっては3町歩(3ヘクタール:3万㎡)、800余枚を超え、その規模と景観の美しさは関東随一といわれておりました。
農民の苦労と汗、泥、知恵により開かれた棚田も時代の波で荒廃が進み、現在ではその半分は荒れ地や休耕田となり、このまま放置すれば、千枚田の原型が消滅してしまう状況にあります。
他に代え難いこの貴重な棚田を守り保存するためNPO法人 敷島棚田等農耕文化保存協会は多くの方々のご理解とご協力のもとに活動を続けております。
このプロジェクトで実現したいこと
御領棚田は甲府市に隣接し、日本遺産昇仙峡の入り口であり、また、昇仙峡から韮崎インターを結ぶ東部広域農道の開通も見込まれております。このような中で、地域の新たな活性化策として、
「3,000個のペットボタル(注)による棚田へのイルミネーションを実施し当地域への観光客の誘致と、環境の面での貢献を図り、観光と農業の振興による地域の活性化」
を図っていきたいと考えております。
具体的には、2色で交互に光るペットボタルを支援金で50cm間隔に設置することにより、とても幻想的な風景になります。
プロジェクトのイメージ(写真は石川県輪島市白米町にある「白米千枚田」です。)
(注) ペットボタル
昼間に太陽の光を浴びて電気を充電池に貯め、夕方になったのを感知し充電池に貯めた電気を使ってLEDが自動で点灯。30分毎に2色(赤、黄)に切り替わり、4時間で消灯する。蛍をイメージした「光の揺らぎ」回路を使用し、今までのろうそくと同じ効果を再現
プロジェクトを立ち上げた背景
御領棚田に欠かせない地域の代表的なイベントとして
『ろうそく祭り』
というものがあります。年に一度田植えの後の土曜日の夕方、畔に沿って700本のペットボトルにろうそくを灯し、幻想的な風景を作り出します。こちらを6年間実施してきました。見学者の皆様からも「一晩だけでなくもっと続けてやってほしい!」などといった要望までいただいております。
しかし、運営側は大変です。
雨が降れば中止、ペットボトルへのろうそくの設置、ろうそくへの点火、畔への配置等を短時間にしなければならず、風により消えたペットボトルの再点火、終わった後の回収などを暗闇の中で行わなければならず、大変危険な作業であります。
また、SDGsの環境の面から考えると、前夜のろうそくを灯していたペットボトルや平口ビンの清掃・廃棄により出るごみ問題。ろうそく一本で8グラムのCO2排出量が見込まれ、年間3回、のべ30日間の日数・回数の拡大をベースに試算すると年間168㎏のCO2が排出されるので大気汚染の問題などが見込まれます。
ただ市民の皆さんが棚田の幻想的なこの風景を堪能していただけたことに感謝し、この祭りを形を変えて今後とも続けていきたいと考えます。
そこで!!
石川県の白米で実施しているS社のペットボタルを利用し、田植え後1週間、稲刈り後2週間、年末年始に5日間程度点灯するなどし、長期的なイベントにしたいと考えております。 LEDにすることで長期的に開催していても環境にやさしいまま行うことができ、ペットボタルは数年蓄電池の働きが保たれるといわれております。
そこで、次世代に棚田の伝統を受けつないでいくためにこの活動に踏み切りました!
私たちの地域のご紹介
私たちの御領棚田の歴史は多く、天正11年(1,583年)天沢寺(現在の睦沢地区)が徳川幕府より賜った「御朱印地」がきっかけとなり、「御領堤」が開削され、農民による困難な開田が進んだといわれております。
当時の棚田は、自然の命ずるままの曲線の畔で区切られ、田植え時の水面に写す朝日、夕日、そして月光に輝く「田毎の月」、収穫時の黄金色の壮大な階段は、日本の農耕文化を象徴する貴重な景観であり、日本の遺産であります。
NPO法人 敷島棚田等農耕文化保存協会は、平成9年に棚田保存会として発足し、その後NPO法人として25年に渡り棚田の保全と地域の活性化のための活動を行っております。
現在の会員は約30名、会社員、公務員、クラインガルテンの住民等で構成し、春の田起こしに始まり、代掻き、田植え、田の草刈り、稲刈り、脱穀等の一連の作業を会員はもとより一般の参加者も含めて実施しています。
また、田植えには甲府一高の学生及び甲府支援学校の生徒の協力による田植え祭り、棚田の畔をろうそくで飾る「ろうそく祭り」も実施しております。他にも花馬や太鼓の演奏などのイベントも行っております。
また、公民館講座等を開催し、子供たちに省エネルギーについて学んでもらうとともに、日本人により青色LEDの開発がなされ、ノーベル物理学賞を受賞したことを知ってもらおうという取り組みも行っています。
最後に
収穫の喜び、はじける笑顔、見守る人々・・・
こんな光景を次の世代に伝えていきたい!!!!
みなさまのご協力をよろしくお願いします!!!!!!!!!
資金の使い道・実施スケジュール
資金の使い道
・ペットボタルの購入(メイン!!目指せ3000個!)
・手数料
・リターン品
・事務費
スケジュール
①クラウドファンディングの期間
2022年6月
↓
2022年8月
②返礼品発送予定
2022年11月
③第1回イルミネーション
2022年12月24日(金)
↓
2022年 1月6日(金)
リターンのご紹介
全リターン共通品!
・名入りペットボタル(n個)を御領棚田に設置します
・お礼の手紙
・あなたの名前が入ったペットボタルn個の写真
・あなたの名前が入ったペットボタルの設置予定場所案内図
*備考欄にペットボタルに入れたい名前を記入してください!!
記入されなかった場合キャンプファイヤーの支援していただいたアカウント名で記入させていただきます。
☆一般支援コース
◎10000円コース
・名入りペットボタル(n=5)
+
地元特産品(ゆうのう市場の商品です)
選択リターン品(A,B,C,D,Eの中で一組を選択)
A)甘味果実酒(ピーチとグレープ)
B)梅ワイン
C)ワイン(赤)
D)ワイン(白)
E)棚田新米 5kg
◎30000円コース
・名入りペットボタル(n=15)
+
地元特産品(ゆうのう市場の商品です)
選択リターン品(A,B,C,D,Eの中で一組を選択)
A)甘味果実酒(ピーチとグレープ)、梅ジャム、梅ワイン
B)梅ワイン、梅漬け、梅ジャム(2組)
C)ワイン(赤)、ワイン(白)
D)焼酎大(2本)
E)棚田新米 10kg
◎50000円コース
・名入りペットボタル(n=25)
+
地元特産品(ゆうのう市場の商品です)
選択リターン品(A,B,C,D,Eの中で一組を選択)
A)ワイン(白)、ワイン(赤)、梅ワイン
B)梅漬け、甘味果実酒(ピーチ、クレープ)、梅ワイン、焼酎大弐1本
C)ワイン(赤、白)、焼酎大弐1本
D)焼酎大弐 3本
E)棚田新米15kg
☆特別支援コース
・特別支援コース10000円コース以上の支援者様には、全体看板(アルミ複合板 IJシート UVラミネート 1000×1000)の中にペットボタルに入れた名前を記入させていただきます。
・特別支援コース 50000円コース以上の支援者様には、個別看板(アルミ複合板 IJシート UVラミネート 825mm×250mm)を全体看板とは別で作ります。入れたい名称やロゴをメール等で別途ご連絡ください。
◎3000円コース
・名入りペットボタル(n=3)
◎5000円コース
・名入りペットボタル(n=5)
◎8000円コース
・名入りペットボタル(n=8)
◎10000円コース
・名入りペットボタル(n=10)
◎30000円コース
・名入りペットボタル(n=30)
◎50000円コース
・名入りペットボタル(n=50)
◎70000円コース
・名入りペットボタル(n=70)
◎100000円コース
・名入りペットボタル(n=100)
◎200000円コース
・名入りペットボタル(n=200)
注)お酒のリターンについて、20歳未満の方は支援をお控えください。
●食品表示についての画像
●酒類販売許可について
ーーーーー共同起案者ーーーーー
・ゆうのう市場
ーーーーーーーーーーーーーーー
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るFMFUJIのラジオ放送に会長が生出演!! 大いにPRに努める!
2022/07/15 22:007月15日(金)午後1時から、FMFUJIのFRIDAY PUNCH の番組に生出演しました。♯メイドインヤマナシ みんなでやまなしを応援しよう!!という番組です。ここで、敷島御領棚田の歴史やこれまでの活動の内容と今回クラウドファンデイングに取り組んだ理由や取り組みの現状等について、熱っぽく語りました。DJのお二人も、会長がスタジオに持参したペットボタルの輝きに歓声を上げていました。この番組内容は、広く県民の皆様に御領棚田をご理解いただき、「ローソク祭り」の継続を太陽光を蓄電してLEDの光で御領棚田を光り輝かせるプロジェクトの意味を伝える内容有る番組となりました。最後に、何とかこのプロジェクトを成功させたい!!皆様方のご支援をお願いする次第です。 もっと見る
「ローソク祭り」の一週間前に開催される「お田植え祭り」の様子を動画で紹介!!
2022/06/26 19:30この動画(前編)は、「ローソク祭り」の一週間前に開催されました県立甲府第一高校探究科主催の一大イベント!!です。 当日は、甲府一高の方で広く「お田植え参加者」を募ったようでして、大勢の家族連れが参加していただきました。 この山間地である御領棚田に、大勢の人々が集い賑やかなお祭りでした。甲府支援学校の太鼓隊の和太鼓の響きもこのイベントを大いに盛り上げていただきました。 この折に、NPO法人敷島棚田等農耕文化保存協会の会長より参加者向けにクラウドファンデイングの趣旨等を広く周知し、支援を呼びかけました。 もっと見る
今日付けで、地元紙で県内各地域の出来事の記事が掲載されました!
2022/06/21 18:00 令和4年6月12日(日)に雨により一日延期されて開催された「ローソク祭り」の記事が、地元新聞(山梨日日新聞6月21日付け)に上記のような記事が掲載されました。 今年の「ローソク祭り」は、従来通り「ローソク約700本」を用いての開催でしたが、農道沿いの畦道に約25本のペットボタルが設置されました。 色は、基本的には2色ですが、NPO法人敷島棚田等農耕文化保存協会会長の発案で試験的に5色を設置し、輝き具合の様子を確認いたしました。 物珍しいのか? 大勢の方々がペットボトルの輝きに魅了されていました!! 今回は、試験的に25本(内20本は、先に公民館講座にて開催された「親子ふれあい講座」で製作された作品を受講者がこの棚田に持ち込んでいただきました。)を畦道に設置して、参加者の反応を会長自ら強い関心をもって見守っていました。 これが、今回のクラウドファンディングによる「御領棚田にペットボタルによる3,000本の輝き」となれば、どんなイメージともなるのかと興味が尽きませんね! もっと見る
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