＜私たちについて＞

こんにちは！
私たちFiVE COiNは、生産者、そして消費者、世の中が笑顔になる循環モデルをつくりたい、という想いで活動し、茶柱の立つお茶( Fortune Tea CHABSHIRA )を販売している会社です。

このFortune Tea CHABASHIRAとはティーバッグにお湯を注ぐだけで茶柱が立つお茶を再現したものです。私たちはこのお茶を通じて日本茶、生産者と出会いました。そして、同時に製品の素晴らしさと価格のアンバランスさに疑問を持ちました。

製品が対価に見合った価格で販売がされていない状況を、私たちの力で変えていきたいと考え、まずFortune Tea CHABASHIRAを買い取る際には、通常より高く購入し農家への還元、１袋販売することに5円をむすびえ※に寄付することから活動を始めました。（※NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ）

さらに活動を続ける中で、より安全で安心なお茶や、人にも環境にもよいものをお届けしたいと考えるようになりました。ただ、生産者がいくらよいものを作ってもその想いと労力に見合った対価が還元されなければ、商品を作り続けること、作る生産者が増えること、それによって質の高いものが世の中に流通することは難しいのでないか。それならば私たちがそのよい循環を作っていこう。その想いを皆様に共感していただけるように、生産者が作り出す製品の真の素晴らしさを感じていただけるよう丁寧にお伝えしていこうと思っています。

そこで、私たちは活動の第二弾として日本の四季に合わせた旬のフルーツと、農薬・化学肥料を使わず栽培された和紅茶をブレンドした、オーガニックフルーツティーを熊本、あまたま農園よりお届けしたいと考えています。春夏秋冬、四季折々の旬の果実を丸ごと使ったジューシーで、自然の甘みを味わえるフルーツティーです。

初回は「桃まるごと贅沢果実の和紅茶」をお届けいたします！

フルーツティーに使う果実を栽培している農園で収穫された実際の果実

・あまたま農園とは

茶柱の立つお茶を販売する中で、身体にも環境にも優しいお茶に興味を持ち、農薬や化学肥料を一切使わないでお茶を栽培している農家を探していた時、知り合いの紹介により運命的にあまたま農園の天野さんと出会いました。

天空の茶畑と呼ばれる茶畑は14ヘクタール(東京ドーム3個分)

すべてのエリア、農薬　除草剤　化学肥料不使用です。そのうち、8ヘクタールは、お茶畑で有機JAS認証の農場です。街が見渡せ、遠くの山脈まで望めるような山頂という最高のロケーションで、動植物と共存しながら、茶葉が育まれています。 

広大な茶畑と天野さん、認証書

・和紅茶とは
日本国内で生産された紅茶のことをいいます。原料となる茶葉は、緑茶も紅茶も全て同じ茶葉を使います。加工方法によって、緑茶、烏龍茶、紅茶になるのかが決まります。日本の茶葉で作られた国産の紅茶は外国産に比べて渋みもなく、まろやかで優しい味わいが特徴です。

同じ茶葉からつくられる日本茶や紅茶

・桃まるごと贅沢果実の和紅茶

今回リターンとしてご紹介する「桃まるごと贅沢果実の和紅茶」には、同じ熊本県にある錦自然農園が丹生込めて作ったオーガニックの桃がなんと丸ごと1個（!?）入っています。

紅茶1袋に、桃がまるごと1個入り。

自然の力で育った茶葉と果実を使い、製法にもとことんこだわったこんなにも贅沢なお茶は他にありません。

錦自然農園の完熟収穫した桃、天野さんの和紅茶、錦自然農園の桃がたっぷり入った和紅茶茶葉

＜天野さんの和紅茶ができるまで＞

・天野さんと無農薬栽培
天野さんのご実家も農薬を使わずにお茶を長年栽培してきたお茶農家です。

おじい様の代には農薬を使った栽培をしていたそうですが、持病を抱えるお母さまのために、40年ほど前では珍しい農薬を使わないお茶栽培に切り替え、安心安全なお茶つくりをはじめたそうです。

幼い頃、飼っていた動物がどこかで食べてきた草で、度々体調を崩すことや、除草剤が撒かれた近所で動物や昆虫が死んでしまうのを見ていた動物好きな天野さんは、もともとそこにある生態系を壊してまで薬剤を使いたくない、そのような農薬が掛かっているお茶を体に入れるなんて怖いことだと子供心に感じたそうです。

「自然の循環の仕組みをそのまま活用し、感謝をし自然の力を借り、人や動物、微生物や昆虫など生き物みんなにとって安心安全な環境を作りたい。そうやって出来上がった美味しいお茶を多くの人にお届けしたい」

そんなことを考えている中、数年前に熊本の標高600ｍの山頂にある茶畑で農地を切り拓いた時から40年の間、農薬・化学肥料を使っていない大切に育てられた茶畑をもつオーナーと出会いました。天野さんが求めていたより自身のお茶づくりの哲学を実践することができる環境を得られ、天野さんのお茶作りが始まりました。

天野さんの茶畑と、同じ敷地内にある工場内の様子

・あまたま農園でのお茶の栽培
標高が高いところにある茶畑は孤立しているため、他の畑から風にのってくる農薬の影響もなく、山などに出る害獣と言われる野生の鹿ですら、あまたま農園では重要な存在です。畑の雑草を食べてくれ、糞をすることで天然の肥料が生まれます。とはいえ雑草とりの大半は天野さんや農家の方々が時間と労力をかけて行います。

あまたま農園の和紅茶が美味しいのは、自然の循環を絶ってしまう農薬を使わず、自然の摂理に逆らわずに自然に対して人間が寄添う、本来のあるべき姿の土壌で育つからなのです。

天野さんの茶畑に時折現れる鹿やキツネなどの動物。
農薬を使わず育った雑草なのでウサギたちにも安心して与えられます。

・茶畑の手入れ
お茶の木に元気がないときは、見てすぐにわかるそうです。
そういったときは剪定をせず、周りの草刈りだけをして様子を見ます。しばらくして元気になったことを確認し手入れをします。
この草刈りにも気をつけます。あえて短い草を残すようにします。理由は地面が見えるまで草を刈ってしまうと、日光で地面がカラカラになり、土壌の保湿力がなくなります。短い草を残す事で、地面の中が乾かず保湿力がうまれます。雨が降っても、草の根に土が絡むので土が流れず、一石二鳥です。
お茶の木を観察しながら、その時の様子に合わせて手入れをしていきます。

茶葉の手入れの様子

・和紅茶の製法
①茶葉の水分を抜く、②揉みこみと発酵、③乾燥　という流れで和紅茶は作られます。

①茶葉の水分を抜く
一般的なのは、乾燥箱(※萎凋箱：下が網になっていて、送風機で風を送る)の中にいれて、一晩おいてから揉み込をみするという方法です。あまたま農園では、昔のお茶工場で使われていた茶葉置き場のひんやりしたコンクリートの上にうっすら広げて、強制的に風を送るのではなく、ゆっくり水分を抜いていきます。
どちらも試した結果、自然乾燥で水分を抜いた方がより甘味が増しました。

茶葉の水分を抜いている様子

②揉みこみと発酵
水分を抜いた後、揉捻機(じゅうねんき)で、おもりを乗せて揉み込みます。品種にもよりますが、揉み込む事で深みのある味になり、揉み込みが浅いと、スッキリとした味になります。
手揉み茶という方法もあります。手揉みで力を入れて揉み込みの方法で何度もやってみましたが、味に深みが出ませんでした。よって深みを出すには揉捻機(じゅうねんき)で揉むことが望ましいです。
その後は4-5時間、温度と湿度を管理した場所で発酵させます。発酵してくると、甘くて美味しそうな香りが充満します！この時点でとっても美味しそうな香りがします！笑

和紅茶を作るための揉みこみと発酵の様子

③乾燥させる
あまたま農園では、大型の乾燥機で茶葉を乾燥させています。薄く広げて低温でゆっくり乾燥させていくので、一般的な乾燥機よりも、ムラなく均一な味に整えることができます。

発酵した茶葉を乾燥させる様子、乾燥後の茶葉

＜桃まるごと贅沢果実の和紅茶の紹介とこだわり＞

・完熟収穫した、こだわりの桃をブレンド

農薬を使わない和紅茶にブレンドする桃は、錦自然農園がつくるこだわりの桃です。

あまたま農園と、同じ熊本県にある錦自然農園では、農薬を可能な限り減らし、完熟収穫にこだわったフルーツを育てています。一般的に、桃は“未熟で収穫“することが推奨されています。とてもデリケートな果物で、完熟して柔らかくなると触れるだけで傷んでしまうため、丁寧な箱詰めも求められます。また、完熟までには時間もかかり、その分、甘い香りに引き寄せられる害獣や害虫による被害リスクも高まります。しかし、それでも完熟にこだわるのは、「食べて幸せになるものを」「気持ちが元気になるものを」届けたいという気持ちからなのです。

「フルーツは陰性だから体を冷やす」と言われますが、ここで言うフルーツは未熟で収穫されたものを指します。完熟で収穫されたフルーツは身体を冷やしません。自然の恩恵を受けて丹精込めて育てられた完熟の桃は何より美味しくて、身体に染み込むのです。これが錦自然農園が完熟収穫にこだわる理由です。

錦自然農園での完熟収穫の桃が育つ様子、収穫の様子

・こだわりの桃が和紅茶へ

この完熟収穫した錦自然農園の桃を、天野さんが和紅茶とバランスよく味わえるよう試行錯誤を重ねたことで、桃をまるごと使った身体に優しい贅沢なフルーツティーが出来上がりました。

桃の味と香りを活かす為、果汁が溢れないよう皮ごと乾燥をさせています。桃は水分が多いため少しづつ乾燥させてから、カットを何度も繰り返して細かくしていきます。乾燥したら果肉も一緒に飲めるようにさらに細かく粉にしていきます。手間を惜しまず、こだわりの桃の果汁を極限までに閉じ込めた桃が丸ごと入っている紅茶だからこそ、桃の味わいが感じられるのです。また、紅茶として抽出した際に、底に白く濁るものがあります。それは桃の果肉で、飲んだ後に桃の香りや味がしっかりと残ることもこだわって作られた証なのです。

・飲み方
①ボトルやポットに茶葉を入れ、100度のお湯を足します。
②５分ほど待ちます。

桃の芳醇な香りと桃そのものの甘み、和紅茶の自然の旨みと甘みが味わえます。お湯を足し何度か楽しむこともでき、これからの季節、氷を淹れてひんやりしたアイスフルーツティーにしていただくのも絶品です。

＜リターンのご紹介＞

農薬や化学肥料を一切使わないお茶やほぼ農薬を使わないフルーツは、作るのがとても難しくあまり量が作れません。よって、数量限定のご用意となります。（通常の和紅茶とのセットのご用意もあります。詳細は以下を参照ください）

定価3,480円（送料込み）のところ、早割10％OFF、セット割5%または10%OFF!

【早割】桃まるごと贅沢果実の和紅茶　１袋　数量限定50個

【早割・セット割】桃まるごと贅沢果実の和紅茶　2袋 　数量限定25個

【セット割】桃まるごと贅沢果実の和紅茶　5袋 　

【セット割】桃まるごと贅沢果実の和紅茶　1袋 ＋焙煎和紅茶（カフェインレス）　1袋

【セット割】桃まるごと贅沢果実の和紅茶　1袋 ＋芳醇和紅茶　1袋

【早割・セット割】桃まるごと贅沢果実の和紅茶　1袋 ＋焙煎和紅茶１袋（カフェインレス）＋芳醇和紅茶 1袋　数量限定25個

※桃まるごと贅沢果実の和紅茶はティーバッグでのお届けではありません。他2種（焙煎・芳醇）の和紅茶はティーバッグとなります。なお、早割が完売した場合、定価、もしくはセット販売価格となります。リターン一覧をご確認ください。

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・焙煎（ばいせん）和紅茶　
カフェインレスの和紅茶。焙煎強めに仕上げ、香ばしさとほのかな甘味をお楽しみいただけます。

・芳醇（ほうじゅん）和紅茶
芳醇さと爽やかさを兼ね備えた和紅茶。より香り高く深みのある甘味をお楽しみいただけます。
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＜プロジェクトで実現したいこと＞

お茶にも人にも環境にも優しく育った和紅茶と、完熟した桃で作られた
桃まるごと贅沢果実の和紅茶を飲んでいただくこと。

・生産者を応援してくれる人を増やす！

誠実に美味しいものを作っている生産者の存在やその努力を知ってもらい、世の中の消費の循環を少しでもよい方向へ変えていく活動の一員、サポーターになっていただきたいです。

・本当に良いものを適正価格で販売し、生産者に還元する！

安いから買う！コスパが良いものを買う！それも一つの消費のスタイルです。しかし、今一度考えていただきたいのです。海外からの輸入品だけにフェアトレードの問題があるのではありません。日本においても、一般的な相場感に合わせてしまう、そのために低い利益率に我慢し、諦めている生産者がいることも事実です。私たちは製品の価値に見合った価格を設定していきます。

・生産者が製品に込めたストーリーを消費者に伝える役割を果たす！

みんなが笑顔になる消費の循環モデルを作るために、私たちは謙虚な気持ちで生産者と対話し、想いに寄り添うことで、製品の本当の価値、秘められたストーリーを伝える役割を担います。

＜資金の使い道・スケジュール＞

・和紅茶の費用
・あまたま農園と協力して、贅沢果実の和紅茶シリーズ化、季節ごとに提供できる商品の開発
・プロジェクト諸経費（梱包材、同梱物、発送など）
・一般販売の運営資金
・CAMPFIRE手数料

＜最後に＞

「身体や環境に優しく、より美味しいものをお届けすること」は、生産者が適正かつ十分な利益を得られて初めて実現すると考えています。私たちが生産者の想いを伝え、こだわりと愛情溢れる製品を適正な価格で販売することをサポートし還元することで、みんなが笑顔になる消費の循環モデルができるという信念を持って活動していきます。

食は人の生活に欠かせないものです。

私たちは、その食を支えるために日々真摯に自然と向き合い作物を作り食卓に届けてくれる生産者がいること。

その生産者が信じて敬愛する自然の素晴らしさを製品を通じて皆さんに感じてもらうこと。

その役割を使命感と誠意を持って果たしていきたいと思います。

お茶農家の天野さんと共に頑張っていきたいと思います。

どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。