はじめに・ご挨拶
みなさま、はじめまして!
私たちは『火消魂(HiKESHi SPiRiT)』というファッションブランドを展開しているチームです。
1993年原宿にて、前身のブランド「FIRE FIGHTERS」というお店をスタートしました。
これまで一貫して「レスキュースピリット」を世の中に浸透させることを理念とし、ファッションブランドという形でお客様にその想いを届けてきました。
この度私たちがクラウドファンディングの場をお借りして挑戦したいことは、
日本発の「バーチャルファッションブランド」を築きあげることです。
昨今よく話題にあがるメタバース・NFT・WEB3.0・3DCGなど、バーチャル世界の拡大を予感させる新たな概念やテクノロジーが次々と出現しています。
そんな中我々も来たる未来のバーチャルワールドにおいてファッションのあり方を模索し、私たちだからこそできる価値あるモノを表現したいと考えています。
ブランド名にある通り私たちは火消魂(HiKESHi SPiRiT)という名で「日本の粋の文化」や「和の心」を伝えてきました。
日本発のブランドである以上、ジャパニーズカルチャーを世界へと発信することが私たちの使命であり、私たちにしかつくることのできない価値あるモノをお客様に提供できると信じています。
その考えや立ち位置はバーチャルでもリアルでも変わることはありません。
未来のバーチャル世界でも私たちの創り上げたファッションアイテムやアバターが躍動していることを想像すると、ワクワクして妄想がとまりません!
みなさまには、日本発の「バーチャルファッションブランド」がつくられていくプロセスを見届けていただくと共に、本プロジェクトの一員として楽しんでいただける演出を考えていきたいと思っています!
このプロジェクトで実現したいこと
本プロジェクトで実現したいことは、日本発の「バーチャルファッションブランド」を築きあげること。
「バーチャルファッション」というのは、現実世界を飛び越えて、バーチャル上のメタバース空間などで楽しむファッションを表します。
馴染みのあるところではフォートナイトなどのゲームに出てくるスキン・コスチュームを変えたり、新しいものを購入したりして楽しむことに似ているかもしれません。
今後はメタバース上に生きるアバターとして個々人が個性を表現したり、その日の気分でファッションを楽しむ選択肢が増えていくことと思います。
私たちはその中で、火消魂(HiKESHi SPiRiT)というブランドを通して、ジャパニーズカルチャーの発信を行っていきたいと考えています。
日本発「バーチャルファッションブランド」を実現するため、リアルからバーチャルへとファッションを押しあげるためにはプロジェクトのステップアップが必要です。
本プロジェクトの実現に向けて私たちは、大きく③つのフェーズでプロジェクトを進めていきたいと考えています。
【本プロジェクトを実現する3フェーズ】
①ブランド立ち上げ、ブランドキャラクター開発
②3DCGによるバーチャルアイテム開発 (バーチャルフィッティングサービスのローンチ)
③メタバース上でのバーチャルファッションブランドの展開、販売 (NFTを絡めた商品販売設計)
これまでの活動
これまで、このプロジェクトを進めるにあたって3つのフェーズの内、
①ブランド立ち上げ、ブランドキャラクター開発をすでにスタートしています。
①のフェーズのブランド設計において意識したのは、「近未来」×「ジャパニーズカルチャー」の設定です。
時代は2055年の「近未来」。
「アキラ」や「攻殻機動隊」などで描かれるNEO TOKYOやサイバーパンクと呼ばれる世界観が時代設定のソースとなっています。
そこに「ジャパニーズカルチャー」として世界中で認められている漫画(MANGA)という文化要素を取り入れ、ファッションだけにとどまらない物語性を表現しようと試みました。
ただ、簡単に漫画(MANGA)といっても、ファッションブランドを展開している私たち自身で高度な技術を要する漫画を描くことはできません。
「漫画をベースにストーリーやキャラクターをつくりたい!」という想いを持ちながら月日が流れていく中で、私たちのチームのデザイナーのある日の出会いをキッカケに話が急展開で動きだします。
デザイナーがとあるBARでオリジナルの漫画をつくりたいという想いを話していたところ、同じ店で偶然にも隣に座っていたのが漫画家長田悠幸氏。
『シオリエクスペリエンス』『キッドアイラック!』などの代表作をもつ長田 悠幸氏
ご本人もサイバーパンクなどで描かれる世界観が好きであったこと、私たちの漫画とファッションを繋ぐというプロジェクトに共感をいただけ、ブランドキャラクターが生まれることとなりました。
ブランド名は、その名も『NEO HiKESHi』
2055年の世界を舞台に、江戸時代から続く火消の末裔である主人公「大神素盞嗚(オオカミスサノオ)」が躍動するストーリーが描かれます。
2次元の漫画の中から、3次元のリアルクローズとして商品がつくりあげられるという新たな商品開発のカタチを実現することができました。
フェーズ①でつくりあげた『NEO HiKESHi』というブランドとブランドキャラクター、「半纏」や「袴」など日本のスタイルを取り入れた商品の数々をぜひご覧になってください!
また、このプロジェクトには他にも強力なプロフェッショナルが「日本のサイバーパンクを盛り上げる」と言う旗印のもと力を貸してくれています。
今回のメインビジュアル撮影を依頼し快く受けてくれた、サイバーパンクフォトグラファーKitsunetsuki氏。モデル・パフォーマーとして参加してくれたTaka Sakurai氏という強力タッグで撮影に挑みました。
Kitsunetsuki氏は、日本のサイバーパンクシーンを盛り上げるべく、自身のフォトグラファーとしての才能を活かし、日本におけるサイバーパンクな風景を撮り続け世界へ発信しています。
Taka Sakurai氏は、Trickingの世界チャンピオンというアスリートでありながら、モデル、フォトグラファーとしても活躍している人物。
両氏とも世界中に多くのファンを持ち、世界視野で活動しているプロフェッショナル。
『NEO HiKESHi』を世界の舞台へと押し上げていく活動は、さまざまな方々とのタッグの上に高いステージへと到達することを目指します!
現在の活動
②3DCGによるバーチャルアイテム開発(バーチャルフィッティングサービスのローンチ)
現在取り掛かっているフェーズ②では、3DCGで表現されたバーチャルファッションアイテムの開発を行っています。
メタバース上でファッションを展開するためには、ジャケット、コート、Tシャツといったアイテムの3Dデータ化が必要となります。
ここでは3DCGクリエイターの船橋尚仁氏に力をお借りして『NEO HiKESHi』商品の3D化を実現しようとしています。
さらに、この技術を活かして「デジタルフィッティングサービス」も実現しようとしています。
私たちが作ろうとしているデジタルフィッティングとは、オンライン上では表現しにくいファッション製品の着用イメージを、自身の顔のアバターが着てイメージを補完するというものです。
まず、自身の顔の画像を読み込んで、アバターの身長・体重・性別・体型を選びます。
自身のアバターができたら、着せたいインナー・パンツ・アウターを選びます。
自身の顔のアバターが着ている様子をさまざまなアングルから見ることで、着用イメージを見ることができます。
自社のオンラインストアへの導入とアプリの開発を今後行っていき、他社様へのサービスの展開を視野にバーチャルフィッティングを実現させていきます。
3DCG自体の知識が全くない状態の中、それでもNEO HiKESHiの「バーチャルファッション」を実現させたいという「想い先行」で進めてきているのが本音です。
まだまだ、商品設計やサービスなど荒削りな状態ではありますが、ファッションをリアルからバーチャルへと移行させることへの挑戦をスタートさせています。
今後の活動
今後の発展的フェーズにおいては、
③メタバース空間でのバーチャルファッションブランドの展開、販売
を目指していきたいと考えています。
Meta(旧Facebook)が提供するソーシャルVRサービス「Horizon Worlds」、
世界中に既に多くのプレイヤーを抱える「FORTNITE」「MINECRAFT」といったビデオゲーム。
その他、数々のメタバース世界が今後広がっていき、その世界の中でモノの売買や経済活動が広がっていくことは間違いありません。
バーチャル空間で過ごす時間が多くなるにつれて、アバターに自分らしいアイデンティティーをもたせたいという思いが芽生え、そのニーズに応えていくのがバーチャルファッションの役割となってきます。
また、バーチャル空間でブランドを展開し、アイテムを販売していくためには、デジタルデータとして所有を証明するための「NFT」を付帯させて管理していくことも必要となってきます。
NEO HiKESHiという世界観の中で生まれた「大神素盞嗚(オオカミスサノオ)」というブランドキャラクターとともに、日本発のバーチャルファッションブランドとして、世界へと飛び立って行くことが私たちの思い描く未来像です。
プロジェクトをやろうと思った理由
本プロジェクトを進めようと思ったきっかけは、コロナパンデミックによる海外インバウンドの消滅が理由です。
2015年頃より海外インバウンドが益々盛り上がることを予想し、火消魂(HiKESHi SPiRiT)名義での店舗展開を東京上野を皮切りに、京都店の移転と屋号変更、2019年には浅草店の新規出店と順調に事業展開を広げてきました。
その矢先に起こった2020年からのコロナパンデミック。
私たちが日々応対してきた国内外からのお客様が完全に消滅することになりました。
緊急事態宣言が発動され、店舗は完全休業に追い込まれる中で、どうすればお客様に商品やサービスをお届けすることができるのか模索する日々が続きました。
ステイホームで人々の行動範囲が限定される中で、パンデミックを期にゲームやオンラインコミュニケーションが急速に変化発展を遂げました。
ファッションを扱う上で、未来に向けて私たちができることは何かと自問自答を繰り返した末に導き出した答えが、日本発の「バーチャルファッションブランド」を創造することでした。
資金の使い道
今回のプロジェクトはフェーズ③にいきつくまでに、3年以上かかることを見据えた中長期プロジェクトです。
また、バーチャル空間で動作を可能にする3DCG制作やアバター開発など専門性の高い分野であるため、
プロジェクト費用はフェーズ①において550万円、フェーズ②・③において1840万円といった多額の資金が必要になります。
この資金のすべてを一気にクラウドファンディングで調達するのはとても難しいことだと考えています。
今回のトライで集まった資金に関しては、NEO HiKESHiブランドの次なるストーリー展開を進める費用と新作のバーチャルアイテム開発費用にあてられればと考えています。
具体的には以下の内容に資金を使いたいと思っています。
・NEO HiKESHiの漫画のヒロインとなるニューキャラクターの制作を長田氏に依頼
・2022年秋冬新作アイテムの3DCG化にかかる費用
この資金調達につなげるために、下記のようなリターンを用意いたしました。
リターンについて
今回のリターンは大きく分けて2分類でご用意しております。
分類①:すでにリリースされている商品 ※クラウドファンディング特別価格でのご提供
分類②:2022年秋冬新作アイテム
分類①→クラウドファンディング終了後、6月にお届け予定
分類②→クラウドファンディング終了後発注を行い生産、2022年10月にお届け予定
実施スケジュール
①ブランド立ち上げ、ブランドキャラクター開発
2021年初めにブランド立ち上げのプロジェクトをスタートし、2021年10月にブランドお披露目・商品リリースを行いました。今後もNEO HiKESHiブランドの認知拡大する活動を強化していきます。
②3DCGによるバーチャルアイテム開発 (バーチャルフィッティングサービスのローンチ)
3DCG上でリアル商品のバーチャルアイテム化を達成しました。今後は他社様へバーチャルフィッティングサービスを展開するためにアプリ化を進め、2022年内のサービスリリースを目指します。
③メタバース上でのバーチャルファッションブランドの展開、販売 (NFTを絡めた商品販売設計)
2022年後半には、バーチャル上のマーケットプレイスなどでトライアル的にブランドのお披露目をしたいと思っています。2023年にはさまざまなチャネルへ展開できるようにNFTを絡めた商品設計を行なっていきたいと考えています。
最後に
本プロジェクトに興味を持っていただき、最後までお付き合いくださりありがとうございます!
コロナパンデミックの影響で、いまだにリアル店舗はかつての輝きを取り戻せず、困難な状況が続いています。
そんな中でも、前向きに未来に向かって私たちがお客様に対してできることを精一杯表現していければと思っています。
日本発の「バーチャルファッションブランド」を創りあげることで、新たなファッションの提案をみなさまにお届けできればと思っています。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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