2022年 3月の活動報告
雪が溶けましたが、まだ木の葉はついていないくらいの頃になります。
今回の活動では、これからキャンプ場を運営していく仲間と一緒に構想を練ることができた素晴らしい一日でした。これからの運営に向けて、キャンプ場の案 内、そして課題の共有がメインになりました。
始めはキャンプサイトにあるゴミの片付けと、 木材の片付けを中心に行い、午後にアドバイザーの狩野さんが到着した後は、今後の運営への構想を練るた めに山を案内してもらいました。今回の案内では山の鉄塔部分まで案内してもらいました。 天童の山を歩き、自分たちの土地はこんなに大きいのかと改めて驚きました。「小屋を改装 してここに住もう」「鉄塔までの道中の道を舗装してコースを作ろう」、「展望カフェもおもし ろそうだな」といった、アイデアをお話しながら楽しく天童の山を見学しました。
山の斜面 に、市または東北電力の方が整備のために切ったと思われる丸太がたくさんありました。こ れは地震の影響などで下のサイトに崩れてくる可能性があるため早急に片づける必要がある ということも知りました。草が芽吹く前に終わらせないと、ツタなどにからまり片づけるの が困難になるため、4 月中旬までに終わらせなければということでした。
今回の作業では、ゴミの分別と木材の運搬の作業を分担して行いました。一緒に来ていたメンバー2 人も久しぶりの肉体労働を楽しんでおりました。ゴミの分別の方は、小屋 の後ろにある鉄くずとガラスをまとめることができたので、後は鉄くずについている木材を 取り除いて片づければ終了です。小屋の中の整理の方にも取りかかれるようになりたいです。
これからどの様に山を整備して行くのか話し合いをしました。今回一緒に作業に来てくれた弟が大学に行くこと。自分達のご先祖様が残してくれた山をそれぞれどの様に管理して行くのか。弟は大学に通いながら様子を見て、私は勉強と仕事を両立させていくこと。お 互いの事情を踏まえてどのように天童を管理していくのか構想を練りました。私は週 1 か週 2 にペースで天童に行き、弟は自 分の大学の予定を調べて交通機関を使用し天童の山に行く。具体的な案はこれからですがつかみの部分は イメージすることができました。
4 月の末のオープンにむけ てやること、そしてこれから行って行くことを整理することができました。これからこの土地を盛り上げて いくためには若い人たちの思いがとても重要になるというお話をしました。山にある今は借りることができない土地はとても大きく、使うことができれば活用の用途が大きく広がります。そのためいかに、自分たちの想いを外の人たちに伝えていくのかも重要になるなと感じることができました。自分も動かし ていくメンバーの 1 人としてキャンプ場整備の他に、想いを伝えることができるようにも取り組んでいきたいです。