はじめに
幼児期に視力不良を見逃して、「50人に一人」の幼児が弱視になっています。
弱視になると、眼鏡をかけても一生ハッキリ見えません。
個人差はありますが6歳~8歳頃までに、目の異状を発見し治療を始めれば、弱視を防ぐことができます。そのために、「3歳からの視力検査」は法律で決められています。
しかし、幼児の視力検査は「時間がかかり、結果が正確でない」等の理由で、実施率が低いのです。
一方、保護者も「文字が読めるようになってからでよい」などの安易な考えから、視力検査の受検率が低いのです。
「大人の知識不足が 子どもの一生を左右する」ことがあってはならないと考えます。
「視覚の発達にはタイムリミットがある」ことを知らない大人が多く、さらに、「幼児の視力検査はスムーズに行えない」等が、子どもを弱視から守れない要因になっています。
絵本「たべたのだれかな?」、 マグネット「みえるかな?」、 動画「たべたのだあれ?」は、これらの課題を解決するために作られました。幼児がクイズ遊びをしながら「ランドルト環(C)の切れ目」の答え方に慣れるので、視力検査をゲーム感覚で受けられるようになり、スムーズな検査が可能です。
また、絵本「はっきりみえているかな?」は、「なぜ、3歳の視力検査が重要なのか」をやさしく解説した大人も子どもも楽しめる絵本です。
これらの情報を発信するために、本プロジェクトを立ち上げました。
「たべたのだあれ」視力検査とは
幼児が楽しみながら受けられる視力検査です。
視力検査のランドルト環(C)を「かじられたドーナツ」に見立て、「かじられた箇所」を当てます。
【動画を参照してください】
「かじられたドーナツ」 が、しだいに小さくなり、ランドルト環に変わります。
「かじられた箇所」の最も近くにいる動物が「ドーナツをたべた」という簡単なルールです。
ランドルト環(C)も、しだいに小さくなります。
「C」の切れ目に最も近い動物を当てます。すなわち、「C」の切れ目が見えているか の視力検査です。
幼児は楽しみながら、「たべたのだあれ」クイズ遊びのルールを理解します。
その後、続けて「たべたのだあれ」視力検査を受けます。
学校保健安全法に基づいた視力検査ですが、幼児にとっては「たべたのだあれ」クイズ遊びの続きなので、必死になって正解を求め、集中して視力検査を受けます。短時間に正確な検査が期待できます。
発見された視力不良者は眼科医療機関で精密検査を受けます。
感受性期(生まれてから6歳~8歳頃)に治療を開始するなら、視力が改善するので弱視にならないですみます。
小学校入学までに弱視治療を終えるには、遅くても、「三歳児健診で眼の異状を発見する」のが望ましい。
小児科医と眼科医の協力のもとに、幼稚園や保育園などで検証を重ねてきました。
「たべたのだあれ?」視力検査の実施風景
(原田敏和氏提供) 加西市内の保育園で
フレーベル館絵本『たべたのだあれ』からイラストを作成し視力検査の練習
(和泉緑が丘幼稚園提供、奥野宏氏撮影)和泉市内の幼稚園で「たべたのだあれ」視力検査
NHKテレビで放映(2017年10月14日)
(桃山学院大学地域連携課提供、中森一輝氏撮影)
商業施設「ららぽーと和泉」で「たべたのだあれ?」視力検査
(桃山学院大学地域連携課提供、中森一輝氏撮影)
視力検査を待つ幼児が絵本で「たべたのだあれ?」クイズ遊び
(わだい浪切サロン提供、大坪史人氏撮影)
わだい浪切サロン(岸和田サテライト)で「たべたのだあれ」視力検査
(アメリカの日本人学校 Spring bridge 幼稚園提供)
カリフォルニア州の日本人学校 Spring bridge 幼稚園で視力検査の練習
(いよてつ保育園提供、山口崇氏撮影)
松山市内の保育園で視力検査
愛媛新聞Webサイト https://www.ehime-np.co.jp/article/news201811280054
(ひまわり幼稚園提供)南国市内の幼稚園で視力検査
高知新聞で紹介(2017年2月12日)
これまでの活動
視力不良の子どもが増加する中、学校の視力検査で視力不良者を発見しても「弱視」になっていると、視力の改善は望めません。弱視を防ぐには、早期発見・早期治療が重要です。
この情報を伝えるために、育児中のママ・パパ(幼児親子)を対象に、講演やワークショップで「たべたのだあれ?」視力検査を紹介してきました。
上記の「ららぽーと和泉」イベントに参加した保護者が和泉市のHPに投稿
和泉市HPの「和泉市を元気にするアイデア(平成30年度アイデア8)」に「視力検査の重要性」として掲載されています。(以下、原文です)
視力検査の重要性
「3歳6か月検診で視力検査があります。子どもも家ではやってみたものの、素人には見えていないのかどうかはっきりとはわかりませんでした。検診時に伝えるも、「大丈夫でしょう」と保健師に言われ、そのままにしていました。
年長になり、たまたま眼科を受診した際に弱視が判明し、3歳6か月検診の視力検査がどれだけ大事だったのかを知りました。
早くわかればわかるほど良いということで、なぜ検診で見つけられなかったのかと悔やむばかりです。時間も手間もかかるのは承知ですが、何のための検診なのかと疑問に思います。
どうにかできないものかと思っていた時、桃山学院大学の先生が考案された、視力検査が難しい幼児期の目の健康を守るための絵本を知りました。検査も体験し、1分程でできて、これなら検診や園でも簡単にできるのではないかと思いました。楽しみながら目の健康も守る、そんな絵本が図書館・支援センター・園など子育てに関わる箇所にあって、視力検査が身近なものになる。検査ができる機会がある。子育て支援の厚い和泉市ならできるのではないか、いえ率先してやってもらう必要があると思います。
この方法にこだわる訳ではありませんが、小さな子どもからできる、目の健康を守るための事を何かしらできることがあるのではないでしょうか?ご自分のお子さんが…と考えてみてください。このままの状態の検診は形だけなので、中身のある充実した検診・子育て支援を切に願います」
( https://www.city.osaka-izumi.lg.jp/kakukano/kousitu/apiruka/gyoumu/genki_idea/kako_idea/1533886514509.html より)
弱視の啓発活動
以下のようなWeb記事もご参照ください。
「わかさ生活」HP
第1弾 https://menokoto365.jp/focus/3year-old-vision-test-tabetanodaare/
第2弾 https://menokoto365.jp/focus/children-amblyopia-3year-visiontest/
第3弾 https://menokoto365.jp/focus/children-amblyopia-social-problems/
マキノ出版HP
弱視 https://kenka2.com/articles/2707
「ららぽーと和泉」でのワークショップ
もう少し、学術的に知りたい方にはワークショップで使っているスライドがあります。
スライド1
スライ ド2
スライド3(メガネのアイガンHP「お子さんが手遅れになる前に」より)
ヒトの視覚は「発達する時期」が限られています。これを「視覚の感受性期」と言います。
視覚は3ヶ月~18ヶ月をピークとして発達し、6歳頃には、遅くても8歳頃には視覚の発達は終ります。
視覚の感受性期に目の異状を発見し、治療を開始するなら弱視を防ぐことができます。
湖崎克氏(日本小児眼科学会初代理事長)の名言に「6歳では遅すぎる子どもの目! 3歳でも遅すぎる子どもの目!」があります。育児中のママ・パパに、心に刻んでほしい言葉です。
スライド4(メガネのアイガンHP「お子さんが手遅れになる前に」より)
視神経の回路とは、目の情報を脳へ伝える路(③)です。
「見る」ことにより、視神経はシナプスを伸ばして、情報を脳へ伝えるための回路を形成します。
生まれた時は、視神経の回路は作られていないのでハッキリ見えません。
生後5日目くらいは「明るさが分かる」程度の視力です。
その後、「見る」ことにより視神経の回路が形成されていき、生後6ヶ月くらいには「目の前50cmにある玩具が判別」できるくらいの視力になります。
感受性期が終わる6歳~8歳頃には、視神経の回路は約100万本作られます。視力は1.0以上になります。
感受性期に「見る」ことに支障がある(=視力不良)と、視神経の回路は作られません。弱視になります。弱視には、医学的弱視と教育的弱視があります。ここでいう弱視は医学的弱視です。医学的弱視は「早期発見・早期治療により予防可能」です。一方、教育的弱視はごく少数です。しかし、器質的疾患による視力障害なので、治療による回復は期待できません。一般的に、前者の医学的弱視を弱視と言っています。
次いで、「見える」仕組みです。
一般的に、「見える」のは眼だけの仕事 と思われていますが、眼と脳が連携して「見えます」。
まず、外界の光情報が目に入ると
①水晶体が厚さを変えて網膜上に焦点を結びます。
②網膜の視細胞が光情報を電気信号に変えます。
③電気信号を脳へ伝えるために、視神経の回路が作られます。
④脳が情報を認識します。
その結果、目の前にあるのは「つみき」と認識します。
光が眼に入り、それを認識する視中枢までの経路(①~④)に支障があると「ハッキリ見えません」。 視力検査の結果、「ハッキリ見えない」場合は、この経路のどこかに「異常がある」からです。「どこに異常があるか」は、眼科医療機関で精密検査を受けなければわかりません。
一般的に、「視力不良=近視」と思われがちですが、「ハッキリ見えない」原因は近視とは限りません。精密検査により視力不良の原因が分かれば、原因に合った治療により視力の改善は期待できます。
スライド5
スライド6
スライド7
「弱視を難病と捉え、不運にも弱視になった」と嘆く親が多いのですが、「子どもの弱視は不運ではなく親の責任が大きい」のです。保護者を責めるつもりはありませんが、「弱視について知らなかったために、子どもを弱視から守れなかった」と言っても過言ではありません。
子どもの一生に関わることなので「知らなかった! ゴメンネ!」では すみません。
一生、子どもに謝り続けることになります。
国(経済産業省)も医師(日本眼科医会・日本小児科医会)も認めている「たべたのだあれ?」視力検査
幼稚園・保育園での「たべたのだあれ?」視力検査結果を学会発表・論文発表をしてきました。
その結果、3歳からの「たべたのだあれ?」視力検査キット(フレーベル館)は 「今後、スタンダードな幼児視力検査になる」との評価を得て、2015年度キッズデザイン賞(安全・安心)を受賞し、さらに、経済産業大臣賞を受賞しました。
すなわち、「たべたのだあれ?」視力検査は、国(経済産業省)が認め、視力検査に慣れる絵本「たべたのだれかな?」は医師(日本眼科医会・日本小児科医会)が推薦しています。
法律で実施が規定されている幼児視力検査の普及に、「たべたのだあれ?」視力検査が一助になることを願っています。
(フレーベル館作成資料)
ありそうでなかった!3歳からの「たべたのだあれ?」視力検査キット(フレーベル館)
背景
幼児期の視力検査は重要です。6歳頃までに視力検査を受けて、目の異状を発見し治療を開始すれば弱視は防げます。そのために、幼稚園や保育園では、「3歳児から視力検査をする」ことが法律で決められています。同じ理由で、三歳児健康診査の項目に「視力検査」があります。
しかし、幼稚園や保育園での3歳児視力検査の実施率は低く、三歳児健診においても(健診会場での)視力検査実施率は低いため、視覚が発達する時期(生まれてから6歳~8歳頃まで)に視力検査を受ける機会がなくて目の異状を見逃し、子どもの「50人に一人」(約2%)が弱視になっています。弱視になると眼鏡をかけても一定以上の視力はでません。したがって、視力不良の負担を有して小学校に入学し、義務教育を開始することになります。学習意欲の低下につながり、さらに、将来の職業が限定されることにもなりかねません。
幼児視力検査の実施率が低く、受検率も低い原因は、幼稚園教諭や保育士や保護者が、「幼児期の視力検査で弱視は防げる」「3歳児の視力検査実施は法律で定められている」「3歳児でもスムーズに受けられる視力検査がある」等を知らないからではないでしょうか。
目的
「3歳児からの視力検査は弱視を防ぐために重要な検査」であることを多くの人に知らせる必要があります。特に、幼稚園教諭や保育士や自治体(三歳児健診を主管)へ周知させることにより、幼児の視力検査の実施率を上げることができます。加えて、保護者への広報も受検率を上げるために必要です。
そこで、保護者や幼稚園教諭や保育士に「弱視の情報」を広報するガイドブックとして単行本「3歳からできる視力検査」(自由企画・出版)を出版しました。
しかし、育児に手がかかる保護者や多忙な幼稚園教諭・保育士には、ナカナカ届きません。
必要とする人たちに届けるために、保護者や幼稚園教諭や保育士が、育児や教育・保育の一環として幼児と共に楽しめる絵本「はっきりみえているかな?」(金の星社)、幼児が視力検査に慣れる絵本「たべたのだれかな?」(自由企画・出版)を出版しました。
引き続き、幼児がクイズ遊びを楽しみながら視力検査に興味を持つ マグネット「みえるかな? ドーナツたべたのだあれ」を作りました。
子どもたちが、絵本やマグネットで「たべたのだあれ?」クイズ遊びをするうちに、ランドルト環(C)に慣れ、視力検査でも容易に「ランドルト環(C)の切れ目」を答えることができるようになります。
上記の「弱視に関する出版物」です。
弱視のガイドブックにもなる「3歳からできる視力検査」(自由企画・出版)2015年
親子で読む絵本「はっきりみえているかな?」(金の星社)2021年
視力検査に慣れる絵本「たべたのだれかな?」(自由企画・出版)2015年
絵本「たべたのだれかな」は、日本眼科医会と日本小児科医会の推薦を得ています。
マグネット「みえるかな? ドーナツたべたのだあれ?」2019年
マグネット「たべたのだあれ」でクイズ遊びをするうちに、「ランドルト環(C)の切れ目」の答え方に慣れます。子ども同士でもクイズ遊びを楽しめます。そして、幼児がスムーズに視力検査を受けられます。
また、老視(老眼)用の視標を使っているので、祖父母と孫が「クイズ遊び」を楽しみながら、日々の視力の変化に気づくこともできます。
3歳からの「たべたのだあれ?」視力検査キット(絵本+近見視力検査台)の絵本(フレーベル館)2015年
残念ながら、絵本単品での販売はしていません。
方法
ご家庭であるいは幼稚園や保育園で、子どもと一緒に「絵本やマグネットで遊ぶ」ことから始めてほしいと思っています。大人と子どもが、楽しみながら「弱視に関する知見」を得ることができます。
その結果、幼稚園や保育園では「3歳児の視力検査を実施しよう」と考え、保護者は「我が子に視力検査を受けさせたい」と思うはずです。そして、子どもは楽しく視力検査を受けられるようになります。
幼稚園教諭や保育士の中にも、法律で「幼稚園や保育園は3歳児から視力検査をする」と規定していることを知らない人が多くいました。これまで、幼稚園や保育園で「3歳児の視力検査をやってこなかった」ことが窺えます。
本来、幼稚園・保育園の予算で「弱視に関する情報入手」を期待したいのですが、実現までに時間を要すると考えます。その間にも、子どもたちは入園し、視力検査を受けることなく卒園していくことになるでしょう。
まずは、クラウドファンディングで支援者を募り、幼稚園や保育園に絵本やマグネットを届ける方法が最短距離で「3歳児の視力検査実施」に行き着くと考えました。
支援者が「我が子」の通園する園に、「自分が卒園」した園に、「自宅近く」の園に、届けてほしいと思います。
もちろん、園に限りません。図書館、公民館、支援センター、知人への贈り物でも問題ありません。多くの人に「弱視を知ってもらう」のが目的ですから。
みんなで「次世代を託する子どもたち」を弱視から守りましょう!
ご紹介:「たべたのだあれ」視力検査キット
「たべたのだあれ?」視力検査キットをご紹介します。
幼稚園・保育園・自治体・眼科医院などが導入しています。
◆フレーベル館「3歳からの『たべたのだあれ』視力検査キット」
使い方 https://www.youtube.com/watch?v=bvSO8fM7dcw
◆はんだや「たべたのだあれ」視力検査キット
このプロジェクトで実現したいこと
生涯学習社会を迎える中で、幼児期から知的関心を失う子どもをださない。
早期発見・早期治療により子どもを弱視から守り、 視力不良による負担なく、すべての子どもが公平に義務教育を受けられる。
そして、子どもが「生まれてきて良かった!」と思える社会にする。
資金の使い道
目標額300万円は、絵本・マグネット・視力検査キットなどの代金(著者割引で購入予定)、支援者へのリターン送料 および CAMPFIREの手数料にあてます。
あなた(支援者)が届けたい 幼稚園・保育園・こども園・公民館・図書館・支援センターなどへ、あなたの手で届けてください。あなたの熱意が3歳児視力検査の実施園を増やすでしょう。
もちろん、ご自宅・知人宅でのご使用も問題ありません。
当プロジェクトは、まずは「弱視の情報」を多くの人に知ってもらうのが目的です。
それが、園や施設や自治体での「3歳児の視力検査実施」に繋がり、「子どもを弱視から守る」のが最終目的です。
寄贈先(幼稚園・保育園・こども園・公民館・図書館・支援センターなど)により、以下のコースを設定しております。
◆¥1,500コース
バースディ・プレゼントに最適です。
①か②を選んでください(どちらか1点)。
①絵本「はっきりみえているかな?」(@1,430税込)金の星社
②マグネット「みえるかな? ドーナツたべたのだあれ」(@1,320税込)高速オフセット
◆¥5,000コース
出産祝いとしても喜ばれます。
以下の①②③の3点
①絵本「たべたのだれかな」(@2,200税込)自由企画・出版
②絵本「はっきりみえているかな?」(@1,430税込)金の星社
③マグネット「みえるかな? ドーナツたべたのだあれ」(@1,320税込)高速オフセット
◆¥9,000コース
①「3歳からの『たべたのだあれ?』視力検査キット」(@8,800税込)フレーベル館
絵本「たべたのだあれ?」+ 近見視力検査台(紙製)
スライド視標(紙製)「ドーナツ 0.5 0.8 の 3枚」
◆¥50,000コース
①「はんだや視力検査キット『たべたのだあれ?』」(@49,500税込)はんだや
本体パネル(樹脂製)
スライド視標(樹脂製)「ドーナツ 0.3 0.5 0.8 の 4枚」
◆¥60,000コース
①「3歳からの『たべたのだあれ?』視力検査キット」(@58,300税込)フレーベル館
絵本「たべたのだあれ?」+ 近見視力検査台(紙製+木製)
スライド視標(紙製)「ドーナツ 0.5 0.8 の 3枚」
◎リターンについて
支援者には、各コースに提示している 絵本・マグネット・視力検査キット をお送りします。
詳細は、上記の「資金の使い道」をご参照ください。
◎実施スケジュール
5月17日~ 7月15日:公開
10月1日~ : 送付
最後に
「まだ文字も読めない 3歳児が視力検査を受けなくても、文字が読めるようになってからでよい!」「小学校入学前に視力検査を受ければ大丈夫!」と 思っていませんか?
視覚の発達にはタイムリミットがあります。
幼児期に視力不良を発見し対処しなければ弱視になります。
「大人の知識不足」が 子どもの一生を左右するかもしれません。
子どもは 自分から「弱視になりたくないから視力検査を受けたい」とは言いません。
子どもの眼を守るのは大人の責任です。
まずは、子どもと一緒に絵本で「弱視を知る」ことから始めてください。
「知らなかった! ゴメンネ!! 」では 取り返しがつきません!
一生、子どもに謝り続けますか。
講演やワークショップで「たべたのだあれ?」視力検査を知った保護者は「我が子にも!」と言います。 全国の幼稚園(9,698園)保育園(23,759園)に、「弱視は防げる」「3歳児からの視力検査実施は法律で決められている」「3歳児が短時間に正確にできる視力検査がある」を 知ってほしいと思います。
しかし、個人の力には限界があります。
CAMPFIREのプロジェクト「子どもを弱視から守ろう!」に賛同する支援者の手から、多くの幼稚園・保育園などに「弱視の情報」を届けてほしいのです。「3歳児の視力検査」を実施する園や施設が増えるでしょう。
まず、身近な所から始めてください。
お子様の通っている園・ご自分の卒業した園・ご近所の園・故郷の園、そして、図書館・公民館・支援センターなどへ「絵本やマグネット、視力検査キット」を届けてください。
いつのまにか、「私の住む町」から「全国の町」へ広がっているでしょう。
みんなで子どもを弱視から守りましょう!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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