2022/07/14 13:05
さて、今日はバイオリンの寿命のお話です。
クロノスは、400年先の未来に残す楽器と希望を持っていますが
その「400」と言う数字はどこから??
それは、現存するバイオリンが約400年前に誕生したからです。
400年前の楽器が今ある
つまり、今ある楽器も400年後にきっと残る
という理屈なわけです。
ただ、現存する400年前の楽器は、長すぎる時の流れの中で
当たり前の劣化、損傷を繰り返しています。
それを400年間繋ぐためには相当なメンテナンスが必要です。
簡単には繋がりません。
命ある人の手によって人より長く生きるのです。
いやー。僕はここにロマンを感じるわけです。
きっと、たくさんの人の手を経て今ここにある。
すごい事ですよね。
メンテナンスの話を詳しくしてもあまりピンとこないので
ちょっと別の角度からバイオリンの不思議にアプローチ。
400年前、ですよね。
ずっと繋がってきてるわけですよね。
これ、すごく不思議です。
「400年間、目立った改良がない」
こんなもの、この世界にありますか??
例えばiPhone
毎年新商品が出ます。
あと、冷蔵庫なんか進化やばいですよね!
もうそろそろ、中に食材入れれば出てくる時には調理済み。
なレベルで進化してますよね!!
とにもかくにも
400年前から完成形!!!
なんで楽器は珍しいわけです。
すごいよね。
だから絶対
400年前のバイオリンはここからまた400年も繋がないといけないし
今どこかでつくられているであろう銘器も同じように長生きさせてあげたいわけです。
いろいろ方法はあれど一番大切なのは「認知度」です。
人に忘れられたら、楽器は朽ち果てます。
「関心」があるから、メンテナンスが続くわけです。
そのために、こうやってクロノスの記事を毎日書いています。
今日も代理申請頂きました。
本当にありがとうございます。
お金だけではありません。
こうやって毎日書いて1人でも多くの人が「クロノス」に関心を持つこと
そんなに簡単ではないけど
願わくば、永遠に残る楽器となること。
僕はそれを願っています。
今これを読んでくれたあなた。
本当にありがとうございます。