〜挨拶〜

皆様こんにちは！
福井堂のプロジェクトをご覧頂き本当にありがとうございます。
福井堂8代目女店主の『マクドナルド吉延 洋子』と申します。

〜福井堂の紹介（歴史）：福井堂〜クチュールフクイドウトウキョウ〜

福井堂は明治4年に創業した、岡山県備前市を拠点に展開する和菓子屋です。
現在、備前本店、和気店、西大寺店、山陽店と岡山県下4店舗を運営しております。
当店は和菓子作りから始まり、そのノウハウを活かして洋菓子の製造を開始し、今ではその和菓子洋菓子を組み合わせた立体デコレーションケーキなども販売をしております。

どのお菓子も当店が長年培った技術を用いながらも、時代に合わせて革新を行い、業態もそれにあわせて進化して参りました。

現在では店頭販売に加えて、インターネット通信販売、OEM事業など多岐に渡っております。

2018年からは新たなブランド業態、クチュールフクイドウトウキョウを立ち上げ、さんすて岡山、岡山問屋町に店舗を構えております。

2022年1月より、大阪駅構内の『エキマルシェ』にも店舗を立ち上げ、関西・中四国にてクチュールフクイドウトウキョウブランドの商品を購入頂けるようになりました。

クチュールフクイドウトウキョウ 「さんすて岡山店」クチュールフクイドウトウキョウ 「エキマルシェ大阪店」

〜プロジェクトの背景〜

2020年2月より続く新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、外出する人、観光客が劇的に減少しました。弊社としても、各店舗における売上への打撃はすさまじく、これまでに経験のない厳しい状況を迎えました。

特に、2021年5月の緊急事態宣言によるクチュールフクイドウトウキョウさんすて岡山店の休業。これは大きな期待をかけてクチュールフクイドウトウキョウさんすて岡山店がオープンした2週間のことであり、まさかこんなことになるとは、、、と夢にも思っていませんでした。

同じくして、他の店舗も大きく売上が減少し、コロナが来てから赤穂店、相生店、表町店など3店舗を閉めることを余儀なくされました。
もちろん、閉めていない店舗においても、コロナ前のような売上を期待することは難しく、クラウドファンディングのテーマ通り、現在本当にコロナで崖っぷちなんです。クチュールフクイドウトウキョウ表町店左：福井堂相生店　右：福井堂赤穂店しかし、福井堂の150年の歴史にかけても、この状況を悲観し、下を向いていても何も始まらないですし、先人の方の思いを考えると、なんとしてもコロナに打ち勝って、200年、250年と福井堂を運営していきたいと心から思っています。

〜プロジェクトで成し遂げたいこと〜

今回のプロジェクトでは、これまでにお話をさせてもらった、コロナのマイナスな状況を打破するため、温故知新、原点回帰を行い、福井堂創業者の失敗から生まれた、福井堂自慢の逸品『半熟生加寿天羅（ハンジュクナマカステイラ）』に再起を賭け、渾身の一品として全国の皆様に食べて頂きたいと考えています。

全国の皆様にこのプロジェクトを通じて、福井堂のお名前を、クチュールフクイドウトウキョウのお名前を知って頂き、お近くの店舗をご利用頂く、近くに店舗がなければECサイトをご利用頂くなど、私たちが手がけるお菓子をご購入頂くきっかけになればこれほど嬉しいことはありません。

『すべては皆様に感動を届けるため。そして「美味しい」と言っていただくために』

〜半熟生加寿天羅（ハンジュクナマカステイラ）のご紹介〜

私たち福井堂が再起を賭けて150年の時を経て復刻させた、『半熟生加寿天羅（ハンジュクナマカステイラ）』は福井堂自慢の逸品です。

この渾身の逸品は、天然素材にこだわった先代のレシピを元に、余分なものを一切使わず厳選した 卵の甘さと風味を存分に感じられる逸品です。

近年増えている過度な添加物で味を整えたりはせず、健康に配慮し、子供から お年寄りまで毎日でも食べられる素朴な美味しさが最大の特徴です。

そとはふわふわ、中はとろとろで、半熟生加寿天羅（ハンジュクナマカステイラ）という名前に負けない、本当に美味しい逸品で、8代目女店主の私も半熟生加寿天羅（ハンジュクナマカステイラ）が大好きです。

〜半熟生加寿天羅（ハンジュクナマカステイラ）商品ラインナップ〜

1、半熟生加寿天羅　プレーン　6寸

創業150年、元祖半熟生かすてら。

老若男女、毎日食べても飽きない美味しさです。

朝食にも、おやつにも、ホールケーキの代わりにも最適な逸品です。

2、半熟生加寿天羅　黒糖（黒蜜きなこ）　6寸

黒糖の深い甘味と、きなこ香る贅沢な半熟生かすてら。

温故知新。八代目店主発案。

洋菓子と和菓子の絶妙なマリアージュをお楽しみ頂けます。

沖縄県産の黒糖と、国産きなこ使用。

3、半熟生加寿天羅　発酵バター　6寸

発酵バターを贅沢に使用した温めて食べる新感覚かすてら。

ワンランク上の生かすてらです。

温めて食べる高級生かすてら。

生地とこだわり発酵バターのフワとろ食感で贅沢なひと時を。

4、半熟生加寿天羅　プレーン　4寸

創業150年、元祖半熟生かすてら。

老若男女、毎日食べても飽きない美味しさです。

朝食にも、おやつにも、ホールケーキの代わりにも最適な逸品です。

5、半熟生加寿天羅　ブラックココア　4寸

素材にこだわり抜いた生かすてら。

ブラックココアを贅沢に練り込み、子供から大人まで喜んで頂ける絶品スイーツです。

6、半熟生加寿天羅　抹茶　4寸

上質な抹茶の香りと深い味わいの生かすてら。

京都の上質な宇治抹茶をふんだんに使用し、風味、味わいともに大人のスイーツに仕上げました。

福井堂再起をかけたこの逸品！是非とも召し上がってくださいね！

〜復刻・開発ヒストリー：神頼みより先祖の教え〜

2020年2月以降、コロナの影響を大きく受け相次ぐ取引先の売上の減少など、経営が危機的状況になりました。

こんな時こそと、福井堂創業 150 年の歩みの中、幾度の困難を乗り越えてきた先人達に知恵とヒントを求め社員全員で歴史と向き合いました。

そこで発見したのが、創業者の残した『加寿天羅』(カステイラ)の文言とレシピの存在。

語り継がれる話によると、福井堂の先人達は破天荒な性格で、いつの時代も日本の良き文化と海外の流行や技術を率先して取り入れ、新しい商品の開発にチャレンジしてきたそうです。その分、時代を先取りし、その時代には理解、評価されなかった商品も多々あったそうです。

そのひとつが、『加寿天羅』です。

長崎から伝わったカステラを真似することを嫌った福井堂の創業者吉延辰治が独自の味 を追求し試行錯誤を繰り返しました。

そんな中で、しっとり、とろ〜りとした新食感を生み出したのが福井堂の『加寿天羅』(半熟生加寿天羅（ハンジュクナマカステイラ）)です。

半熟生加寿天羅（ハンジュクナマカステイラ）開発秘話として先代より、

『開発時、焼き加減の失敗で捨てるはずの商品をつまみ食い したところ、食感と卵の風味に驚き、当時の女中さんの中で評判になった。しかし当時のお客様には理解されず裏メニューとして食されていた』

と笑い話として語り継がれていました。

現代の生カステラとは違い、余分な添加物を使わず、卵本来の素材の味と風味を最大に 感じてもらえ、毎日食べられる素朴な美味しさが最大の特徴です。

〜8代にわたる破天荒店主の紹介〜

私たち福井堂の強みは150年の歴史。

この歴史に感謝し、どんな店主が福井堂の150年の歴史を紡いできたのかを皆様に知って欲しくて、8代目の私にバトンを繋いでくれた先代の破天荒店主を紹介します。

福井堂を語る上で、歴代の店主は欠かせません！

 〜「温故知新」福井堂の取り組み〜

『温故知新（おんこちしん）』

この言葉は私たちの大切にしている言葉です。

歴史は繰り返すものであり、立ち戻る場所であり、今回の半熟生加寿天羅（ハンジュクナマカステイラ）の復刻もまさにこの考え方からです。

創業 150 年の歴史ある福井堂ですので、先人達の古き良き文化は残しながらも、新しい知恵を取り入れ『菓子業界にイノベーションを』をテーマに日々取り組んでいます。

和の概念に縛られず、和と洋を調和させた『クチュール』ブランドの展開や、 現代的なプロモーションとし Instagram だけでなくTikTok では社長、上層部自ら出演し社風も全国に PR する取り組みも行っています。

今回のクラウドファンディングの挑戦も時代にあったやり方と150年の時を経て復刻した商品であり、まさに『温故知新』。歴史の古き良きものを重んじながらも、現代的な社風を伝えることができれば幸いです。

〜コロナに負けない〜

最終章まで福井堂のクラウドファンディングページを見て頂き本当にありがとうございます。
感謝の気持ちでいっぱいです。

2020年2月以降の新型コロナウイルス感染拡大、これはとてつもなく大きな打撃を経済に与え、2年が経過した今もなおその影響は多分に出ています。

ただ、このような状況、このような危機に立たされなければ、ご紹介をさせて頂いた半熟生加寿天羅（ハンジュクナマカステイラ）の復刻、クラウドファンディングへの挑戦もなかったかもしれません。

また、テーマにあるように『どうか助けて下さい！』と全国の皆様に訴えかけることもなかったと思いますし、改めて福井堂の歴史を見直すこともなかったかもしれない。

そう考えると、今の状況はなるべくしてなった状況であり、ここからどれだけ頑張っていけるか、コロナショックに打ち勝てるかを試されているのだと感じています。

クチュールブランドでの大阪駅への出店、さんすて岡山店の出店など、多数のチャレンジを行い、またそれを皆様に知って頂くためにも、8代目女店主である私、幹部も協力のもとSNSを通じたPRにも挑戦しています。

150年の歴史の灯を消さないように。
福井堂は未来に向かって挑戦し続けます！

〜福井堂の今後のビジョン〜

創業者吉延辰治の「人に喜んで頂けることは何かできないか」との強い思いが種となり「福井堂」が誕生し１５０年間育て続け現在に至ります。

その創業者の思いを忘れかけていないか。と問われている節目の年ではないかと思います。

有難いことに「福井堂の思いの種」の原点を見直すきっかけとして歴史を紐解き「半熟生加寿天羅」の復刻に辿り着きました。

「温故知新」正に１５０歳を迎えた福井堂だからこそ出来る強みでもありビジョンとして掲げ更なる「人に喜んで頂けることとは何か」を深め笑顔が創造できる会社にして参ります。

〜最後までお読み頂いた皆様へ〜

弊社に関心を持ってこの様な貴重なご縁を頂き誠にありがとうございます。

未曽有の時代「まさかの時代」を迎えた中、今何かを考えなさいと問いかけられているのではないかと感じています。

この時にこそ一度、立ち止まり「１５０年間の年月を見直しなさい」と8代目店主の私に問いかけられているように思います。しっかりと先人の叡智を振り返り「まさかの時代」を社員と共に乗り越えて参ります。

最後までご一読頂き、本当にありがとう御座います。
今後とも福井堂を何卒よろしくお願いいたします。

有限会社福井堂　代表取締役　マクドナルド吉延 洋子

【リターン商品の食品表示に関して】

1、半熟生加寿天羅　プレーン　

2、半熟生加寿天羅　黒糖（黒蜜きなこ）　

3、半熟生加寿天羅　発酵バター　

4、半熟生加寿天羅　ブラックココア　

5、半熟生加寿天羅　抹茶