こんにちは。たい焼き甘味処「おめでたい」店長の川島です。
第1弾、第2弾の「たい焼きお届けプロジェクト」ではご支援いただき、ありがとうございました。コロナ禍で奮闘されている医療従事者の方々へお届けし、多くのお喜びの声をいただきました。
たくさんのご注文に対応することで、円滑で必要なチームワークや周りへの配慮もできるようになり、大きく成長しました。
皆様のご支援が、成長にもつながってとても感謝しております。ありがとうございます。
おかげさまで、ご来店される方も徐々に増えてまいりまして、ご家族でたい焼きを頬張っている微笑ましい姿に、障がいをもつスタッフの新たなやる気にもつながっております。
ただ一方では、日本の子どものうち7人に1人*が貧困状態にあるとの調査結果があります。
多くの愛情を受けてここまで成長してこれた自分たちだからこそ、助けが必要な子どもたちにできることはないか?伝えられることはないか?
そんな想いから、これまで支援していただいた感謝の気持ちを「たい焼き」に乗せて、「子ども食堂」を利用している”子どもたち”に届けて恩送りをしたい!と、第3弾を立ち上げました。
*データは厚生労働省「平成28年国民基礎調査/貧困率の状況」より
障がいのあるスタッフが、これまでの感謝の気持ちを込めて「たい焼き」を焼いて、「子ども食堂」を利用する”子どもたち”1000人にお届けし、エールを送ります!
※たい焼きは、感染対策を徹底して、子ども食堂へ直接お届けに参ります。(寄贈先:スマイル食堂、はやしさんちのつながり食堂、ここから100、等)
※寄贈先は今後増やしていく予定です。
※お子様と保護者、高齢者、コロナでアルバイトがなくなってしまった学生など、子ども食堂を利用している地域の方にも寄贈する場合がございます。
※学校に行けない子どもたちがお昼間に通う「子どもの居場所」にも、お届け予定です。
※お届けのレポートはその都度配信いたします。
当店は、2020年4月、大阪駅から徒歩10分、観光スポットである梅田スカイビル(空中庭園)の目の前にオープンしました。
一般には雇用が難しいとされてしまう高齢者や外国人、障がいのある方の自立の支援になればと、積極的に採用してまいりました。
現在、従業員は全員障がい者の方です。
一般枠の採用として雇用するのは珍しいそうですが、これから多様性の認められる時代に、仕事を通じて誰もが同じように社会へのつながりを持つことは一人一人の大切な生きがいになりとても重要だと考えています。
最近では、オープンから一緒に働いていたスタッフが、あこがれだった声優養成所に行くため、巣立っていきました。
大げさかもしれませんが、たい焼きを通じて、夢を自分自身の力で実現する後押しができたんじゃないかと、感じております。
一方、当店がある大阪市北区では、収入が少なくサポートを必要としている片親世帯が1000世帯あって、子どもの数はさらに多いという衝撃の事実を知りました。
・親御さんがコロナに感染し、仕事に行けず、翌月の収入が半減して生活に困っているご家庭。
・親御さんが月に1度しか帰ってこず、子ども2人だけで生活しているご家庭。
・子どもに食事を提供するのに精一杯で、手作りのおやつはなかなか食べさせてあげられない状況。
このような状況で、食だけでなく、情報や機会に恵まれずに、将来に可能性を見いだせなくなっている子どもが少なくないそうです。
当店のスタッフの中には、学校や職場でうまくいかず、一時期家に引きこもっていた者もいます。精神的にしんどい思いをしていたところから、家族や支援員さんからのサポートを受けて行動を起こしました。当店で職について自立することができ、多くの愛情やご支援を受けて成長しました。
このことから、人はどんな状況からでも、勇気を出して行動すれば手を差し伸べてくれる大人がいる、変化できる。そのことを「たい焼き」をお届けすることで感じてもらえたら!
そんな想いから、これまでサポート・支援してくださった方々への感謝の気持ちを込めて「たい焼き」を焼いて、「子ども食堂」を利用する”子どもたち”にお届けすることにしました。
《Kくん》
うまくいかない経験を沢山しましたが、そのたびに気を取り直してチャレンジ。今では率先して「たい焼き」を焼いてくれます。何か頼むと、「はい!」とすぐに行動。 仕事に真面目に取り組む姿勢が他のスタッフの刺激になっています。
《Fさん》
繊細で思いやりが深く、いろんなことによく気付く人です。その分疲れやすく、ストレスをため込んでパンクしてしまうことが過去はあったそうです。今ではすっかり頼もしくなり、Fさんが居ると他のスタッフは安心して仕事ができています。
《Mさん》
緊張しやすく耳で聞いたことを理解することが苦手です。その分、メモをしっかり取るように自分で工夫をしています。研修を提案してくれたり、写真を撮ってスタッフに共有してくれたり、物の置き場の変更を提案してくれて、各段に仕事がしやすくなりました。提案力が優れていて、周りをやる気にさせるムードメーカーです。
《Uくん》
たい焼きを美しく焼くことに誰よりもこだわっていて、コツを他のスタッフに教えてくれています。
口調が穏やかで、子どもに話しかけているところは、本当に優しいお兄さん。誰よりも冷静に仕事ができるので、お客様が集中した時は、Uくんに全体把握をしてもらっています。
一般社団法人 社会福祉学び支援協会
就労移行支援事業所スリーピースグループ
専務理事・施設長 瀧川昇三
これまでの感謝を込めて“たい焼きを焼く”ことを通じて、人は成長する!
私たちは働くことに何らかの障害(うつや発達障害など)のある方が「就職をゴールにしない長期的に捉えた未来ある支援」という理念のもとに、大阪市で就労支援をしています。
「おめでたい」でもう1年5ヵ月も働いているスリーピースの卒業生がいます。以前とは考えられないくらいに成長した彼を見るたびに、「職場の温かい人間関係の大切さ」と「人の成長」は相関関係にあると心から感じます。おめでたいに応募した当初、接客というお仕事はこれまで苦手と感じる職業でしたが、自分はここで働きたい!という熱い思いがお店のオーナーに届き、就職に結びついたエピソードがあります。
働いてからも色んな困難がありました。でも諦めない気持ちと持ち前の持久力で乗り越えて来られました。今では、「働くことを楽しむ」「できることが増える」「チャレンジが自信に繋がる」という感覚が根付き、立ち振る舞いや言葉遣い、表情までもが変わり自信と責任感も溢れ出しています。
おめでたいさんでは障害者雇用率を満たすという義務はないが、障がいを持っていても夢を持っている人に“たい焼きを焼く”という職業を提供し、お客様から笑顔をもらうという経験から、自然と自分自身が人々に支えられていると感じていく。そんな素敵な成長の仕組みを構築されています。今回のプロジェクトではスタッフをこれまで支えて頂いた多くの “感謝”を、沢山のたい焼きに“愛”込めて「子ども食堂」にお届けすることで、様々な事情から支援が必要とされる”子どもたち”に笑顔になってもらえることを目指す、心温まるプロジェクト。
沢山の方々に知って頂き、この目的をシェアして頂けましたら嬉しく思います。
社会福祉法人 大阪市北区社会福祉協議会
地域支援担当係長 軸丸 政代
スタッフの皆さんの思いよ届け!!
「おめでたい」のスタッフの皆さんは、明るい挨拶とおいしい「たい焼き」を通じて、居心地の良い空間を提供してくれています。
今回、感謝の気持ちと共においしい「たい焼き」を「子ども食堂」に届けるという、新たなプロジェクトにチャレンジすると聞いて、ぜひ応援したい!!と思いました。
コロナ禍の中、「子ども食堂」には多くの”子どもたち”が足を運んでいます。愛情いっぱいの手作りの食事を食べてお腹も心も満たされ、”子どもたち”も元気になると信じて支援をしています。
「おめでたい」のプロジェクトの成功が、より”子どもたち”を笑顔にすることでしょう。多くの皆さんに思いを共有していただき、居心地の良い空間が出前されることを応援しています。
スタッフの皆さん、プロジェクトに賛同していただいた皆さん、これからの素敵な出逢いに夢をもって!プロジェクトを成功させましょう!
「子ども食堂」へお届けするたい焼き代、
「リターン用」のたい焼き代・ドリンク代・トートバックの製作費に使わせていただきます。
子ども食堂へお届けするたい焼き:約20万円
リターン費用:約4.5万円
その他費用(交通費・郵送料等):約2万円
キャンプファイヤー様の手数料:約3.6万円
・支援者の方々へは支援額に応じて、お礼メッセージ、たい焼き2匹引換券、たい焼きドリンクセット引換券、オリジナルトートバック、おめでたい店内にお名前掲載、おめでたいHPにお名前掲載のリターンをご用意しています。詳細はリターンのページにてご確認ください。
~7/13 クラウドファンディング終了
7/15~ 支援者の方々へ、たい焼き2匹引換券、たい焼きドリンクセット引換券、トートバック準備
7/ 22~ リターン順次発送
7/ 29~ 寄贈先の子ども食堂と、たい焼きお届け日程について打ち合わせ開始
8/5~ たい焼きを順次、複数回に分けて子ども食堂にお届け(焼いた当日にお届けします)
このプロジェクトをきっかけに、多様性を理解し意欲ある人へ活躍の場をつくってくださる企業様が増えること。サポートを必要としているご家庭があることを知り、様々な形での支援の輪が広がることを願っています。
そして、いろんな個性をもった人が可能性を信じて、これからどんどんチャレンジができる世の中になること、さまざまな状況にある”子どもたち”が多くの愛情に触れ、未来を切り開いていってくれることを願っています。
この感謝の恩送りプロジェクトに、是非ご賛同いただけたら嬉しいです。
たい焼き甘味処「おめでたい」
住所:大阪市北区中津5-1-2
電話:070-1815-1715
アクセス:JR大阪駅から徒歩10分
定休日:木曜日
営業時間:当面の間11:00~19:00
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る3月、こども食堂5カ所に“たい焼き379匹”お届けし、“たい焼き合計806匹”のお届けが完了しました。
2023/04/02 16:23皆さま、ご支援いただきありがとうございます♪3月にこども食堂にたい焼き379匹お届けし、“たい焼き合計806匹”のお届けが完了しました。嬉しいメッセージも沢山いただいておりますので、ご報告させていただきます。◉3月14日 子ども食堂ひなた 70匹(大阪市天王寺区)ここの代表者様は、以前にお届けした「はやしさんちのつながり食堂」の代表者様、「かりん食堂」の代表者様と元々お友達。こども食堂やりたいねえ…と3人でよく話をしていたけれど、「話してるだけでは始まらないから、小さくていいからやってみよ♪」と3人それぞれにこども食堂を立ち上げ。今では3か所共50~70人規模にまで大きくなったそうです。小さくてもまず行動を起こすことの大切さを感じました。◉3月20日 “子どもとみんなの”「ちりん食堂」 24匹(大阪市福島区)到着すると、見覚えのある人が…「えび庵ふぁん」の代表者様がお手伝いに駆けつけていらっしゃいました。なんと、「ちりん食堂」の代表者様と同級生だそうです。こどもたちに食器を運ばせていて、家事も自然と身についていく様子が垣間見れました。お誕生日のお子様がいらっしゃたそうで、誕生日のおやつができて良かった‼とお喜びでした。◉3月22日 しま☆ルーム 170匹(大阪市中央区)晩御飯を一人で食事をする(孤食)こどもたち、支援が必要な親子に食事などを提供したいとの想いから、こども食堂を運営していらっしゃいました。これだけの大人数を受け入れていらっしゃるのは、並大抵のことではないと思いました。◉3月24日 こども食堂 とも淀キッチン♪ 60匹(大阪市淀川区)「あんこかカスタードのどちらかやで」と言ってランダムに紙袋に入れて渡したそうで、こどもたちは、「あんこがいい」「カスタードがいい」とわくわくしながら持って帰ったそうです。◉3月26日 子ども食堂 スクイエ 55匹(大阪市西淀川区)こどもたちの栄養格差・教育格差を何とかしたいとの想いから、「無料子ども食堂」と「無料パソコン教室」を併設した施設をつくろうと、クラウドファンディングで資金を募り、立ち上げられたこども食堂です。当店がこの「第3弾」のクラウドファンディングを立ち上げた際に「スクイエ」は支援金を使って内装工事中。代表の北田さんの志に共感して、たい焼きをお届けしたいと密かに思っていたこども食堂です。「みんなめちゃくちゃ美味しい美味しいと喜んでくれて、中には見たことない笑顔出してくれて嬉しくなりました」とメッセージをいただきました。こども食堂の代表者様やスタッフの方々それぞれに熱い想いがあり、なんとかこどもたちの力になりたい、自分にできることはないだろうか?と、活動されている姿に触れて、私もできることをやっていこう!と改めて思いました。お届けしていくなかで、支援してくださった方々の想いが806匹のたい焼きに乗って、こどもたち一人ひとりに伝わっていくのを感じました。本当にありがとうございました。最後に、皆さまにお知らせがあります。当店は、うめきた地区開発による区画整備のため、立ち退き移転する運びとなり、3月21日に営業を終了いたしました。移転先は未定です。おかげさまで当店の障がいのあるスタッフはすっかり逞しくなったり、ここでの経験を活かして次の仕事が決まるなど、皆さまからのご支援が当店のスタッフの成長にもなりました。支援してくださった皆さま、こども食堂の実情について教えてくださった大阪市北区社会福祉協議会の軸丸様、当店のスタッフを手厚くサポートしてくださった就労移行支援事業所スリーピー瀧川様、こども食堂に一緒にたい焼きを届けに行ってくださったトマティーンさん、当店と本プロジェクトに関わってくださった皆さま、本当にありがとうございました。当店のたい焼きお届けプロジェクトは第3弾をもって終わりましたが、引き続きご近所のこどもたちやこども食堂に興味を持っていただいて、直接声をかけていただいたり支援していただけると嬉しいです。私も、このプロジェクトでできたこども食堂との繋がりを大切にして、自分にできることをやっていきます。ありがとうございました!たい焼き甘味処おめでたい店長 川島 もっと見る
2月、こども食堂7カ所に“たい焼き合計380匹”お届けしました!
2023/04/01 16:36皆さま、ご支援いただきありがとうございます♪皆さまからいただいたご支援金を使わせていただき、2月にこども食堂7カ所に“たい焼き合計380匹”お届けしてきました!どこでもとても喜んでいただきました。ご支援いただき、こちらが学ばせていただくことも多く、本当に感謝しています。お届けした様子をご報告させていただきます。◉2月1日 スマイル食堂(ドールドレス) 20匹(大阪市北区)夜はバーを営みながら、定休日にお休み返上でこども食堂を運営していらっしゃって、毎週継続されているのが本当にすごい!と感じました。最近では、ここのお弁当のおかげで嫌いだったお野菜が食べられるようになったというお子様がいらっしゃったそうです。◉2月3日 ここから100 100匹(大阪市淀川区)ご当地ヒーロー“トマティーンさん”と一緒にお届けしました。トマティーンさんはこどもたちに大人気で、あっという間にこども達に囲まれていました。主催者様は、通りがかるお母さまたちに「寄っていって♪」と声をかけていらっしゃって、こういうさりげないふれあいから、支援を必要としているご家庭に支援が届くことになるのだなと感じました。◉2月11日 大開「た・べ・よ」 15匹(大阪市福島区)ここも“トマティーンさん”と一緒にお届けしました。はじめは警戒していたこども達も、トマティーンさんの人柄にどんどん打ち解けて、最後は一緒にカードゲームをしていました。スタッフさんが、こどもたちと触れ合う中で「今日は朝ごはん何たべたん?」と聞いて、さりげなくご自宅でごはんを食べられているか察していらっしゃるのがすごいなあ!と思いました。◉2月13日 えび庵ふぁん 35匹(大阪市福島区)こどもたちが来る前にお届けしました。町屋をリノベーションした空間で、こどもたちが自由に過ごせる居心地のいい場所になっていました。手作りの暖簾や、壁に貼られて絵など、代表者様のお話からも、心を込めて運営をしていらっしゃるのが伝わってきました。◉2月18日 佃食堂 90匹(大阪市西淀川区)“トマティーンさん”と一緒にお届けしました。トマティーンさんは熱烈な歓迎を受けて、まるでスターになったかのようで本人が一番びっくりしていました。トマティーンさんと一緒に、こども達一人一人に“たい焼き”をお渡ししました。◉2月27日 かりん食堂 70匹(大阪市中央区)“トマティーンさん”と一緒にお届けしました。ここはお弁当の配布をしていて、お母さんがお一人でお弁当を取りに来られるケースが多いそうです。今回はトマティーンさんが来るという事で、お母さんと一緒にこどもさんも沢山来ていました。スタッフさんからは、こどもたちの様子が見れて良かったと喜ばれました。◉2月28日 福太んち 50匹(大阪市福島区)“トマティーンさん”と一緒に当店オーナーがお届けしました。トマティーンさんは、完全に子供たちにもてあそばれていて、大騒ぎでした。こどもたちはご飯を食べ終わると、すぐ「たい焼き食べるー!」と飛びついていたそうです。こども食堂があることで学校以外にこどもたちの居場所ができ、ご飯を食べられたり、家族以外の頼れる人ができたり、お友達ができたり、様々な経験ができることに価値があると感じました。ご支援をいただきありがとうございました。3月に全てのたい焼きのお届けが完了しましたので、次回の活動報告にて報告させていただきます。 もっと見る
リターンについてのご報告
2022/08/31 16:10皆さま、ご支援いただきありがとうございます。リターンについてのご報告です。「応援コース3万円(法人支援者様向け)」「応援コース1万円(個人支援者様向け)」にご支援いただいた皆さまのお名前を、たい焼き甘味処「おめでたい」のホームページに掲載させていただきました。また、「応援コース3千円」にご支援いただいた皆さまのお名前を、店内に掲示させていただきました。「たい焼き2匹引換券」「たい焼きドリンクセット引換券」「オリジナルトートバック」も昨日発送しております。多大なるご支援をいただき、改めて御礼申し上げます。皆さまからの温かいご支援を「たい焼き」にかえて、引き続き「子ども食堂」の子どもたちにお届けしていきます。お届けについては、随時ご報告させて」いただきます。ありがとうございました。リターン品発送 もっと見る
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