こんばんは!oucaのライター担当の水樹ハルです。クラウドファンディング「目を閉じてでも履ける靴下『minamo』を日本全国に届けたい!」が開始2日で43人からの支援・購入していただいております!本当にありがとうございます!おかげさまで目標達成率100%を超え、1stゴールをクリアいたしました!あらためて今回は、ぼく視点からみたoucaのこれまでのことを振り返りながら書かせていただこうと思います!-----------------------------「靴下の締めつけがキツくて長時間履けないんです。むくむと跡がついてかゆくなるし、かいたら肌が荒れてしまって気持ちも下がってしまうんです」これは、今から1年3ヶ月前の2021年2月にアパレルブランドoucaの代表の田村優季さんが開催した「靴下に関するヒアリング会」でアトピー性皮膚炎や化学過敏症の方からいただいた悩み。優季さん自身も敏感肌だったため、「履き心地バツグンの靴下を作りたい!」と思ったそう。また、このヒアリング会には、目が見えなかったり見えにくいことで靴下をうまく履けない方々も参加されていました。具体的にいうと、「カカトの部分が上になったり横になって履き直している」「靴下が裏返しのまま履いていたり、左右違うものを履いていて恥ずかしい思いをした」「同じ色の靴下しか買えないけど、本当はオシャレを楽しみたい」という悩みだったのです。なかなか商業的には拾われにくい悩みかもしれません。しかし、優季さんには目が見えず耳も聞こえないおばあちゃんがいるためその悩みは他人事とは思えない。「なんとかこれら全ての悩みを解消できる画期的な靴下を作ろう!」と決意したのです。優季さんの人生を大きく変えたのは、2018年の夏のある日のことでした。優季さんのおばあちゃんは目が見えず耳が聞こえなくても、料理や裁縫ができているため、優季さんからすると「障害者」という認識もなかった。しかしこの日、おばあちゃんが衝撃的な言葉を言い放ったのです。「私は目も見えないし、耳も聞こえない価値のない人間だからスクラップにしてくれ」と言ったのです。この言葉に優季さんは衝撃を受け、「なにがおばあちゃんをそう言わせてしまったんだろう」と思いました。人はどういった時に自己評価が落ちてしまうのかというと…「みんなと同じように〇〇ができない」と思った時、ではないでしょうか。でも、全てのことをできる人間はいない。優季さんはこの出来事をきっかけに「自分の生きづらさ、自分とは何か?」「この私だから、この祖母がいたから出来ることは何かないか?」と真剣に考え始め・・・「盲ろう者の祖母の存在が私たち家族の学びになるように、誰かの生きづらさは誰かの価値になるのではないか?」と気づいたのです。この経験から優季さんは縫製士として、「誰か一人の生きづらさをみんなにとって価値あるものに変える!」というミッションを自覚し、アパレルブランドoucaをスタートしたのです。こういった経緯があり、oucaのプロダクトは、先ほど紹介したヒアリングから始まります。そこからみんなの価値の原石となる「不便」を見つけ、解消しながらみんなにとって画期的なプロダクトを制作していく…!1年以上の時を経てできあがったのが、「目を閉じながらでも履ける靴下」minamoです。minamo(ミナモ)は目を閉じてでも履ける、もう誰も間違えない、どう履いても正解になる靴下です。履く方向もない!表裏もない!左右もない!ペアもない!縫い目もない!敏感肌で悩む代表が、視覚障がいの友人を巻き込んで作ったら、 身体が喜ぶ、自由で超ハッピーな靴下ができました!「自分自身に優しくありたい人や、大切な人に優しくありたい人にこそ、届いてほしい!」その想いを胸にクラウドファンディングにチャレンジすることを決意したのです!先ほども申し上げましたが、開始2日で43人からの支援・購入していただいたおかげで目標達成率100%を超え、1stゴールをクリア!(本当は6/27スタート予定だったのですが、間違ってスタートボタンを押してしまったらしい!笑)先着早割20%オフは、3本セットがあと1名、5本セットがあと5名、7本セットがあと7名となっています!「ピン」とこられた方は早めにぜひ1度プロジェクトページをのぞいてみてください!引き続きminamoを日本全国で必要としてくれる方々にお届けしながら、ネクストゴールにチャレンジしていきますので、oucaの応援・プロジェクトのシェアをよろしくお願いします!oucaライター担当水樹ハル