こんにちは!
クラウドファンディング終了(14日23:59)まで、ついに残り1日となりました!
現在「カリガネジャパン」はオーストリアでの前哨戦を終え、今まさに決戦の地スロベニアに着いたところです。
18日から始まる競技フライト本番に向けて、選手たちも気持ちを高めていっています。このクラウドファンディングも最後まで応援とシェアいただけると嬉しいです!
さて、今回は世界選手権前哨戦のオーストリア大会が終わったばかりですので、その結果をハイライトで報告したいと思います。
【9月7日・大会1日目】雷雨キャンセル
9月7日午後の競技から開始予定だったこの大会。
残念ながら午後は雨雲が発生し、この日の競技は中止になりました。
午前中から大会チェックインやブリーフィングなど何かと慌ただしかったので、各チームそれぞれ体調を整えつつ翌日からのフライトに備えます。
【9月8日・大会2日目】海外らしい7タスクのロングフライトと午後フライト
翌朝は靄がかかる中7タスクのフライト。
タスク構成としてはFIN,PDG,HWZ,HWZ,XID,FONとシンプルながらも、際どいターゲット配置の絶妙な競技になりました。
日本パイロット達は久々の競技に感覚が追いついておらず苦戦を強いられますが良い刺激。
午後は前線の接近で雨が予想される中でしたが、少しのチャンスを狙いHNHの1タスク。
今にも無くなりそうなぼやけた読みにくい風で、日本チームはヘア気球から距離をとりつつ後続で離陸。たった1タスクでしたが、午前午後と合わせて体力・精神共に疲れる1日になりました。
【9月9日・大会3日目】時間と燃料管理が問われる
この日の午前はRTA,JDG,CRT,JDG,HWZ,FON,ANGの7タスク。
上空の風も緩く風が読みにくいため、前日に加えて頭の回転が必要なタスクとなりました。さらに離陸場所から思ったような風が吹いてくれず最初の2タスクに時間をかけすぎてしまい4機中3機が途中で燃料切れ。タスク数が多いフライトで必要な時間・燃料管理が実感させられるフライトになりました。
この日の午後は雨でキャンセル。選手たちは体力回復に努めます。
【9月10日・大会最終日】海外らしいスピーディでチャレンジングな8タスク
最終日の朝、PDG,FIN,WSD,WSD2,MDD,LRN,FON,FONという、先読みがしにくいタスク構成。しかも風が早く平均20~30Kmの風を使いながらのアプローチは海外らしいフライトの良い練習になりました。スピーディな中での後半LRN,FON,FONの宣言位置の設定は飛行中の素早い判断力が必要で、日本としては連携でカバーしたかったですが課題が残る結果に。
この日も午後は雨でキャンセルとなり、ここで全競技フライトが終了しました。
【最終結果】
1位:Bareford Dominic UK
2位:Kusternigg Daniel Austria
3位:Saunders Edward Australia
…
20位:Fujita Yudai Japan
30位:Ueda Satoshi Japan
33位:Katahira Shiro Japan
34位:Tomizawa Sansei Japan
前回世界チャンピオンのDominicが貫録の優勝。
日本チームは数値結果としては振るいませんでしたが、世界選手権に向けての感覚、課題や気づきを得られた、かなり収穫のあった大会でした。
次はいよいよ本番の世界選手権!現地スロベニアでの練習フライトで、最終調整をして臨みます。
大会の最新結果については、カリガネジャパンの公式インスタグラムや、HPでご覧いただけますので、是非チェックしてください!
そして引き続き、カリガネジャパンの応援をよろしくお願い致します!
カリガネジャパンインスタグラム:https://www.instagram.com/balloon.japan/
大会公式HP:https://www.hotairballoons2022.com/en/home/
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