2022/07/19 15:38
帝王切開ベイビーズは4週齢に入り、歯も生えて来たのでそろそろ離乳を始めます。哺乳は常に誤嚥のリスクを伴うので、保護猫は通常より早めに離乳を始めます。前臼歯(奥歯)が生えて来たら、フードが食べられるという目安です。歯が生えてくると哺乳瓶を咥えるのも下手くそになってくるのです。
というより、保育器が手狭になって人の気配を感じるたびに「出せ〜」アピールが凄いのでサークルの準備をしました。
ところがサークルに入れた途端ネットの間に頭を突っ込む、よじ登って脱走を試みるというナイスな行動に出たため、サークルの内側にボードを取り付けました(実際あんまり意味がなかった)。
家では手作りのフードを毎回食べさせる前ベビーフードメーカーでクリーム状にして食べさせています。離乳は食べたがらない子のために色々工夫したり、お皿の中に踏み入って身体中がベトベトになった子を拭いたり、結構手がかかるのです。
フードを食べ始めると体重もどんどん増えて、おトイレも自分で行くようになります。日々成長して、社会性、ルール、これからの生活で必要な色々な事を学ぶための扉がオープンするインプリンティングの時期になります。おもちゃに反応したり、2匹でじゃれたり、毎日新しい事を覚えています。これからも母猫に変わって沢山の事を教えなくてはなりません。性格の良い人慣れした子は里親さんを見つける時に重要なポイントになります。