アンニョンハシムニカ!本日は、元プロサッカー選手(Jリーグ・Kリーグで活躍)であり、元朝鮮民主主義人民共和国代表でもある、現ジュニスターサッカースクール代表、安英学さんより応援メッセージをいただきました。サッカーを通じてコッポンオリたちを応援します!アンニョンハセヨ。安英学です。私は小・中・高と12年間、ウリハッキョに通いました。ウリハッキョで自分の民族の言葉を学び、地理や歴史、文化を学び、そして自分が何者でどう生きて行くかを学びました。今回の企画は、そのような機会を私たちの大切なコッポンオリたちに与えられる、とても素晴らしいものになると確信しています。私も「青商会学園」のサッカー教室の部に参加予定です。サッカーを通じてコッポンオリたちとふれあい、繋がり、彼ら彼女たちの未来をいつまでも応援していけたらと思います。ぜひ一人でも多くの皆様の、温かいご支援とご声援をよろしくお願いいたします。みんなの力で「青商会学園」を成功させましょう!꿈은 이루어진다☆
応援メッセージ の付いた活動報告
ウリハッキョは「本当の自分」に出会える!アンニョンハシムニカ!私は、現在日本のプロバスケットボールリーグ(Bリーグ)に加盟する金沢武士団で練習生をしています。李洸勝です。 今は練習生としてチームに所属していますが、プロ契約を目指し日々トレーニングに励んでいます。(Bリーガーの卵と認識していただければ幸いです。)毎日トレーニングの連続でクタクタになりながら自宅に帰り着いたある日、Facebookを漁っていると何やら目を引くものが僕の目に飛び込んできました。『青商会学園』...?聞いたことのあるワードでしたが、「なにか面白いものが始まる予感がする。」そう思い、それがどんなものか調べてみると。なんと、全国の『ウリハッキョ』がない地域に住む『コッポンオリ』たちに『ウリハッキョ』を提供するとあるではないですか!!こんな激アツな話ありますか!?なぜ私がこんなに興奮しているかと言うと、実は私の出身は鹿児島でウリハッキョがない地域でした。小学校までは近くの日本学校に通い、中学から福岡の九州朝鮮学校へ編入したのです。4人兄弟のマンネ(末っ子)である私は、兄や姉達が先に『ウリハッキョ』に通うのを見てなんとなく知った気ではいましたが、自分も編入してみて初めてウリマルを習い、ウリトンム達と出会い、自分が『本当の姿』になって行くのを体験しました。そして今、本当の自分の名前で、姿で、ウリハッキョ出身者初のBリーガーに挑戦しています。私は、近くに『ウリハッキョ』が無い『コッポンオリ』たちに、是非、私が経験した最高の体験を味わってもらいたい!そして本当の自分に出会ってもらいたい!そんな私の願いがこの『青商会学園』で実現できると思います!私もウリハッキョがない地域で育った先輩として、ウリコッポンオリ達の未来のために微力ながら応援させていただきます!皆の力でこのプロジェクトを盛り上げていきましょう!!
『もう一度、ウリハッキョを作りましょう!』 あーにゃしーみーかー!!錦鯉のつかみ並みに大きな声であいさつさせてもらいました笑京都府青商会の元副会長にして、コロナ禍が猛威を振るいまくっていた時期に洛西青商会会長として最優秀地域KYC賞を受賞したのは、何を隠そうこの私です!すごいでしょ?しかし、そんな私の栄光の活動を一瞬にしてかき消してしまうぐらいの事業がとうとうスタートしました!その名も「青商会学園」!!これは本当にすごいです!全国のウリハッキョがない地域に住む小学4年生から6年生をすべて交通費含めて無料でウリハッキョ学生となってもらうという空前絶後の超絶怒涛のプロジェクト!おそらく檀君もびっくりしていると思います!短期間ではありますが、そこに「その子たちのためだけのウリハッキョ」を作ってしまうんですからっっっ!●自分が何者なのか分からなかったあの頃「あんた、中学から朝鮮学校へ行くか?」小学6年生のころ、母親が私にこう言いました。「いや、、、いいわ。今の友達と離れるの嫌やし、そのまま日本の中学校へ行く。」私は母親にそう言って、そのまま中、高、大と日本の学校へ通い今に至ります。小学生の頃から、自分が日本人ではないという自覚はありました。しかし、名前も日本名、歴史も文化も知らない、言葉も話せない。自分が朝鮮人であるという意識はほぼありませんでした。このまま日本人になっていくんだろうなと思っていました。しかし、中学1年生の時に朝青が主催するサマースクールというものに参加しました。「うおー!?こんなに自分と同じように日本学校に通う同胞学生がいるの!?」普段、同胞と言えば親戚の範囲でしか関わっていなかった私は、この同世代の同胞学生が集まっているという事実にまず驚き、そしてなにか嬉しく感じました。それを機に、学生会、留学同、朝青、青商会と経て、自分が朝鮮人であり、民族の一人であることを肯定的に受け入れ、今では子どもを朝鮮学校へ通わせている保護者となっています。 だからこそ、日本の学校に通う在日同胞学生にとって、どれほど「集まり出会う機会」が重要で貴重なのかを実感しています。もう一度言わせてください。「集まり出会う機会」が本当に貴重で重要なんです! ●自己肯定の場が必要不可欠日本学校へ通っていると、自分が朝鮮人であると意識する機会がほとんどありません。あっても、ネガティブな状況の時だけだろうと思います。当然、自分の出自を積極的に出そうとはしませんし、むしろ隠そうという意識も働いてしまう時があります。自分が仲間外れにされてしまうのが怖いからです。しかし、学校以外の場で自分をさらけ出せる場や人間関係があれば、それは緩和されますし、徐々にかも知れませんが自分を肯定できるようになります。私がまさにそうでした。サマースクールに参加する以前から、最寄りの朝鮮学校で開催されるヤユフェ(納涼)や各種イベントに参加していたこともあります。学校があることにより、そこを中心に自分を朝鮮人であると意識し肯定できる機会にたくさん触れることができました。日本の学校では得られなかった、民族としての自己肯定を育むことができました。もし、私の住む地域に朝鮮学校がなかったら、おそらく今の私はなかったかもしれません。ウリハッキョがあるということは、民族として意識する場があるということであり、同胞たちが集まり盛り上がれる場があるということであり、自己肯定できる場があるということです。 ●なければみんなで作りましょう!この青商会学園は、もはや単なる行事ではありません。ウリハッキョを期間限定で作ってしまおうという偉大な事業です!解放後、一世たちが子供たちのために知恵と力と資産を出し合って、各地に朝鮮学校を作っていきました。また、そこには日本人もたくさん関り、教員として貢献してくれた方たちもいます。今回の青商会学園のプロジェクトは、まさにこの事業の流れをくむものだと思います。あの偉大な事業を、2022年の今、私たちの手によって行える時がきました。この「ビッグウェーブ」に乗るしかない!笑時間軸で見ると三泊四日という短期間ではありますが、そこで学んだことや感じたことや繋がった人間関係は、三十年四十年分の価値はあるはずです。ドラゴンボールの「精神と時の部屋」なみの成果がきっとあるはず!笑朝鮮学校同士でも、「ある学校は校舎が新しくなったけど、ほかの学校は老朽化が著しい」や「ある学校は運動場が人工芝になったけど、他の学校は土が古く水はけが悪いまま」など、いわゆるウリハッキョ格差が生じています。しかし、「そもそも朝鮮学校がない」というのは、もはや格差どころの話ではありません。ウリハッキョがある地域に住まわれている同胞たちで、一丸となりこのプロジェクトを応援していきましょう!私も微力ながら、全力で支援し、応援し、関わっていくつもりです!★「青商会学園」は、わたしたちの学校です!地域や人種や国籍を超えて、ウリハッキョをみんなで作りましょう!!