こんにちは!一般社団法人スマイルライフ代表理事 小林豊治と申します。
私たちは児童養護施設の子どもや、家庭環境が複雑な子に生きる楽しさを提供することを目的として、2020年に岐阜県で立ち上げた団体です。
今回は「川遊び」を通じて、子どもたちに豊かな経験を提供したいと考え、プロジェクトを立ち上げました!
川遊びを通じて、子どもたちに「本気の笑顔」を!
私たちスマイルライフは、自然の中でのアクティビティ活動を通して、子どもたちの「本気の笑顔」が見られることを目指しています。
これまで、児童養護施設やシェルターの子どもたちを対象として、川遊びやバギー体験などさまざまな活動をしてきました。
虐待を受けた子どもたちの中には、心に傷を負い、人とうまくコミュニケーションが取れない子もいます。
そういった子も、自然に触れて一緒に遊んでいくうちに少しずつ表情が変わり、1時間もするといきいきとした笑顔を見せるようになります。
話すことが苦手だった子が「やったー!」と声を上げたり、最初は乗り気でなかった子が徐々にやる気を出し、年下の子に対してリーダーシップを発揮したりと、短い時間でさまざまな変化が見られます。
子どもたちに必要なのは「成功予見」
子どもを楽しませる一番のコツは、まず大人が本気で楽しむこと。一緒になって全力で遊び、うれしいことは一緒に喜び、達成感でいっぱいのドヤ顔をしっかり見つめてあげる。
そして、「これをやると楽しい!」という経験を積んでもらうことです。これを私たちは「成功予見」と呼んでいます。
子どもにとっての成功とは、「楽しい」「面白い」といったポジティブな感情。
「こんな遊びをしたら絶対楽しいぞ!」「こうすればきっと面白くなるはずだ!」という発想=成功予見を積み重ねていくことが大切だと考えています。
楽しいこと、やりたいことが見つかれば、子どもは自分で行動するようになります。成功するために困難を乗り越え、努力する。小学生以上であれば、ネットで調べて動画などを探すこともできるでしょう。
そこで楽しい経験を積み、「次は何をしようか?」と夢が膨らんでいく。
こうした経験こそが学びの原点だと私たちは考えています。
学ぶためには、楽しいことに自ら向かっていく自主性が不可欠です。
また、自ら本気で夢中で取り組むことができる姿勢は社会人になっても必要になってきます。
そうであれば、子どもの頃に遊びから入るのが一番早い。さらに、遊び方もルールも決まっていない自然の中で遊ぶことで自由に発想できる。
そうした想いから、川遊びという形を取り入れています。
「夢が持てない」子どもたちの現状
児童養護施設で暮らす子どもたちは、原則18歳になると「自立」しなければなりません。
高卒で仕事を探すわけですが、保証人がいないとアパートも借りられないことがほとんどです。
そこで「寮があるところなら何でもいい、仕事に就ければどこでもいい」と考えて就職したものの、合わなくてすぐに辞めてしまうケースもこれまで多く見てきました。
このように、若者が仕事に対して夢を持てない、やりたいことが見つからないといった現状は、社会的に大きな課題だと考えます。
自分の「夢中」が、人の喜びになるという経験
やりたいことをやれば、若者や子どもは劇的に伸びる。これは私たちが日々の活動を通して実感していることです。
興味のあることに本気で取り組むことが成長には不可欠です。子ども時代だけでなく、社会に出て働くときにも同じことが言えます。
遊びの中で「みんなが楽しめることを考える」というのは、仕事において「お客様のニーズに応える」ということにつながるからです。
子どもにとっては、すべてが初めての経験なので、試行錯誤の連続です。
その中で、どうやったら楽しくなるかイメージして自主的に行動すると、成長が劇的に早いのです。
また、遊び方が決まっていない自然の中だからこそ、私たちは世間体や社会のルールを押し付けないことを大切にしています。
ケンカしたり話し合ったりしながら、子どもたち自身でルールを決めていくことに意味があると考えるからです。
自由に発想し、夢中になって取り組むと誰かが喜んでくれる。
そうした経験を積み重ねることで、大人になってからも「自分の取り組みが社会の役に立つ」と実感できるようになるはずです。
経験がないことは頭で思い描くこともできません。子どもは経験値が少なく、どうしても視野が狭いので、遊びという場の中で「これをやったらみんな喜ぶぞ!」という経験をしてもらいたいと考えています。
●名古屋市立大学 大塚さん
以前、スマイルライフさんの企画された大学生交流会に参加させて頂き、レジャー体験をしたり、団体の理念を教えて頂きました。
『子どもたちの笑顔の為にも、まずは自分が全力で笑顔になる!』というお話に、感銘を受けました。それ以来私自身も、まずは何事も自分が全力で楽しみ、そこから溢れる笑顔で他の誰かも笑顔にしたいと、大学での研究活動等にも励んでいます。
大学生の自分も、たった1日の間に、自然のエネルギーと笑顔を大切にするスマイルライフの皆さんの『生きる活力』を受け取れました。
なので、子どもたちには尚のこと、沢山の笑顔を生み出す活動をなさっていることと思います。
●NPO法人スポットライト 理事長 杉浦昇さん
ほとんどの大人が「疲れた」「忙しい」ってため息ついてるなかで、誰かの笑顔をつくれる大人ってかっこいい! 僕も誰かを笑顔にできるような人になりたくて、仕事を続けているんだけど、うまくいかないことも多い。
スマイルライフさんのイベントに参加して、子供たちの笑顔をちかくで撮影していたら「子供が笑うためには、まず大人が笑え」という言葉の意味が分かった。
カメラマンがくるしい顔でため息つきながら撮影していたら、子供たちは笑顔にならない。 子供たちの笑顔はもちろん大切。でも、そのためには大人がたのしく生きることが必要なんだ。
そう気づかせてくれた、スマイルライフさんはすごい。その活動を、僕は応援してます。
●RISTORANTE IL PRESIDENTE (リストランテ イル プレジデンテ)のオーナーシェフ 渡辺 泰徳 さん
子どもの夢を応援したい ・食育を通じて子どもたちの成長を見守りたい ・本物の味に触れて世界観を広げてほしい、という想いでスマイルライフさんの活動に支援スタッフとして参加しています。
<RISTORANTE IL PRESIDENTE 所在地>
〒500-8842 岐阜県岐阜市金町8-10 荒井ビル 1F
いただきました支援金は、以下のような用途で大切に使わせていただきます。
・子どもたちの野外アクティビティ体験費用(交通費、弁当代、ライフジャケット、下見にかかる費用、専門家への日当、保険など):約18万円
・CAMPFIRE手数料その他経費:約2万円
まずは10数人ほどが参加できる目安として目標を20万円に設定していますが、より多くの支援が集まれば、さらにたくさんの子どもたちを川遊びに連れていくことができます。ぜひご支援よろしくお願いいたします!
スケジュールは以下のとおりです。
・7月30日 クラウドファンディング終了
・8月以降 川遊び等、子どもたちの野外アクティビティ体験の実施、各リターンの実施(※コロナの状況を鑑みながら実施してまいります。)
以下のようなリターンをご用意しています。
・お礼のメール
・活動報告
・個人スポンサー
・企業スポンサー
・スペシャル企業スポンサー
・ライフジャケットスポンサー
詳しくは、リターン一覧をご確認ください。
自然の中で自由に遊び、「楽しい」「面白い」と感じられる経験を重ねることは、子どもたちの成長にとって何より大切だと思っています。
また、「みんなで楽しむ」「人が喜ぶことをする」という経験は社会人になってからも役立ちます。
多くの子どもたちにそうした場の提供ができるよう、ぜひご支援をいただければと思います。
よろしくお願いいたします!
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※一般社団法人スマイルライフは非営利法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。
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