己の事を俳優ではなく『戦劇者』と答える坂口拓。Q:11 『戦劇者とは?ー坂口拓論ー』
『坂口拓・下村勇二監督・太田Pに答えて頂きます!屋敷紘子の29の質問』
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https://wiiber.com/2019/07/04/yashki29-2/
坂口「自分のイメージなんてどうでも良くてさ。……あのさ、自分がどう思われたいかなんて実はないんだよね、本当に。それはあなた達が勝手に思って下さいって感じで(笑)。今自分が出来る事は、ウェイブもそうだし、日本人が本来持っている身体の使い方や絶対的な強さを表現すること。
俺はガキの頃、世界最強になるのが夢だった。けど、大人になるにつれ世界最強なんて存在しない事を知る。格闘技だって団体や種目の違いを超えて頂点を決める事は出来ない。仮にだけど、殺しの世界に入るとする。ここには本当の意味での最強っていうものがあるのかも知れないけど、この場合戦えばどちらかが死ぬっていう事だから、実際問題、最強を決めるの難しいんだよね。だけど、“最強”に成り得ると知った時に、俺は“映画人”として世界中の本物達も認める、そんな最強になる、それを表現できる人間になろうと思ったんだよ。
つまりは“戦劇者”だよね。最強の戦劇者になって、海外の人達にも“何!?こいつメチャクチャやべえじゃん!!”日本人にも、“え?この人日本人なんだ!すげーかっけーじゃん!”って驚いてもらいたいだよね。人間こんな動き出来るんだ!ってね。例えばアベンジャーズにいきなり俺が登場して、お前はどんな力(特殊能力)があるんだってなった時に「いや、普通の人間なんすけど~」みたいなね(一同笑)!それ位の心構えなんだよ。俺の世界最強のフィールドは映画であるし……勿論映画に限定しなくても、映像って事で良いんだけど。WiiBERが出来た事によって、ここを通してより親しみを持って貰えたらな、って」