3月11日に捕獲した3匹の内、メス2匹は幸いなことにまだ妊娠はしていませんでした。
その報告を病院から聞くたびに私たちはホッとします。
そして、怪我を負っていた通称ルイちゃん
先生の話では体のあちこちに喧嘩傷があり、一番酷かった左前足付け根の傷は噛まれたもの。とのこと。
縄張り争いなのか、メスをめぐる争いか、はたまたご飯に対する争いなのか。
行動範囲が他の猫に比べると割と広かったように見えるので、
地域のボス的存在で侵入猫への監視をしていたんじゃないかなーって推測します。
痛々しい傷跡ですが、去勢手術の際に処置をしてもらい、抗生剤の注射も打ってもらいました。
リターンするのも躊躇いましたが、留め置かれてもストレスになるだろうと思いリターン。
ルイちゃんは少しびっこを引きながら路地を歩いて行きました。
ルイちゃんを手術したことによって、地域の猫の勢力図が変わってくるのでしょうか?
これからは穏やかに過ごしてもらえたらなって思います。
後日、猫達の様子を見に行った部員がルイちゃんを目撃したそうです。腹ペコ状態だったけど、比較的元気との報告に一安心しました。
原田