▲10年前のだいすけ君。若い。歯もきれい。毛並みつやつや ボク、だいすけ。日本聴導犬協会の「代表犬」って言われているけど、本当は2歳年下の「らんちゃん」がリーダー犬なんだ。らんちゃんは、いつも一番いい場所をとって、一番にご飯を食べて。おいしい物があると、真っ先に並んでるんだ。 ▲腰痛いから前足でなく、あごタッチボクなんか、犬に対してはとっても気が弱くて、他の犬がいるだけでご飯食べにくくなっちゃうんだ。 だけど、人には、強気。 ボクのこと、たくさんの人が「かわいい、かわいい」って言ってくれるので、人には自信満々なんだよ?! 15歳のボクが編集する『だいすけ君からのメルマガ』ってあるんだ。代表犬だから、そのくらいの仕事はしないとね。毎月1~2回発行なんだ。 もし、日本聴導犬協会の活動とか、仲間犬たちのつぶやきとか、希望者さん&ユーザーさんのお手紙なんかも紹介してますので「メルマガ読んでみたいなぁ」なんて、考えてくださる方がいらしたら、メルアド教えてくださいませんか? ボクたちのこと、もっと知ってほしいから、メルマガ、読んでみてください。よろしくお願いいたします。
補助犬訓練士 の付いた活動報告
「グッドー。、すばらしいね。良い子だねー」。毎朝、候補犬たちを褒める声が協会中に響きわたってます。 日本聴導犬介助犬訓練士学院 第14期生さんたちが、次の世代の後輩犬ひさちゃん、こうちゃん、Q太郎君、りょうちゃん、ききちゃん、のりちゃんの訓練を毎日つづけてます。訓練の基礎は「笑顔」と「褒める」ことです。 人と同じようにワンズたちも、褒められるとやる気が出ます。訓練する人の笑顔で、ワンズは自分の行動に自信がもてるようになります。日本聴導犬協会では、できたら褒める。できるまで待ってあげるが、訓練のモットーです。 ユーザーさんの心と生活を支える聴導犬&介助犬を育てるために、ワンズの気持ちがわかり、ユーザーさんに対して尊敬と理解ができる後進養成が不可欠です。そのために、2009年2月に創設した日本聴導犬介助犬訓練士学院には、現在、第14期生3名さんが通学しています。 毎日行っているのは、聴導犬になるための音を教える訓練。介助犬になるための物を拾ったりドアを開けたりする訓練。そのほかに、バスに候補犬と一緒に乗ったり、スーパーに買い物に入る訓練など、高度な社会化を兼ねた訓練を行なっています。どの場面でも、ユーザーさんの障がいを常に念頭におきながら、ワンズの気持ちになって「笑顔」と「褒める」を継続することが、聴導犬&介助犬育てを成功させる近道なんです。