2016/04/10 00:17
if Angel 代表取締役 笠井レオさんにお会いしました!

以前お話しした際、笠井さんからもしかしたらアフリカにいるインキュベーション関係の方を紹介できるかもということで、本日笠井さんのオフィスにお邪魔してまいりました。本日の活動のメインは、この「笠井さんのアフリカの知人さんをご紹介していただくこと」のつもりでしたが、、、

VCの話がめちゃめちゃ面白かった

最年少ベンチャーキャピタリストである笠井さんから、VCの仕組みやVCの資金調達についてを詳しくお聞きいたしました。

アフリカでネットワーク形成をするとなった時に、やはり重要なのはスタートアップの方ももちろん、「投資家・事業会社・投資会社」の方と繋がれたり、投資を受けるということは私の現地でやることにおいて極めて有益なことだと思います。なので、今日の笠井さんのお話はとても有意義なお話でした。以下がそのまとめです。

独立系VCに関しては、起業家と同じだというお話はとても納得のいく面白いお話だったのですが、その後のベンチャーキャピタリストの資金調達において重要となることがより興味深かったです。今回はそちらにフォーカスします。

①Capital Gain(リターン)

②Information(株主にしかわからないような投資先の会社の情報)

③Other Merit(他VCに対する優位性)

④Cheering(ベンチャーキャピタリスト個人として応援されるかどうか)

⑤Philosophy(投資哲学、生き様、思想)

の5つをベンチャーキャピタリストに要求されるものとして挙げられていました。①〜④というのはそもそもの前提条件としてあるとのことですが、⑤に関してはとても興味深いお話をいただきました。

お金が思想によって流れていく

「投資家(=起業家)は政治家同様、一つの職業ではなくそれ自体が生き様だ。その意思決定や職務は、投資家自身の無意識にある思想によってなされるからだ。そして、その思想に共感する人が集まり、お金が集まる。そしてまた大きなお金となって大きな意思決定が行われる。その根本には投資家自身の思想が流れている。」

この言葉を聞き、私自身、アフリカでECサイトを作成しビジネスをするにあたり、根源的な思想というのを突き詰めながらビジネスをしなければならないと感じました。私の思想の根源は、11歳の頃の「人のために笑顔で生きる」という決断です。この思想をどのように広げていくか、深めていくか、現地で要求されるテーマの一つだなと学ばさせていただきました。