ご挨拶
初めまして。この度鹿児島県出水市にてレストランをオープンすることになりました
大矢 海(おおや かい)と申します。
私は神奈川県生まれで、小中高を世界自然遺産の島屋久島で育ちました。高校卒業後料理の勉強の為東京のリストランテ「フィオッキ」で経験を積み、23歳でセコンドシェフ(2番シェフ)となり、その後オープンした姉妹店でシェフも務めました。
東京修行時代
5年前に長男が生まれるにあたり、知り合いのシェフの紹介で出水へ家族で移住しました。(初めて来たとき山間地域しか見なかったため果たしてここで生活していけるのだろうかと少し不安になったことをこっそりここに書いておきます笑)
実際出水市内などを見てみると海と山に囲まれたとても住みやすい町並みに安堵したとともに、スーパーや直売所に並ぶ東京では見かけない食材にとてもワクワクしたことを覚えています。
出水市に来てからは高尾野町にある「ひかりの郷」という施設の中で「NONAME」という完全予約制のレストランのシェフとして立ち上げから経験しました
。おまかせ料理コースのみの個室レストランとして口コミで広がり、出水市内のみならず鹿児島市内からや県外からも料理を目当てに来てくださるお客様も徐々に増えて来ました。
レストランで料理を考える上でやはり地場の食材を使うというのは何でも揃う都会のレストランにも負けない地方のレストランの強みになります。そして出水及び北薩地域、鹿児島は食材がとても豊富です。山では鹿や猪、野鴨、穴熊など豊富なジビエ、河でもすっぽんや鮎もとれ、海に目を向ければ鯵や鱧、熊海老、長島町ではブリやサバの養殖も盛んです。ここに書いたのは数ある食材のほんの一部ですがここまで豊富な食材に囲まれた地域で仕事ができるのは料理人としてとても嬉しいことです。
魅力に惚れ込んだ出水でのチャレンジ
出水に移住してきてから2人の子宝にも恵まれ、将来のことをより現実的に考えるようになったときに独立という選択肢がありました。4年近く出水で料理をしてきてそれに携わる方たちや街、盛り上げようとする熱量に惚れ込んだこともあり、決断するまでそう時間はかかりませんでした。
それからすぐに、出水駅前8kitchenを始めとして数々の空き物件をリノベーションして活用、シャッター街となっている駅前の通りを復活させることを目標として掲げているSTYLEHOUSE新屋建築さんに相談しました。私の思いを伝えると賛同していただき、すぐに出水駅前通りの空き物件を紹介してくださいました。
出水駅前通り朝日公園前の物件
もともと家具屋だったこの物件は目の前に朝日公園という公園があります。桜とイチョウの木がありそれぞれシーズンにはとても素敵な景色を生み出します。この建物の一階部分の一部をリノベーションしてレストランとします。
アナログからデジタル、そして、、、
今回自分のお店を持つにあたり店の軸となるもの、それを何にするかを決めるときにまずよぎったこと、それは東京時代からとても魅力を感じていた肉を焼くことでした。
職場で散々肉を焼いたあと、仕事終わりにスーパーで塊肉を買い、アパートの決して広くないキッチンに炭台をおき、日付が変わる時間帯から炭をおこして肉を焼いたものです。
自宅キッチンにて深夜の炭火焼。。
出水に来てからはデジタルな調理器具を扱う機会が増え、東京時代は感覚と
経験の積み重ねで調理することが多かったのでまた違う料理の世界というものも見れました。
最先端の調理器具を扱い、1℃単位で温度を管理して調理するような料理も経験しました。
そういったアナログな調理からデジタルの調理までやってみてその上で
自分の店の軸となり、顔となる何かがほしいと考えた末たどり着いた答えが、、、
パリージャ です。
パリージャとは薪火(炭火)グリラーのこと。
そうです。薪火焼きです。薪焼きというとピッツァが有名ですが薪火で焼く肉もまた絶品!
外はサクッと、ほんのり香ばしい香りを纏せ食材の水分を奪うことなく調理することができます。
東京や福岡で薪で焼いた肉を食べてこれをやりたい、出水や鹿児島の食材を薪焼きというフィルターを通して伝えてみたい。そう強く思いました。
様々な調理を経験してきて最終的にたどり着いたのは最も原始的な調理法でした。
リターンのご紹介
・プレミア付き食事券
支援額に対して10%のプレミアがついた完全にオトクなリターンです。
使用条件などは「リターンを選ぶ」をご覧ください。
・シェフと乾杯ドリンクチケット
オープンを記念してシェフと食前酒で乾杯できるチケットです。
支援者様含め6名様まで食前酒をサービス致します。一緒に乾杯しましょう^^
・preプレオープン参加権
少しふざけたネーミングですがプレオープン前の正真正銘最初のお客様になれる権利です。
¥11000のおまかせコースが2名様分ついています。(日取りは追ってご相談させていただきます)
・パリージャ名前入れ
当店の顔となるパリージャ(薪焼きグリラー)に支援者様のお名前を刻印したプレートをおつけいたします。
¥11000のおまかせコースが2名様分ついています。
・オープン記念品提供
ただただ応援したいという支援者の方へ心ばかりですが
オープンを記念してシェフの地元である屋久島の杉で作った箸に
お店の名前を刻印して記念品として提供させていただきます。
少しでも私のレストランに興味を持ち、出水という土地で開業する30歳に賛同し、ご支援いただけたら幸いです。
詳しい内容につきましては「リターンを選ぶ」をご覧下さい。
資金の使い道・スケジュール
支援していただいた資金は
CAMPFIRE手数料とリターンのチケット制作、発送費などを差し引いた全額をこのパリージャの購入資金の一部とさせていただきます。
8月31日 プロジェクト終了
9月上旬 店舗工事開始、リターン準備
10月頃 リターン発送
11月頃 オープン
最後に
出水という土地で食を通じて感動を届けます。
ちょい飲みからプロポーズや結婚記念日、誕生日など特別な日を祝う場としてあれたらいいと思っています。
出水の人が、出水にこんなお店あるんだよとちょっと自慢に思えるように、こんな店あるんだと県外から来て頂けるように、
小さなお店ですが、都会のお店に負けないお店づくりをしていきます!!
どうぞご支援のほどよろしくおねがいします!!
店舗の詳細情報(住所・営業時間・アクセス等)
レストラン名 KAI
住所 〒899-0202 鹿児島県出水市昭和町50−19
アクセス 出水駅オレンジ鉄道側下り口から朝日公園へ向かって徒歩5分程度 ※駐車場あり
営業時間 ランチ 11:30~15:00 ディナー 18:00~22:00 (予定)
定休日 毎週月曜日(予定)+家族の誕生日(年4日)
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
コメント
もっと見る