こんにちは!
11月23日(祝)に千葉県文化会館で『子ども虐待防止策イベント in 千葉 2022』を開催します。
本イベントを主催する千葉県民ボランティアチーム「だいだいビジョンちば」の朗読者公募係になりましたNICOです。
◆『子ども虐待防止策イベント』とは…
2018年以来、全国各地で地元の市民ボランティアが開催してきた画期的なイベントです。
① 親に虐待された当事者が執筆した「親への手紙」を本人が朗読
② 子ども虐待に関する基礎知識(統計+法制度)を今一生が解説
③ 政治家・虐待サバイバー・市民が「新しい防止策」を議論
※このイベントは、特定の政党を支持するものではありません
このイベントを開催することで、以下の大きな成果を実現してきました。
★東京都議会の与党「都民ファーストの会」の勉強会に、『子ども虐待防止策イベント in 東京 2020』に出演した虐待サバイバー当事者の2名が招かれ、10分間ずつ「親への手紙」を読み上げ、今一生も10分間の虐待の現状を解説しました。
http://con-isshow.blogspot.com/2021/03/0304to-fa.html
★国会の与党「自民党」の若手議員の勉強会(3月9日)に、『子ども虐待防止策イベント in 東京 2020』に出演した虐待サバイバー当事者=風間暁さん(保護司・アドボケイト)に招かれ、「こども庁」の名称を提言、全会一致で承諾
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20210210/pol/00m/010/011000c
議員が勉強会に虐待サバイバーを招くなんて、なんて画期的なこと!
虐待から必死に生き残ってきた当事者の言葉には、
確実に時代を変える価値と力があるのです。
日本では子ども虐待の相談件数が30年間で約200倍に増え続けました。
それは、虐待防止策を作る際に、
親から虐待された当事者の声を一切聞かなかったからです。
虐待当事者であれば、
虐待されて何が切実に困ったかを知っています。
虐待する親がどれほど恐ろしく、
どれほど支配的に振る舞うかも知っています。
それこそが虐待された当事者だけが持っている「当事者固有の価値」なのです。
そして、当事者の声を政治家が直接イベントで聞くと、
「議員仲間にこの声をもっと知らせたい!」という気持ちを起こさせ、
有識者が考えた失敗続きの虐待防止策ではなく、
当事者の求める新しい防止策への関心を高められるのです。
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今年も全国各地で開催する『子ども虐待防止策イベント』では、
開催地の都道府県(場合によっては近隣他県)に住んでいるみなさまから、
自分の虐待被害について「親への手紙」形式で執筆し、
当日朗読したい方を公募しています。
(※開催地1か所あたり、応募先着3~4人が基本)
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文章が下手でもOK!
全く問題ありません!
プロがアナタの文章を編集し、
完成原稿に仕上げます。
(もちろん無料で行います)
朗読者して頂いた方には、
謝礼1万円+往復交通費+寄付の合計額を、
当日会場で朗読後にお渡しさせて頂きます。
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今年の応募要項は以下の通りとなります
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【朗読者の条件】
☆年齢・性別・出身は不問
☆下記の開催地の県内か隣接県に住んでいる
(2022は東京・千葉・神奈川・兵庫で開催)
☆イベント当日の正午に会場に来場できる
(終了は午後4時半位を予定)
☆書き出しは「お母さんへ」もしくは「お父さんへ」で始め、
親に向けて手紙を書く形式で虐待された経験を2000字前後で書ける
(両親からの虐待の場合は、どちらかへ向けて1本ずつ書いてから1本にまとめる)
☆原稿をワードファイルで保存してプロの編集者宛にへメールで送れる
(送付先アドレスは別途個別にお知らせします)
☆虐待の被害を書く際に、何歳頃から今日に至るまでの間で何をされたのか、
年齢順=時系列(古い話から新しい話まで)で具体的に書ける
☆プロの編集者による編集・指導を受けて完成原稿を目指せる
(執筆が苦手な場合はオンライン通話(LINEやZOOM等)によるヒアリングで代筆してもらえます)
☆書籍『日本一醜い親への手紙』もしくは以下のリンクを読んで、
「親への手紙」とはどのような形式なのかを理解できる
http://con-isshow.blogspot.com/2019/05/minna-letters-2019spring.html
☆イベント開催当日に自分の書いた原稿を参加者の前で1人で朗読できる
☆当日の自分が朗読している様子をビデオ撮影・生配信に応じられる
(お名前は出しません。マスクやメガネ・サングラスを着用したままでOK)
☆当日の録画をYouTubeに修正なしで公開することにご同意頂ける
(朗読希望のメールが先着4人目以降の場合は補欠になることがあります)
上記の条件をすべて満たし「朗読したい!」と思った方は、
・メールの本文に氏名(ハンドルネームOK)
・お住まいの都道府県
・携帯電話番号
を書いた上で「親への手紙」のワードファイルを添付して送信してください。
「今はちょっと迷っている」
「質問したいんだけど」
という方はどうぞお気軽にご連絡ください。
メールの送り先はコチラ
↓↓↓↓↓↓↓↓
chiba2022daidaivision@gmail.com
(だいだいビジョン千葉)
※だいだいビジョン千葉では、第一次〆切を9月23日位を目処に考えております。
※開催地の隣接県にお住まいの方も、ご応募いただけます。
(開催地の朗読希望者を優先しますが、基本的に申し込みが早い順に決定)
★以下の方には出演をお勧めしていません★
× 親に出演がバレた時に心身の危険が及ぶおそれがある未成年
× つらい過去を思い出すだけで重いフラッシュバックに苦しむ方
× 主治医やカウンセラーに「親への手紙」の執筆や出演を止められている方
× 無理して「親への手紙」を執筆したり、会場で混乱するのが不安な方
× その他、こちらの判断で出演をお断りする場合があります
(※当日の会場には、精神科医やカウンセラーはいません)
なお、これまでの朗読者の中で最後まで読めなかった人は1人もいません。
むしろ、朗読後に会場から共感の拍手が巻き起こり、
誰にもわかってもらえなかった悔しい思いが報われたと感じる人が多いです。
■子ども虐待とはどのような事を指すかと言うと…
☆心理的虐待:夫婦喧嘩を見せる、言葉で自尊心を傷つける、兄弟差別するなど
☆身体的虐待:子どもを殴る、蹴る、拘束・監禁する、誰かに暴行させるなど
☆ネグレクト:病院に行かせない、食事を与えない、服を着せないなど
☆性的虐待:性行為を強いる、見せる、性器を触る、ポルノに出演させるなど
☆教育虐待:耐えられないほど塾に通わせる、子どもの将来設計を無視するなど
☆経済的虐待:子どもの持ち物を勝手に壊す、捨てる、金を勝手に使うなど
☆文化的虐待:宗教や政治思想、ヤクザを強いる、差別や偏見で育てるなど
☆ヤングケアラー:障害や病気の家族の介護・扶養・世話や子育てを強制する
つまり、親が身体的・経済的・心理的な優位性を利用して一方的に苦しめる言動は、
基本的にすべてが虐待にあたります。
子どもは他の家の子ども達がどのような育成環境の中に有ったかは知る由もありません。
子どもが知っているのは「自分の家の中で起きたこと」だけであり、
それが「当たり前のこと」であり「普通の家族環境」として認識する傾向があります。
従って親から自分が受けてきた事が、
客観的に見れば明らかに「虐待」に当たるにも関わらず、
その事実を認識できない(もしくは認識したくない)というケースも多く見受けられます。
このイベントが広がることによって、
このような「潜在的な虐待被害者」の方々が一人でも多く救済されることも願ってやみません。