2022/10/17 20:00

長かった編集作業も遂に一段落し、今号に収録されるすべての原稿が出そろいました。下の目次が『痙攣 Vol.3 ロックの過剰 プログレ/ニューウェイヴ 特集』の収録内容となります(校正上の問題から特集タイトルの表記を変更しました)。


―目次―

序文 李氏

<巻頭言>

ロックの過剰について ―技術・歴史・共同体の視点から― 李氏

<プログレ編>

1 極東奇想音楽絵巻 妖怪みたまん

2 分裂者たち 樋口恭介

3 ダニー・エルフマン『Big Mess』クロスレビュー  

・「みんな」に置き去りにされた人物が背後から投げつける圧倒的なゴミの塊 永田希

・参照される存在としてのプログレッシヴロック 高橋祐希

・汚れと流れ 灰街令

4 わからないものをわからないまま理解するために:ジョン・ゾーンが取り組む「プログレッシヴメタル」の在り方と、そこに伴う「ジャンル」の話 s.h.i.

<インタールード>

ロックを語ることの現在地点 南田勝也インタビュー 取材:李氏

<ニューウェイヴ編>

1 ニューウェイヴとヘヴィメタルの融和の旅路~ゴシックメタルを介して俯瞰するHR/HMとニューウェイヴの蜜月~ tkhr _gother

2 THE SPELLBOUND『THE SPELLBOUND』クロスレビュー 

・希望を演算する漆黒のモノリス 北出栞

・不在からエーテルへ 李氏

3 BUCK-TICK論、あるいは二つの撹乱について 李氏


※伏見瞬氏によるTHE SPELLBOUND『THE SPELLBOUND』レビューに関しては、コロナ感染に伴う体調不良から、ご本人のご意向により辞退されたことをご了承ください



そして支援者向けの刊行時期についてですが、編集作業が当初の予定よりかなり遅れたこともあり、支援者の方々には大変申し訳ありませんが、11月からひと月先送りする形で、12/17の刊行になります。以下のスケジュールに従って今後制作を進行していくのでご確認ください。


10/17~10/19

デザイナーとのミーティング。エディトリアルデザインの方向性について確認。

10/20~11/30

デザイン期間。

12/1~12/4

各寄稿者とゲラの確認。

12/5~12/15

入稿及び印刷工程

12/17

支援者向け刊行。