2022年2月24日(現地時間)、隣国・ロシアにより軍事侵攻を受けたウクライナ。子どもを含めた民間人に多数犠牲者が出ていて、数百万人以上の人々が国境を越え、安全を求めて難民となっていると聞きます。侵攻から4か月余り、被害は拡大するばかりです。
もっと支援の輪が広がることを祈ってプロジェクトを始動
国外へ避難した難民は500万人以上、仮に日本で生活するのに一日一人5千円かかるとすると一か月で7500億円もの資金が必要です。国連によると、今後数カ月で、ウクライナ国内の1200万人、近隣諸国で500万人以上のウクライナ難民への保護と支援のため、17億ドル(約2210億円)以上の資金が必要とされています。子どもたちやご家族にもっと支援が必要ではないでしょうか。私たちは人々の悲しみに寄り添い、この支援活動を行うことにしました。チャリティー靴下の取り組みがより多くの人にアピールされ支援の輪を広がっていくことを切に願っています。
応援くださった支援の一部は日本赤十字社に寄付します。
みなさまからいただいたご支援は、人道支援を目的として、日本赤十字社が行っている「ウクライナ人道危機救援金」に寄付いたします。9月30日(金)に寄付を行い、10月3日(月)に活動報告で最終寄付金額をご報告いたします。
※支援いただいた金額から他社様にお支払いする代金や梱包、送料、決済手数料などを差し引いた金額を全額寄付いたします。
日本赤十字社とは
日本赤十字社は、赤十字国際委員会、国際赤十字・赤新月社連盟、各国赤十字社が実施するウクライナでの人道危機対応及びウクライナからの避難民を受け入れる周辺国とその他の国々における救援活動を支援しています。また、赤十字とは、アンリー・デュナン(スイス人:第一回ノーベル平和賞受賞者)が提唱した「人の命を尊重し、苦しみの中にいる者は、敵味方の区別なく救う」ことを目的とし、世界192の国と地域に広がる赤十字・赤新月社のネットワークを生かして活動する組織です。日本赤十字社はそのうちの一社であり、西南戦争における負傷者救護で初めての活動を行って以来、国内外における災害救護をはじめとし、苦しむ人を救うために幅広い分野で活動しています。
奈良の靴下工場(西垣靴下株式会社・エコノレッグ)の私たちが心を痛めたこと
ロシアのウクライナ侵攻2週目の3月9日(現地時間)、東部の主要交戦地域であるマリウポリの小児・産婦人科病院が爆撃に遭うなど、この都市をめぐる状況が最悪になってと報じられています。スミなど一部の地域で4万人あまりの民間人が「人道回廊」を通じて避難したり、マリウポリでは数十万人が暖房と電気が切れた状態で孤立している状況をニュースで知り非常に心を痛めました。
爆撃を受けだキーウの集合住宅
ウクライナのように現在も緊張状態が続く地域がある中、私たちが暮らす日本では、温かい食べ物も、清潔な水もあり、電気も問題なく供給されています。あらためて戦禍で苦しむ子どもたちの様子を思うと胸がしめつけられるような歯がゆさを感じました。なにか自分にできることはないか。スタッフを集めて話し合いが始まりました。
2022年3月10日、私たちは、靴下の産地奈良から、今何ができるか考えました。
靴下は、毎日誰もが履く必需品。
その靴下で何ができるのか。
1 Socks for 1 Smile
現在行っている活動と重なって
私たちの会社のコンセプトである、「靴下で暮らしが変わる ~靴下で暮らしが楽(ラク)に暮らしが楽しく~」のもと、「わたしたちの靴下を購入してくださる人」と「様々な事情により困難を強いられている人」が、靴下を通じて共に“心”と“体”の健康につながることを願ったチャリティーキャンペーンを2020年11月から行っています。
詳しくはこちら→https://www.econoleg.com/?mode=f60
西垣靴下株式会社のファクトリーブランドであるエコノレッグの靴下を1足購入すると、靴下を必要としている人に1足を寄付します。慈善活動への取り組みとして、顧客が1足靴下を購入するたびに援助を必要とする方に靴下を1足寄付するという約束のもと、10万足の靴下を寄付するというゴールを目指してます。
現在78,153足
コロナの影響で見えない貧困も増えている中、奈良県社会福祉協議会を通じて、こども食堂に靴下を支援しています。不安がいっぱいの毎日の中、ちょっとでも息抜きの出来る居場所として子ども食堂があります。こども食堂は、地域の大人たちが、こどもを真ん中にした居場所をつくる取り組みです。あたたかなご飯を囲み、地域みんなでこどもを育んでいく場として広がっています。エコノレッグも継続した活動ができるようこれからも【くつしたでできること】を考えていきます。
寄付している靴下は、SDGs に基づく「エコソックス」タイプ
商品の余剰原料で造ったエコソックスなどを必要とする方々に提供していくことは、産地の一企業による小さな行動に過ぎませんが、今後の中小企業におけるSDGsの考えを取り入れた企業活動の一例となり、少しずつであっても必ず周囲に広がって行くと期待しています。
※エコソックスとは…靴下をつくるとき、途中で糸が不足しないように必要分量より多めに糸を準備します。注文品を仕上げた後、どうしても余ってしまう糸があります。こんなに上質な糸なのに、捨てるのはもったいない。なんとか有効に活用して、お客様にお届けできないか、そんなスタッフの想いから生まれたソックスです。残糸ですが品質は通常のものと変わらずしっかりとした作りの靴下になっています。
この取り組みの経験から何ができるか考えたのが第1回目のウクライナ支援プロジェクト
靴下を履いてウクライナをみんなで応援している!という運動を広めることで
寄付を集めるのはどうだろうか。
靴下の産地奈良から、今何ができるか考えました。私たちができることは本当に限られています。平穏な生活が奪われ、命にかかわる支援を必要としているウクライナの人々のためにチャリティー靴下を製作し、売上金を寄付するプロジェクトを発信することにしました。
さて、奈良県が靴下の生産量日本一と言っても実際どのくらいのものなのでしょうか。
奈良県の靴下産地は国内の靴下業界にしっかりとした地位を築き、現在でも全国の約63%の生産量を誇っていますが、奈良のくつしたづくりの現場は、他の繊維と同じくどんどん海外に移っています。奈良産地の靴下の良さももっと多くの方にも知っていただくきっかけともなればと思いました。
2022年3月20日にスタートした第1回目のプロジェクトは大きなご支援をいただき4月30日終了後5月11日に在日ウクライナ大使館に172万2千円の寄付をおこないました。
第1回目のプロジェクトは、私たちが想像している以上の支援が集まり、ひとつひとつの声はちいさくても集まれば大きくなることを教えてくれました。
エコノレッグで募集したサイトはこちら→https://www.econoleg.com/?pid=167214808
実は、第1回目のプロジェクト受付終了後に再開してほしいと多くのご要望を頂きました。私たちができることは本当に限られていますが、ウクライナで失われた多くの命や生活を追われた人々の悲しみに寄り添い、世界に平和が訪れることを切に願い、チャリティ靴下の取り組みを再度行うことにいたしました。
第1回目のプロジェクトを自社サイトで発信したところ、多くの反響がありました。一部をご紹介いたします。
■50代・女性
3月にテレビで貴社のニュースを見て、靴下を買うことでウクライナに募金できるなんて素晴らしい!と思い、早速注文させてもらいました。その時には、5月に届く頃にはもうこの戦争が終わっているのではないかなと思っていましたが、現実は厳しいですね。どうか早くウクライナに安寧な日々が戻りますように。平和への祈りと共に、靴下の到着を待っています。
■40代男性
ニュースでこちらを知りました。ウクライナに対して何かしたいと思っていたのでこの企画を知り「これだ!」と行動に移すことが出来ました。機会をいただけて感謝しています。ありがとうございます。どうか早く、ウクライナに平穏が訪れますように。
支援の輪が広がることを祈ってプロジェクト始動
国外へ避難した難民は500万人以上、仮に日本で生活するのに一日一人5千円かかるとすると一か月で7500億円もの資金が必要です。国連によると、今後数カ月で、ウクライナ国内の1200万人、近隣諸国で500万人以上のウクライナ難民への保護と支援のため、17億ドル(約2210億円)以上の資金が必要とされています。子どもたちやご家族にもっと支援が必要ではないでしょうか。私たちは人々の悲しみに寄り添い、この支援活動を継続することにしました。チャリティー靴下の取り組みがより多くの人にアピールされ支援の輪を広がっていくことを切に願っています。
応援くださった支援の一部は日本赤十字社に寄付します。
みなさまからいただいたご支援は、人道支援を目的として、日本赤十字社が行っている「ウクライナ人道危機救援金」に寄付いたします。9月30日(金)に寄付を行い、10月3日(月)に活動報告で最終寄付金額をご報告いたします。
※支援いただいた金額から他社様にお支払いする代金や梱包、送料、決済手数料などを差し引いた金額を全額寄付いたします。
日本赤十字社とは
日本赤十字社は、赤十字国際委員会、国際赤十字・赤新月社連盟、各国赤十字社が実施するウクライナでの人道危機対応及びウクライナからの避難民を受け入れる周辺国とその他の国々における救援活動を支援しています。また、赤十字とは、アンリー・デュナン(スイス人:第一回ノーベル平和賞受賞者)が提唱した「人の命を尊重し、苦しみの中にいる者は、敵味方の区別なく救う」ことを目的とし、世界192の国と地域に広がる赤十字・赤新月社のネットワークを生かして活動する組織です。日本赤十字社はそのうちの一社であり、西南戦争における負傷者救護で初めての活動を行って以来、国内外における災害救護をはじめとし、苦しむ人を救うために幅広い分野で活動しています。
今回のプロジェクトは、応援の輪を広げることも目的です。今回の靴下をぜひ履いていただいて、ウクライナの難民支援の輪を広めたいと思っております。是非、いろんなシーンでこの靴下を履いてください。また履いた靴下をSNS等に特にインスタグラムに投稿(post)をお願いできますでしょうか?
全国への支援の輪がもっともっと広がることを願っております。
#エコノレッグ
#ウクライナ支援靴下
#ウクライナを応援しよう
公式インスタグラム
https://www.instagram.com/econoleg → こちら
公式ツィツター
@ecoyan88 →こちら
公式フェイスブック
@econoleg88 → こちら
※写真は計画中のサンプル商品です。デザイン・仕様が変わることがあります。ご了承ください。
支援金額の詳細は以下のようになります。靴下製造代金は西垣靴下株式会社が負担・提供します。今回のプロジェクトはウクライナ人道支援となりますので配送などにかかる経費以外はすべて日本赤十字社への寄付とさせていただきます。
ショートタイプ 1足 で 2,200円
■1足は支援くださった金額2,200円から経費を引いた1,000円を日本赤十字社に寄付いたします。
諸経費:物流手数料(配送代込み)660円、クラウドファンディング手数料(決済手数料含む)198円、靴下セット等加工代金55円、消費税等200円 計1,113円
ショートタイプ 2足 で 3,800円
■2足セットは支援くださった金額3,800円から経費を引いた2,000円を日本赤十字社に寄付いたします。
諸経費:物流手数料(配送代込み)880円、クラウドファンディング手数料(決済手数料含む)342円、靴下セット等加工代金110円、消費税等346円 計1,678円
ショートタイプ 10足 で 18,000円
■10足セットは支援くださった金額18,000円から経費を引いた12,500円を日本赤十字社に寄付いたします。
諸経費: 物流手数料(配送代込み)1,650円 、クラウドファンディング手数料(決済手数料含む) 1,620円、靴下セット等加工代金 550円、消費税等 1,634円 計5,456円。
工場見学ご招待+ショートタイプ 10足 で 19,000円
■10足セット&工場見学ご招待は支援くださった金額19,000円から経費を引いた13,500円を日本赤十字社に寄付いたします。
諸経費: 物流手数料(配送代込み)1,650円 、クラウドファンディング手数料(決済手数料含む) 1,710円、靴下セット等加工代金 550円、消費税等 1,727円 計5,637円。工場見学は2022年11月11日(金)靴下の日に開催いたします。
尚、靴下工場までの交通費・宿泊費は各自ご負担ください。参加者は1支援あたり2名までとなっております。
西垣靴下・エコノレッグ靴下工場は奈良県大和高田市大谷61番地 近鉄大阪線五位堂駅徒歩15分、JR五位堂駅徒歩3分。駐車場は若干ございますが、できるだけ公共交通機関をご利用ください。
先着20人限定となります。
※新型コロナ感染症の感染状況等によりまして延期、または中止する場合もございます。悪しからずご了承ください。
※諸経費は概算です。数量や仕様により変わります。ご了承ください。
受付期間は7月20日(水)~8月31日(水)まで。
リターンの靴下は9月1日(木)より順次発送いたします。
日本赤十字社への寄付は9月30日(金)となります。最終寄付金額の報告は10月3日(月)に行います。
工場見学は2022年11月11日(金)靴下の日に開催いたします。詳しくは靴下お届け時にお知らせいたします。
靴下のサイズ22-25cm・25-27cm
1足または2足または10足でのお届けです。
支援者様にお送りする靴下はすべて日本製。奈良県大和高田市の靴下工場より直送いたします。
サイズ :22~25cm丈約6㎝・25~27cm丈約7㎝
素材 :綿・ポリエステル・その他
ご注意点
・漂白剤は使用しないでください。
・洗濯機の場合は必ずネットを入れて洗ってください。
※商品仕様が変わる場合がございます。ご了承ください。
私たちは、こんな事態は想像していませんでした。歴史の教科書ではなく、映画やアニメでもなく、私たちが今、侵略、戦禍、犠牲という現実に直面しています。
どうか“心”と“心”が巡り巡って、エコノレッグの靴下が誰かの手助けにつながってほしい…このような想いから今回のキャンペーンが広がることを願っています。皆様の心からのご支援をどうぞよろしくお願いします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るウクライナ支援のチャリティー靴下の取り組みが無事終了いたしました。
2022/09/05 11:17たくさんのご支援ありがとうございます!応援メッセージもいただけて活動をしていくことに、とても喜びを感じました。期間中、応援してくださった方、ご支援してくださった方応援メッセージをくださった方シェア・拡散をしてくださった方、SNSのフォローをしてくださったかた大変感謝しています。ウクライナはまだまだ困難な状況です。早く平穏に生活できることを願いつつこれからも奈良の靴下会社ができることを行ってまいります。これからもどうぞ、エコノレッグ・西垣靴下を応援よろしくお願いします。本日も快晴の空です。ウクライナにも心と体に快晴が訪れますように祈っています。尚、ご支援くださった方々には今後靴下の製造~発送等お届けするまで随時進捗をご報告させていただきます。 もっと見る
引き続きのご支援をお願いします!
2022/08/19 15:45ご支援者の皆さまこんにちは西垣靴下です。ご支援、ご関心を頂き、誠にありがとうございます。掲載終了まであと12日。遠いウクライナの空もこんな感じでしょうか?戦争は終わりが見えていませんが私たちにできることを地道に行うのみと考えます。一層のご支援をどうぞよろしくお願いします。厳しい暑さや感染の拡大が続いておりますが、体調にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。引き続き、何卒よろしくお願い致します。西垣靴下株式会社 スタッフ一同写真は本日の空、快晴です。 もっと見る
【ご報告】皆様のおかげで目標額を達成しました!
2022/07/20 09:58こんにちは。西垣靴下です。皆様のご協力のおかげで、開始1日で目標を突破しました。ご支援に心からの感謝を申し上げます。開始のご挨拶をしようとしたところこんないい結果で、本当にびっくりしています。職場?の皆さんでまとめてのご支援、個人でのご支援などみなさんのご支援をいただきながら感じたことがあります。ウクライナ難民支援へ大きなご期待をいただいていること。私たちの会社は社会や地域の皆様あっての会社です。靴下を作る、届ける。これは何でもない日常の一コマですが、これさえできない国や地域がある、という事実に目を向けて欲しいです。目標は小さな一歩です。引き続き、大きなゴールまでクラウドファンディングを続けて行きますので、今後ともみなさんのご支援をぜひぜひ、よろしくお願いいたします! もっと見る
仕事場の仲間や友人、家族に声をかけて、支援集めました。戦争についての報道が多い時こそこういった支援情報に目を向けて「実行する」ことがメンタルにいいのではと思います。