皆さん、こんばんは!
みなとシティバレエ団 千葉美南海です☺︎
昨日のシンデレラのストーリーを写真と共に解説記事は読んで頂けましたか?
まだの方は、みなとシティバレエ団【シンデレラ】を写真と共に -前編-
こちらから読むことができます⬆︎
では、早速本日も昨日の続きから解説していきたいと思います。
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仙女が現れ、泣いているシンデレラに「どうして泣いているのか?」と尋ねます。
シンデレラは、「私も舞踏会に行ってみたいけれど、普段の服は汚れているし、大事にしていた母の形見のドレスも破れてしまった」と酷く落ち込んだ様子。
しかし、魔法を使える仙女にとってはそんな問題はなんてことありません。
魔法の杖をひと振りすると、美しいネックレスやベールを持った色とりどりの四季の妖精達が現れます。
まず最初に春の精が、シンデレラのために軽やかな舞を披露します。
春の精からは、美しい髪飾り(ティアラ)がプレゼントされました。
次は、夏の精がゆったりと嫋やかに踊ります。
夏の精からは、キラキラと眩いネックレスを首に付けてもらいます。
続いて、颯爽と舞う秋の精の登場。
とても長くて、風になびくと美しいベールをシンデレラの背中に付けてくれます。
最後に、サラサラと粉雪が舞うかのように登場する冬の精❄︎
冬の精からは…今まで見たこともないほどに美しいドレス(チュチュ)を手渡されます。
何もかもが驚きの連続!
そして、いよいよシンデレラは四季の精達から贈られた衣装に変身して登場します。
自分に起きていることがまだ半分信じられませんが、全身キラキラに変身して夢見心地のシンデレラ。
そんなシンデレラに、仙女は一つ警告します。
"12時の鐘が鳴り止むと、魔法がとけて全て元に戻るのよ。忘れないで"
仙女の警告を胸に刻むと、最後に仙女からとびきり美しいガラスの靴(バレエ団版は魔法のトウシューズ)を手渡されます。
トウシューズを履いたら準備は万端!
仙女へ心からお礼を伝え、四季の精達に見守られながらシンデレラはお城へと出発していくのでした…。
〜2幕1場〜
その頃、お城では舞踏会の準備で大忙し。
王子の付き人である道化は、城の隅々まで入念にチェックしています。
そこへ続々と貴婦人達が到着。
シンデレラの継母と義姉達もやってきます。
すると、いよいよ王子の登場です!
お城の中は貴婦人達の黄色い声で溢れます。
みんなそれぞれ王子の花嫁にしてほしいので、我先にと王子へ近付こうとしますが、誰にも興味を示さない王子。
すると、道化が遠くの方からもう一人女性がやってくるのを見つけます。
ついに、お城へと到着したシンデレラ。
見るもの全てが美しく、本当に舞踏会に来ることができた事に感動しています。
キラキラと輝くトウシューズを履いて、ゆっくりと一歩一歩踏みしめながら歩いていくと…バチッと王子と目が合います。
心臓のドキドキを抑えられず、思わずその場を離れますが、王子はゆっくりとシンデレラの手を取り、手の甲にキスをするのでした。
そうして、2人で一緒に踊ろうとすると義姉達が間に割って入ります。
思わず顔を隠して外へと走り去るシンデレラ。
王子は義姉達に捕まり、無理やり3人でダンスを踊らされます。
道化のおかげで、王子も外へと脱出することに成功。
星空の下、2人でパドドゥを踊ります…。
しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもの。
舞踏会の盛り上がりも最高潮に達した時、ついに12時を知らせる鐘が鳴り始めます。
仙女の警告を思い出したシンデレラは、激しく動揺し慌てふためいて走り去ってしまいます。
シンデレラの行動を理解できない王子もまた、走ってシンデレラを追いかけます。
あと少しのところで、シンデレラを見失ってしまった王子…
途方に暮れていると、王子の後を追いかけてきた道化があるものを見つけます。
…それは、シンデレラが落としたキラキラと輝く片方のトウシューズでした。
この靴を頼りに、シンデレラを絶対に見つけよう!と心に誓う王子、、
と、ここで2幕1場の場面が終了します。
〜
本日はここまでです‼︎
明日はいよいよ、シンデレラが自宅に戻ってからのラストの場面を解説します。
私たちはこのシンデレラを、先日「聖園子供の家」様で上演させて頂きました。
バレエには言葉がありませんので、シンデレラだけでなく色んなバレエ作品を今後も児童養護施設や、病院などに訪問公演していきたいと思っています。
今回のクラウドファンディングでご支援頂いたものは、そういった活動諸経費に充てさせて頂きますので、引き続き応援とご支援頂けましたら幸いです。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
千葉 美南海