こんばんは。
CYRUS9本多です。
京都は職人の街という印象があると思います。
もちろん伝統工芸は有名ですが、そのほかのモノづくりにおいても機会だけでなく手作業にこだわりを持たれる方も多くいらっしゃいます。
焚火台の構想を持った時にまず必要なのが、金属加工の会社です。
いくつかの板金業をされている企業へ、相談を持ち掛けましたが難しいという理由で断られたことも多々...
その中で、無理な加工であっても一緒に考えていただいた企業が今回の加工を依頼している土肥板金工業さんでした。
加工だけでなく、強度など様々なアドバイスをいただきプロダクトデザイナーさんや私の希望をうまく組み込んでプロトタイプの製作から商品化するまでをご一緒してもらいました。
実は初めのデザインはかなりぶっ飛んだもので、そもそも強度の観点からも加工からも不可能な話でも、親身になって聞いていただいたことは今でも感謝しています。
プロトタイプは鉄製でした。完成した時には一緒になって喜びました。
プロトタイプは全然燃焼しなかったのですが(笑)
次の試作品を作るために、DAISOさんの網を入れて空気が入り込むにはどのようにしたらいいのかをLINEであーだこーだと頭を抱えながら試行錯誤したこともいい思い出です。
この焚火台Flame in the Windは機械ではなく、職人さんの手によって外側の円筒状や内部の機工は作られています。
普段は金属のインテリアの製作などを行われている創作板金屋さんの手仕事の技術がこの焚火台には詰め込まれています。