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北海道・帯広で、個性を楽しみオープンに支え合うシェルター運営を継続したい!

北海道・帯広で運営している、行き場のない人を受け入れる「シェルター」を継続したいです。帯広は北海道の地方都市ですが、ここにも生活に行き詰まった人が頻繁に訪れます。いろんな人が集まり、巡り巡って支え合っている関係性を大事にしながら、困った時に頼ることのできる開かれた居場所であり続けたいです。

現在の支援総額

5,476,566

109%

目標金額は5,000,000円

支援者数

216

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/07/16に募集を開始し、 216人の支援により 5,476,566円の資金を集め、 2022/08/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

5,476,566

109%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数216

このプロジェクトは、2022/07/16に募集を開始し、 216人の支援により 5,476,566円の資金を集め、 2022/08/31に募集を終了しました

北海道・帯広で運営している、行き場のない人を受け入れる「シェルター」を継続したいです。帯広は北海道の地方都市ですが、ここにも生活に行き詰まった人が頻繁に訪れます。いろんな人が集まり、巡り巡って支え合っている関係性を大事にしながら、困った時に頼ることのできる開かれた居場所であり続けたいです。

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今回の活動報告では、生活困窮に関する「生活困窮者自立支援制度」について紹介します。

内容をまとめるにあたって、生活困窮者自立支援機関に勤めていた経歴をお持ちで、あったらいいねでのサポートもしていらっしゃった、八重樫さんにご協力いただきました。


生活困窮者自立支援制度とは、最後のセーフティーネットである生活保護の手前で、もうひとつのセーフティーネットとなる制度です。

 

バブル崩壊からリーマンショック、東日本大震災などが続いて発生する中で、1995年頃から生活保護受給者が増加傾向にありました。また、そういった経済的な困窮のみならず、就労の状況、心身の状況、住まいの確保、家族の課題、家計の課題、債務、社会的な孤立など、生活困窮者の抱える課題が複雑に多様化してきました。そういった状況を鑑みて、7年前の2015年に施行されたのが生活困窮者自立支援法です。

 

従来の縦割りの制度が生活の隙間や分断を生み出しやすいことを踏まえて、この制度は、横断的な支援の実現を目指して作られました。

生活全般に渡る、さまざまな困りごとについて自立相談支援事業所が窓口となり、相談支援状況に応じて関係機関と連携しながら解決に向けた支援を行えるようになっています。





次の生活に結びつく「一時生活支援事業」

生活困窮者自立支援制度には、必須事業と任意事業があります。必須事業はどの自治体も必ずやる必要があります。任意事業は地域の実情に応じて自治体が実施の判断をします。区分けは以下の通りになっています。

 

どの事業も、次の生活に結びつくための重要な事業ですが、住居を喪失した場合など、緊急性が高い状況にある方への支援が一時生活支援事業です。不安定な住居状態にある方に緊急的に一定期間宿泊場所や衣食等を提供し、その後の生活再建を支援するものです。


生活困窮者自立支援制度は全国の都道府県または市(902自治体)に適用されていますが、「一時生活支援事業」は全体の31%と、実施率が低い事業です。以下は、平成30年度の任意事業の実施自治体数のグラフです。(出典  https://www.mhlw.go.jp/content/000363182.pdf

 

 

主な理由としては、国からの補助率が他の事業より低いことがあります。そのため全国的にも実施率が低いのが現状です。


私たちが活動している帯広市は一時生活支援事業を実施していません。市の生活保護申請の現場でも必要性を感じているものの、実現には至ってないのが実情です。





関係性の貧困

 また大きな問題なのが、社会的孤立、関係性の貧困です。たとえば、あがり・框に、車中泊のひとがふらっと来たことがありました。その方は家族間で居場所がないという問題を抱えた方でした。クラファンの文章でも紹介したように、ここに訪れる人の中にもそういったことで困っている方が多くいます。

 

生活困窮者自立支援制度は生活保護を受給されている方は対象ではありません。自立相談支援事業所は生活保護申請のサポートをすることはありますが、その後の生活支援のサポートはできません。そのため生活保護の受給が決定した後は関係が途切れてしまいます。


ですが、わたしたちのシェルターはそうではありません。法律にしばられていないため、必要な場合は生活保護申請のサポートも、受給決定後の生活のサポートも行えるので関係性は途切れることなく、孤立を防げる面もあると思います。



国の制度では支援では足りない部分を補うことができるという点でも、ここは大切な場所だと思っています。





八重樫さんのコメント

わたしは、今年3月まで7年ほど生活困窮者自立支援機関で仕事をしていました。千代さんたちがシェルターをやってくれているので、一時生活支援事業でやるようなことができるようになり、支援の幅が本当に広がりました。

 在職中、一時生活支援事業を帯広市で実施してほしいと訴えていたのですが、残念ながら要望はなかなか届きませんでした。

 これは、ただ自立に繋げるための事業ではなくて、ここにいていいんだって思ってもらうための事業なんです。今後、一時生活支援事業が必須事業になることを願っています。

 



 

クラファン終了まであと1日!

8月29日、目標の500万円を達成しました!いま現在(8月30日14:00時点)で、5,191,566円円の支援金が集まっています。ご支援してくださったみなさん、ありがとうございます!

あと1日と、残すところあとわずかですが、ネクストゴールの600万円達成に向けて最後までがんばっていきます!

+100万円で、これから1年間シェルターの運営にお力添えをいただくみなさんに、わずかながら謝礼をお支払いしていくことができます。

ニュースレターのプランは、今回の活動報告のようなかたちで福祉に関わることを学べるプランになっています。よろしければ、ニュースレターのプランでのご支援お願いいたします!興味を持ってくださった方々と一緒に勉強できることを楽しみにしています!

最終日まで、ご協力よろしくお願いいたします!

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