「酒場SF映画「REUNION」作者 北御門潤 尺 52分あらゆる時代につながる異次元の酒場、「REUNION」。 そこで働く女性サイボーグのミカ。 彼女はいつから、そしてなぜ自分がここにいるのかを知らない。彼女の上半身は人間と見分けがつかないが下半身は不格好なブリキ細工の機械だ。店の中を移動するのが精いっぱいで、歩くたびにカチャカチャと音がする。だから初めて店に来た客は、彼女がカウンターから出てくるのを見てぎょっとするのだった。どこにも存在しない次元「ゼロポイント・フィールド」の酒場。記憶を失った酒場のオーナー「ミカ」と、怪しい常連たちの物語。
「ぬすまれた青空」作者 平山友斗 尺 20分カラーコーディネーターを目指す大学生の紗季は、その進路に自信を持てず悩んでいた。そんなある夜、彼女は近くの山に流れ星が落ちるところを目撃する。すぐその場に駆け付けるも、それらしきものは見つからない。しかし、その日をきっかけに上空には謎のオーロラが発生し、突然街から色が消えてしまう。モノクロの世界で生きることを余儀なくされた紗季は何を思うのか。そして世界は色を取り戻すことが出来るのか…?
「涅槃とケバブ」作者 平野正和 尺 18分1秒ある男が乗った遊園地の乗物が事故で停止した。乗物の復旧の目途が立たない中、男は強烈な便意に襲われる。この絶体絶命の窮地を知った同乗者たちは、彼をトイレに送り届けるために立ち上がる。
「私に見えている世界」12分 監督 : 愛純百葉[ストーリー]写真教室に通う中学2年生の明日美は、コンテストに提出する写真を撮っていてスランプに落ち入り、いつも奇妙な写真ばかり撮っていて教室でも浮いている存在の莉里にやつあたりをしてしまう。スランプからなかなか抜け出せずにいた明日美は先生に相談に行き、そこで莉里が写真教室を退会したと聞く。[制作意図]私は小学生の頃から日に5本観るくらい映画が大好きで、どうしても自分でも映画を撮りたいと思い、脚本を書き、初めて自分の作品を作る事になりました。家族や演技経験のない友達にも協力してもらい、試行錯誤しながら初めて作ったこの手作りの映画は、コロナ禍で色々な機会を失った私たちが12分間と言う短い時間にたくさんの想いを詰め込んで形にできた、最高の作品に仕上がりました。ぜひたくさんの方に観て欲しいです。
「こんなのどうせ初恋なんかじゃない」作者 クラノマサキ尺 19分09秒小さな女の子の初恋物語。 ある日、隣のクラスの男の子から手紙をもらい、それを機に仲良くなる。 一緒に登校し、下校時には寄り道する、楽しい日々が始める。 けれど、突然、男の子はいなくなり。。 女の子は、男の子が来ることを信じながら、隣にいない毎日を過ごす。 じき夏がくる、暑い日がくる前の、小さな恋の物語。