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作曲家・水谷晨 音楽拡散プロジェクト

作曲家の私・水谷晨(みずたに しん)が、様々な楽器を使った演奏と、ボーカロイドを融合した新しい音楽を作りました。皆様に人の血の通った心震わす音楽をお届けします!

現在の支援総額

278,500

55%

目標金額は500,000円

支援者数

47

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/08/11に募集を開始し、 47人の支援により 278,500円の資金を集め、 2022/09/29に募集を終了しました

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現在の支援総額

278,500

55%達成

終了

目標金額500,000

支援者数47

このプロジェクトは、2022/08/11に募集を開始し、 47人の支援により 278,500円の資金を集め、 2022/09/29に募集を終了しました

作曲家の私・水谷晨(みずたに しん)が、様々な楽器を使った演奏と、ボーカロイドを融合した新しい音楽を作りました。皆様に人の血の通った心震わす音楽をお届けします!

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みなさまこんにちは!

初クラウドファンディング、なんと30%も目前に迫ってまいりました。

本当に、本当にありがとうございます!!!!!!

先日の素晴らしい本番の余韻がまだ抜けかけていない水谷晨です。


今日はちょっと西洋音楽史の話でもしようと思います。

19世紀の思想家フリードリヒ・エンゲルスは、世界で最初に資本主義が生まれた場所を16世紀の北イタリアと分析しています。

その16世紀から時は流れ、やがては18世紀末のフランス革命に象徴される様に、ヨーロッパではブルジョワジー(市民階級)と貴族階級の階級闘争が明示的にであれ、暗示的にであれ、数百年にわたり繰り広げられていき、それらは20世紀のロシアで起きたレーニンによるプロレタリア革命の下地を準備する事になります。

これも19世紀の思想家で上述したエンゲルスの盟友であるカール・マルクスによる唯物史観というやつですね♪


バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、ワーグナーといった有名な西洋音楽の諸作曲家は、そんな階級闘争の歴史を駆け抜けていきました。


17-18世紀は宮廷(貴族階級)と結びついていた音楽家たちの役割も、資本制生産様式の分業化の過程でそれぞれの職業が「作曲家」、「演奏家」、「批評家」と分かれていき、夫々の専門領域の中で独立した役割を果たす様になります。


現代では、私の様な作曲家は譜面のみを書き、演奏に参加する機会はあまりないのですが、それでも私はジャズ・ピアノを習っていた事もあり、今でもたまに配信などでピアノを披露しています。


話がそれましたが、そんな私が最近とても注目しているのが、この西洋音楽が非常に豊穣な時期をむかえていた時代の初期にあたる17-18世紀の舞曲です。


スペイン、ドイツ、フランス、アイルランドなどのリズムを取り入れた宮廷舞踏が当時のヨーロッパの宮廷では踊られていたのですが、当然そのダンスのステップに合わせた音楽も作曲されていました。

いわゆる18世紀後半、バロック時代における「組曲」という形で纏められたものです。


以前、私が舞台の方々と一緒に仕事をした時に、ダンサーの方に当時のバロック・ダンスにおけるステップが書かれた図面を見せてもらった事があるのですが、それが何とも美しいノーテーションで、当時の空間と時間がどの様に貴族社会で共有されていたのかについて、考察する事が出来ました。


その解説動画を見つけたので、今回は皆様にこちらを紹介させて頂こうと思います!


観ての通り、ダンスのステップに表象される空間と、音楽が表象する時間とが見事な弁証法をなしているのがわかると思います。

18世紀ヨーロッパといえば「理性」に全般的な信頼が置かれていた時代、そんな中、ドイツ観念論哲学者のカントが時間と空間を主観の「形式」として定義した事が有名です。

この転換が19世紀、特にベートーヴェン以降の個人主義的な音楽に向かっていく訳ですが、それ以前の時間概念に対して、私は今とても興味を持っています。

この空間性を別の形で現代の芸術音楽に応用出来ないか、というのが最近私が考えている事です。


さて、拙作新曲制作に向けたクラウドファンディングも中盤に差し掛かってまいりました!


皆様に置かれましては、引き続き暖かいご支援と、SNS、LINEでの拡散の程、何卒よろしくお願い申し上げます!!


では次の投稿でお会いいたしましょう♪


水谷晨

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