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ブラジル在住日系人医師による ブラジル日系移住者巡回診療活動を支援!

ポルトガル語が話せず現地の病院で診察が受けられないブラジルの日系移民の方の、治療や健康管理、疾患予防を行うべく、毎年3,000Km以上の距離を1カ月かけて 巡回する「ブラジル南部日系移民のための巡回診療活動」。森口エミリオ秀幸先生は、親子3代にわたり日系移住者のための巡回診療を続けています。

現在の支援総額

261,000

26%

目標金額は1,000,000円

支援者数

20

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/08/26に募集を開始し、 20人の支援により 261,000円の資金を集め、 2022/11/11に募集を終了しました

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ブラジル在住日系人医師による ブラジル日系移住者巡回診療活動を支援!

現在の支援総額

261,000

26%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数20

このプロジェクトは、2022/08/26に募集を開始し、 20人の支援により 261,000円の資金を集め、 2022/11/11に募集を終了しました

ポルトガル語が話せず現地の病院で診察が受けられないブラジルの日系移民の方の、治療や健康管理、疾患予防を行うべく、毎年3,000Km以上の距離を1カ月かけて 巡回する「ブラジル南部日系移民のための巡回診療活動」。森口エミリオ秀幸先生は、親子3代にわたり日系移住者のための巡回診療を続けています。

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はじめに

最も遠くて近い国、ブラジル。そこに暮らす日本人をご存知ですか?
約1万8千キロ離れた地球の反対側で、日本人のために尽力するお医者さんがいるのをご存知ですか?

高齢化が進む、日系移民の医療を守るべく、1人の日系人がブラジル南部で活躍しています。

ブラジルの日系移住者の多くは、ポルトガル語を話すことができず、現地の病院で診察を受ける ことができません。
そのような移住者の方の治療、健康管理、疾患予防を行うべく、毎年3,000km以上の距離を、1カ月かけてそれぞれの集落を巡回する「巡回診療活動」を行っています。

 


ブラジル移民について

ブラジルは、日本に次いで日本人が多くいる国で、日系ブラジル人は現在150~160万人と言われています。日本人がブラジルに行ったという歴史は古く、色々な問題も残しています。

19世紀の終わりから20世紀はじめにかけて、ブラジルは国を発展させるために世界から移民を募集し、多くの日本人がブラジルにわたりました。

日本人のブラジルへの移住は1908年から開始されました。

その頃、ブラジルでは奴隷制度が廃止され、マンパワーが足りなくなり、コーヒー豆の生産にも影響していました。そのため、日本政府と提携し移民が始まったと言われています。

彼らは多くの困難を乗り越え、荒涼たる大地を切り拓き、遠くから日本を支えました。

現在、150万人以上の日系ブラジル人が日本の文化を守りつつ現地にとけこんでいます。

日系移住者の約10%が日本語を母国語とする1世の高齢者で、言葉の壁や病院の遠さに悩まされています。今でもポルトガル語を話せず、町医者に行っても「腹痛」すら通じないという、大変心細い生活を送っていらっしゃいます。


日系移民の元に日本語で医療を届ける

医師 森口エミリオ秀幸。

ブラジルの大学(南リオグランデドスール連邦大学)医学部教授職の傍ら、日系移住者に診療を行っています。

診療バスで巡回する行程は毎年3,000km以上になり、日本をほぼ一周する距離にあたります。

年1回の巡回診療を心待ちにされる方は多く、診療は深夜に及ぶこともあります。

「先生のおじいさんにも、お父さんにも世話になっているから安心だ」

彼の祖父、医師の細江静男は1930にブラジルに渡り、1945年から無医村を巡り続けました。

彼の父、森口幸雄もまた医師として巡回診療を行ってきました。

親子三代70年にわたって

移住した人々と力を合わせて巡回診療を続けてきています。

2009年からは日本の医学部学生・教員も応援に参加しています。

しかし診療設備は常に十分とは言えず、

時に診療バスは道なき道を進みます。

日本と同様、高齢化に伴い益々の健康支援が必要です。

巡回診療の継続にどうか皆様のお力を貸してください。


資金の使い道

巡回診療活動は1ヵ月間行われますが、その際のガソリン代、タイヤ代、支援スタッフの食事代等として活用されます。

巡回診療活動以外の期間も、森口先生は移民の方のために遠隔診療を行っています。巡回診療活動専用の携帯電話には、日系移民の方からたくさんの電話がかかってきます。
「薬がなくなった」「ちょっと体調が良くない」「食欲がない」移民の方からのご相談は様々ですが、森口先生は時間が許す限り、彼らに寄り添います。
経済的に苦しい移民の方は、薬を買うお金もありません。森口先生は診察や検査代はもちろん、薬代も負担して、彼らに送っているのです。
このように、年間を通じて行っている活動は、総額で約300万円がかかっており、その多くは寄付金で賄われているものの、足りない費用は森口先生のポケットマネーから支払われている現状です。


実施スケジュール

コロナ禍でしばらく実施できなかった巡回診療活動は、2022年10月~11月に再開するべく、準備を行っています。
(新型コロナウイルス感染症が再拡大した場合は延期の可能性あり)


<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


リターン

支援金額により、以下のリターンをさせていただきます。

ー お礼メール
 森口エミリオ秀幸先生より、お礼のメールをお送りします。

ー活動報告書
 森口エミリオ秀幸先生より、活動報告書(PDF)をメール送信いたします。

ー オンライン活動報告会へのご招待
 森口エミリオ秀幸 先生が、巡回診療活動についてオンラインで直接ご報告します。
 2023年3月頃、約60分のオンラインセミナー形式で実施を予定しています。


最後に

ブラジル日系移民の皆さんは、日本に住む方と同様に、高齢化が進んでいます。今後、益々の健康支援が必要です。
巡回診療活動を止めるわけにはいきません。これからもこの活動が継続できるよう、どうか皆様のお力を貸してください。


Japanese Brazilian Health Promotion Project 2022 について

私たちは、2014年より森口エミリオ秀幸先生の活動の趣旨に賛同し、毎年、支援を続けてきました。2021年、2022年の診療は、コロナ禍によりバスによる巡回は中止となり、オンライン等の代替手段による実施となりましたが、2022年の秋に、再びバスによる巡回診療の再開を準備しています。

巡回診療にはお金がかかります。これまで森口先生は私費を投じて活動を継続されてきましたが、それには限界があります。

本プロジェクトは、森口先生と南日伯援護協会 日本支部の協働で、一人でも多くのブラジル移民者の方々の健康の支えになるべく、活動しています。

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