● はじめに
ご覧いただきありがとうございます。
武蔵野美術大学大学院 建築学科の三原 陽莉(みはら ひより)・長谷川 ゆい(はせがわ ゆい)と申します。
私たちは、昨年行われた建築設計競技、ハーフェレ学生デザインコンペティション2021 テーマ「あなたの家」において、作品「UBUNTU–小さなまち、大きな家–」を設計し、最優秀作品賞をいただきました。
今回は、この作品を実際に体験できる展示を開催します。
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関係性を作り出す「生活行為」から「家」を考える
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● 作品「UBUNTU–小さなまち、大きな家–」について
「自分」というものは自分だけでは成り立っていない、他者との関係性の中で「私」というものが存在する。私たちは「家」も同様に成り立っているのではないかと考え、「他者との関係性をつくりだす生活行為」の設計から「家」を考え始めました。
その生活行為を強調させ、集合体のようにひとつの家を作り上げることで、1日のどの生活においても、自然に、無理のない範囲で、自分の生活を他者と分かち合うことのできる家の新たなあり方を提案しました。
この家では、通常身の回りにある「モノ」が肥大化され、そして集積することで、空間がつくられていきます。これにより、空間の形や構成では生み出すことのできないさまざまな発見のある、豊かな空間となっています。
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肥大化された生活行為を実際に体験する展示を行う
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● 体験型展示の開催について
この作品で提示している、肥大化された生活行為を1/1で制作し、コンペでは、模型でしか体験出来なかった空間を実際に多くの人に体験してもらいたいと考えています。他者が関われる余地をつくることの豊かさを直接的に感じてもらうことを目的としています。
● 展示場所・展示スケジュール
展示場所は、武蔵野美術大学図書館(藤本壮介 設計)を予定しています。本棚に囲まれた大きな窓のある、外でも中でもないようなこの場所が、展示のコンセプトである「わたしの家」を表現するのに適しています。
展示期間は、9月16日(金)〜9月26日(月)の10日間を予定しています。祝日を2日間含んでいることもあり、学生だけでなく一般の方にも来場していただきたいです。
●資金の使い道
本プロジェクトにご支援いただいた資金は、これまでにない建築空間の展示をより多くの方々に体験していただくための制作資金(主に材料費)として活用させていただきます。
内訳
[材料]
・ラワン合板
・スタイロ
・塗料
・単管
[制作]
・職人依頼
・工具
など
※支援金の一部は手数料の支払いに使用いたします。
現在、オンラインストアでグッズの販売を行い、資金を集めていますが、目標金額全体の1割にも到っておりません。
ぜひ、ご支援のほどよろしくお願いいたします!
● リターンのご紹介
多くの方に展示を体験していただき、そして記念にもなるリターンをご用意いたします。
【展示来場チケット】
チケットお持ちいただき来場いただいた方には、会場にて記念グッズをプレゼントいたします。
内容:ステッカー(80*55、)キーホルダー(50*50)をセットにしたものです。
【UBUNTUオリジナルグッズ】
今回のために制作したオリジナルのグッズです。
※詳細は、リターンページを参照ください。
※画像はイメージです。実際とは異なります。
※リターン限定で制作したものをお送りいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※配送されるリターン品には、配送料も含んでおります。
※お届け日時のご指定はできませんが、随時お送りいたします。
● 最後に
最後まで読んでいただき、そして今回の展示プロジェクトに興味を持っていただき、ありがとうございます。
今回の展示は、肥大化されたモノがお互いに重なりあったり、ずれ合ったりすることで多様な行為を生み出す空間の可能性を検証してみる実験的な展示です。
この展示での検証を発展させ、これからの建築設計分野において、新たな設計手法の一つとしての可能性を探っていきます。
この体験型展示を実現させるため、みなさまのご協力とご支援どうぞ宜しくお願いいたします!
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