こんにちは。スリープコンサルタントの小嶋です。先日、ここ岡崎市のお隣、愛知県安城市の生涯学習課主催の講座にて、「めざせ夜泣きゼロ!赤ちゃんの寝かしつけ講座」を開催していただきました。広くて明るい素敵な和室をご用意いただき、6組のママ、赤ちゃんとお話をさせて頂きました。パパのご参加もありました♡!安城にお邪魔させていただいたのは初めてだったのでドキドキ!でも、全員が1歳未満の赤ちゃんということで特有のなごなご空間になってとっても癒されました・・・♡少しでも、みなさんのヒントになって寝かしつけが楽になってくれているといいな、と思います。
寝かしつけ の付いた活動報告
こんばんは。小児スリープコンサルタントの小嶋です。今日は、本プロジェクトの無料のねんねサロンのお話ではなく実際のねんね改善コンサルティングの実例をご紹介します。(※お客様の許可は得ています)◆6か月 男の子 Aくん(仮名)お悩み・寝かしつけが添い乳か抱っこ・うまくいかないと数時間かかる・夜間2~3回起きる・お昼寝の時間帯や長さのばらつきが多く、日々の家事などとの両立が大変初回のお問合せにて、このようなお悩みをまずいただきました。 ねんねの改善には、いろいろな手法があります。ゴールをどこに設定するかによって、また、どんな取り組み方をしたいかによって、ある程度予想できる期間・させていただくアドバイスはさまざまとなります。ですので、アドバイスさせていただく前に、①お悩みに対して、「どうなりたいですか?」という目標設定例)・寝かしつけが楽になって、夜起きても授乳で寝てくれて、夜泣きにならなかったらいいかな・寝かしつけは完全に手放したいし、なるべく夜も起きないようにしてほしいな・とにかく夜通し寝てほしいな②どんなスタンスで取り組みたいか?例)・改善までにちょっと時間がかかっても、極力泣かせたくないな・とにかく短期集中で結果を出したいな・もともとの生活スタイルをあまり変えたくないなもちろん、スリープコンサルタントは魔法使いでも占い師でもありませんので「おでこに2回つんつんしたあとに背中をなでると絶対泣き止むんだよ~✯」のように、おまじないをかける人ではありません。どの目標に対して、どういうスタンスで取り組むか。それのご希望に対しての・おおよその見込み期間・たどりやすい経過・改善後、発達に伴って次にどんなトラブルが起こりやすいかなどなど、メリットとデメリットをしっかりとご紹介します。そのうえで、そして、方針が固まったところで、最適なプランをご提案します。Aくんのご両親が出した答えは、「自分たちも睡眠不足だし、不規則な生活になってしまっている。生活そのものを見直さないといけない。多少泣くのは覚悟して、根本的にちゃんと解決したい!」でした。次回に続きます♩
9月21日に、ねんねサロン(寝かしつけのお悩み相談に特化した育児サロン)を行いました。サロン参加後の無記名アンケートにて、嬉しいご感想とともに、以下のような質問もいただきました!ありがとうございます!「4.5時間寝たのですが、その後2時間おきに起きてしまいました。 その時に授乳じゃないかな?と思いつつも授乳でねかしてしまったんですが、先生がおっしゃっていたように授乳時間じゃなさそうなら様子見がよいですか? また、オムツはギャン泣きするので最近は夜中は極力変えないようにしてるんですが、どうしても少しのうんちが出てて最近お尻も赤いので私が気になって変えるとギャン泣きで。本人が気にしてないならそのままのがよいですかね?」お答えさせていただきます!4~5時間最初に寝たあとの2時間おきに起きちゃうパターン、実はとっても典型的なねんね傾向といっていいかもしれません。ここでまず良いポイントとしては、「最初に4~5時間寝続けていられていること」です。大人はよく「お肌のゴールデンタイム!」…なんて言いますが、赤ちゃんにとっては、「シナプスゴールデンタイム」!成長ホルモンを分泌させるために、深い睡眠が得られていそうだなと感じました。寝始めの4~5時間しっかり眠れているのは、「質の良い」睡眠と言ってよいと思います。夜起きたとき、夜間授乳かどうか、一見わからないですよね。でも月齢によって、回数のだいたいの目安はあります。昼夜の区別がついた赤ちゃん(おおむね3か月~)にとっては、基本的には、昼より夜のほうがおなかが空くことはありません。6ヶ月ころまで2~3回 6~9か月で1~2回程度(0回になる子もいる)、9か月で0(~1)回というのが目安です。(※体重増加がゆっくりのお子さんなど、夜でも○時間おきに授乳、と医師の指示がある場合はもちろんそちらに従ってください。)(※夜の睡眠時間は、10~12時間くらい確保できるようスケジュール調整されると良いです♩)そして、寝始めてから最初の約4時間の深い睡眠のときは「おなかが空いて起きちゃう!」ってことは考えにくいです。そうすると、4~5時間後に1回授乳したあとは、おそらくその2時間後の授乳は、「おなかが空いたから起きた」わけではなく、「睡眠が浅くなったから泣いてみたらおっぱいをもらったから寝れた」のかもしれませんね。でも、おっぱいを飲むことで速やかに眠れていて、お母さんにとってしんどくなければ、無理に授乳をやめなきゃいけないとは考えません。私の場合。おっぱいを飲んでもなかなか寝ない(=おなかが空いて起きたわけではないので、おなかが満たされたからといって眠れない、むしろ、吸てつ・嚥下・消化活動をさせることにより覚醒させてしまい寝付けない)ような様子が見られるのであれば、授乳を寝かしつけの必勝法として使えなくなっている証ですので、お母さんがお辛くなってしまったら、授乳の回数・タイミングを調整していくといいかなと思います。夜間のおむつ交換は、スキントラブルがなければおしっこは替えなくていいと言われています。うんちの場合、そしておしりが赤くなっているようだと、交換してあげることが必要ですね。おむつ交換のときは、灯りをつけると赤ちゃんがびっくりして泣いちゃうかもしれません。また、ママのお顔を見ると、寝ぼけていてもついつい嬉しくなって、抱っこして~!って言っているのかもしれませんね。常夜灯のような「輪郭のある天井からの光」も、けっこう睡眠を妨げやすいと言われていますよ。足元に、なるべく最小限の明るさの、ぼんやりとしたナイトライトを使っていただき、黒子のように、話しかけず、無表情にササっと替えることをお勧めします♩ご参考になれば、幸いです♡
本日9月21日は、ねんねサロンLovey@gerberaの日でした!毎月第3水曜日の午前中に開催しています。今回のLovey@gerberaは、ここ愛知県岡崎市の老舗寝具店である小野ふとん店様に協賛いただき開催させていただきました。小野ふとん店ミニ講座のテーマは、「ねんねを寝室から見直そう!」スリープコンサルタントの小嶋からは、・赤ちゃんが寝付きやすい・保護者が寝かしつけやすい・赤ちゃん・保護者が寝続けやすい 環境について。安全な環境とは?快適な環境とは? を・光・音・室温の側面からお話させていただきました。小野ふとん店様からは、汗っかきな赤ちゃんにおすすめの商品や抱っこや日々のお世話でお疲れのママのためにおすすめのオーダーまくらなどをご紹介いただきました。実際の商品サンプルをお持ちいただき、良質な素材を手に取って感触を確かめながら真剣に聞き入るママたちの姿が印象的でした。お得なクーポンを配布していただいたり、盛り沢山の内容でした!その後の自由相談会では、ママ同士で悩みを共有できたり、自由に質問していただいたり…時間がどれだけあっても、尽きないおしゃべり。お家の中で、毎日の育児はどうしても孤独になりがち。こうして集まってお悩みを共有できて、少しでも肩の荷がおりたり、せめて、私だけじゃない、と、ホッとできる空間であればよいなと、思います。
お子さんのねんねのご相談を受けていると、しばしば耳にするのが「足をバタバタさせて寝ない」「夜中、ベビーベッドの柵にバンバンとぶつかっている」「ゴロゴロと寝返りを続けて寝ない」「つかまり立ちをして、壁や柵に頭をぶつけている」「座って身体をゆらゆらさせている」などなど。寝かしつけ時の行動でこれらのようなものが見受けられるのは、ご両親からすれば、「なかなか寝てくれない」と心配になるものですよね。でも、実はこの行動、珍しいものではありません。また、赤ちゃん自身が「自分を落ち着かせるための行動」であり眠る前によく見られます。それをご両親が動きを止めてあげようとすることで逆になかなか落ち着くことが遅れてしまって、結果寝かしつけが遅れてしまうことも…。また、真夜中に突然起き上がったり、壁にぶつけていたりするとき。起きてしまった!と焦ってしまうものですが、これ、実は寝ていることがほとんどなんです。レム睡眠のとき、赤ちゃんは大きな声が出て、泣いているように感じたり身体を起こしたり、バタバタとしていたり、立ち上がったり、ハイハイしたり‥‥ご両親からしたら、起きているように感じていても、実は寝ている状態のことが多いとされています。そのとき目が開いていても、です(!)。大切なことは、そこで「寝かせてあげよう!」と頑張るのではなく上記のことを念頭に置いて、「見守ること」。そうすることで、自分で自分を落ち着けることや深い睡眠に再びはいっていくことを早く習得しやすいものです。とはいえ、「身体をぶつけてけがをするのではないか不安」という場合は、もちろん見守るのにじゅうぶん安全な寝室の環境づくりをすることが大切ですね。・これって夜泣きなの?・お腹が空いて起きた時とどう区別すればいいの?・見守り続けたら2時間寝ないんだけど…そんな疑問や不安があれば、ぜひ個別でご相談くださいね。