9月21日に、ねんねサロン(寝かしつけのお悩み相談に特化した育児サロン)を行いました。
サロン参加後の無記名アンケートにて、嬉しいご感想とともに、以下のような質問もいただきました!
ありがとうございます!
「4.5時間寝たのですが、その後2時間おきに起きてしまいました。 その時に授乳じゃないかな?と思いつつも授乳でねかしてしまったんですが、先生がおっしゃっていたように授乳時間じゃなさそうなら様子見がよいですか? また、オムツはギャン泣きするので最近は夜中は極力変えないようにしてるんですが、どうしても少しのうんちが出てて最近お尻も赤いので私が気になって変えるとギャン泣きで。本人が気にしてないならそのままのがよいですかね?」
お答えさせていただきます!
4~5時間最初に寝たあとの2時間おきに起きちゃうパターン、実はとっても典型的なねんね傾向といっていいかもしれません。
ここでまず良いポイントとしては、「最初に4~5時間寝続けていられていること」です。
大人はよく「お肌のゴールデンタイム!」…なんて言いますが、赤ちゃんにとっては、「シナプスゴールデンタイム」!成長ホルモンを分泌させるために、深い睡眠が得られていそうだなと感じました。
寝始めの4~5時間しっかり眠れているのは、「質の良い」睡眠と言ってよいと思います。
夜起きたとき、夜間授乳かどうか、一見わからないですよね。
でも月齢によって、回数のだいたいの目安はあります。
昼夜の区別がついた赤ちゃん(おおむね3か月~)にとっては、基本的には、昼より夜のほうがおなかが空くことはありません。
6ヶ月ころまで2~3回 6~9か月で1~2回程度(0回になる子もいる)、9か月で0(~1)回というのが目安です。
(※体重増加がゆっくりのお子さんなど、夜でも○時間おきに授乳、と医師の指示がある場合はもちろんそちらに従ってください。)(※夜の睡眠時間は、10~12時間くらい確保できるようスケジュール調整されると良いです♩)
そして、寝始めてから最初の約4時間の深い睡眠のときは「おなかが空いて起きちゃう!」ってことは考えにくいです。
そうすると、4~5時間後に1回授乳したあとは、おそらくその2時間後の授乳は、「おなかが空いたから起きた」わけではなく、「睡眠が浅くなったから泣いてみたらおっぱいをもらったから寝れた」のかもしれませんね。
でも、おっぱいを飲むことで速やかに眠れていて、お母さんにとってしんどくなければ、無理に授乳をやめなきゃいけないとは考えません。私の場合。
おっぱいを飲んでもなかなか寝ない(=おなかが空いて起きたわけではないので、おなかが満たされたからといって眠れない、むしろ、吸てつ・嚥下・消化活動をさせることにより覚醒させてしまい寝付けない)ような様子が見られるのであれば、授乳を寝かしつけの必勝法として使えなくなっている証ですので、お母さんがお辛くなってしまったら、授乳の回数・タイミングを調整していくといいかなと思います。
夜間のおむつ交換は、スキントラブルがなければおしっこは替えなくていいと言われています。うんちの場合、そしておしりが赤くなっているようだと、交換してあげることが必要ですね。
おむつ交換のときは、灯りをつけると赤ちゃんがびっくりして泣いちゃうかもしれません。また、ママのお顔を見ると、寝ぼけていてもついつい嬉しくなって、抱っこして~!って言っているのかもしれませんね。
常夜灯のような「輪郭のある天井からの光」も、けっこう睡眠を妨げやすいと言われていますよ。足元に、なるべく最小限の明るさの、ぼんやりとしたナイトライトを使っていただき、黒子のように、話しかけず、無表情にササっと替えることをお勧めします♩
ご参考になれば、幸いです♡