今回は、「住みたくないまちMATCH」の変化プレイングとして、「神経衰弱」ルールを紹介します!このゲームは通常では、写真のように、机の中央に「汚点チップ銀行」を設置し、その周辺に数字カードを並べて「7並べ」を展開します。この配置でタウンカードとポーズカードなどの使い方はそのまま、数字カードを使った「7並べ」を「神経衰弱」に置き換えてプレイすることも可能です!数字カードは1〜7までで4種類あるので、全28枚(14ペア)のコンパクトな神経衰弱になります。しかし当然、ポーズ攻撃が発生するほか、イカサマも横行します!神経衰弱プレイを楽しむ場合は以下2点のルール変更をおすすめします。【ポーズ攻撃の使用権】ワンペア以上獲得して、手持ちのカードが生じてから攻撃できます【ポーズ攻撃の回復】自分の手番に、連続獲得で2ペア以上とれた場合、使ったポーズが回復しますゲーム全体としては、7並べよりもポーズ攻撃を使える機会が減り、そこはマイルドになりますが、「記憶」が加わることで脳ミソ混乱度はいっそう深まります。なお、「イカサマ」としてチップの移動以外に「場のカードの移動や入れ替え」なども指摘を受けなければOKです。そうした意味ではいっそう高次元のイカサマバトルをお楽しみいただけるかもしれません。ぜひ、試してみてください!
ゲムマ2022 の付いた活動報告
今回は、ゲームで使われているイラストについてご紹介します!メインビジュアルまずは、メインビジュアル!この超かわいいイラストと題字は画家の本間ちゑさんによるものです!かわいいキャラの醜い争いって感じが出ていて、超サイコーです。本間ちゑさんは他にも土偶のイラストなど、生命力をテーマとした魅力的な作品がたくさんなので、ぜひ、公式ウェブサイトをチェックしていください! 最近、個展の作品もバンバン売れているようなので、書き下ろしのこのゲームも価値が出るかもしれませんよ!解説まんが次に、ガイドブックにふくまれている解説漫画を書いてくれたのは、グラフィックレコーダーにして理学療法士のりょーこさんです! Twitterも活発ですが、個人的にはnote記事が圧倒的にオススメです。めっちゃ気付きにあふれているし、勉強になります! 記事数も多いので、ずっと読んでられるね。タウンカード最後に、ゲーム中で使われる数字カードやまちのイラスト、ポーズカードなどの作画は、ビジュアルデザイン担当の松本が行いました!いたばしの地域ボードゲーム会の作品のほぼすべてのデザインを勤めていますが、本業はデザイナーではなく、フリーランスの編集者です。子どもむけの学習本、一般大人向けの科学図書など、わりとビジュアル重視の作品づくりが多いので、デザインのことも一定まで理解している編集者として、ぜひお仕事お待ちしてます!
今回は、このゲームをプレイしてわかる大きな特徴を紹介させていただきます!このゲームは、基本となるカードプレイを「7並べ」にしました。ですから、誰でもすぐに理解して即座にプレイできる一方で「なんだ、7並べか…」とガッカリしてしまう方もいます。でも、ちょっと待ってください。一度プレイしていただければ、すぐにお気づきになるはずで。「7並べ」はゲームの時間軸を担うものの、本当の勝負はそこに存在していないということに。上の図のように、このゲームは大きく考えて3つのルールが同時並行で動いています。実際の感覚としては「7並べ」をしなたら「ポーズを真似るゲーム」と「イカサマ」をすべて同時に進めている感じになります。その結果として生まれるのは、空間全体を見渡す高い緊張感と、カメレオンのように動き回る視界です。ゲーム中は「カードの能力をかけ合わせる」といった戦略的な思考を必要としないにもかかわらず、ゲーム終了時には脳みそをフル回転させたような疲労感を覚えることができます。ほかのカードゲームではなかなか味わえない疲労感を、ぜひ楽しんでください。
今回は、「住みたくないまちMATCH」のテストプレイ会などで、テストプレイヤーのみなさんにいただいた感想の一部をご紹介します!汚点チップ・「うんこ」という言葉を久しぶりに発した気がする・木製(MDF)のチップのてざわりが好き・ナイフとかウンコとか、このチップの形がかわいいイカサマ行為・イカサマが成功したときめっちゃ嬉しかった・ゲーム終了直前に5点チップを押しつけ成功して嬉しかった・最初は積極的に(イカサマを)仕掛けられなかったけど、やったら楽しかった・全員初めての体験プレイなのに、イカサマが超うまい人がいて驚いた・いつどこからイカサマされるか分からない緊張感がすごいポーズ攻撃・ふと安心したところにポーズ攻撃されるから、ずっと気が抜けない・ゲームが終わったあとも、他人の手が動くとビクッと反応してしまった皆さま、本当にありがとうございます!
10月29日(土)のゲームマーケット2022秋に初参加してきました。見たことのない会場の広さにびびりながら、自分たちのブースを準備します。会場は巨大ですが、自分たちが使える机のサイズは45cm×90cmとこじんまりしたもの。たたみ1畳の1/4のスペースに、この日に向け、38セットだけ先行してまとめた「住みたくないまちMATCH」をセッティングします。10月の板橋区民まつりでも活躍した、レーザーカッター自作棚なども駆使し、こんな感じです。今回、表紙イラストを描いてくれた本間ちゑさんの作品紹介もつくりました。土偶の絵とか、そのほか、めっっちゃいいですよね。ご存知ない方はぜひ公式サイトを見に行ってみてください。個展も大変好評のようで、これからどんどんブレイクしそうな本間さん。数年後はもしかしたら「住みたくないまちMATCM」にプレミアム価値が出るかもしれませんよ!(そこで保存用にもう1個いかがですか?)初めてのゲームマーケットで、本作は26個、購入していただくことができました。ありがとうございます。今後、クラウドファンディングの方でアディショナルパーツとなるカードや金ピカチップを完成させるほか、ゲームマーケットで気づいた反省点などを反映するなど、いっそうブラッシュアップをかけて、商品を完成させていきます。イカサマOKというルールに加え、ポーズ攻撃の存在によって、視線が右に左に上に下にとあわただしく遊べる本作にぜひご期待ください。また、お友達へのお知らせなど、情報拡散にもご協力をなにとぞよろしくお願いいたします。