2022/07/24 01:37
鳥獣戯画とは、、、
鳥獣戯画とも呼ばれている国宝・鳥獣人物戯画(ちょうじゅうじんぶつぎが)。
うさぎやサル、猫といった動物たちがかわいらしく擬人化され、相撲や水遊び、宴会を繰り広げる絵巻物です。
漫画やアニメのルーツとして高く評価されており、世界的にもその名が知られる「鳥獣戯画」。
なんと、今から800年も前の平安時代末期に描かれました。
有名なこの絵巻ですが、実はいつ何時、だれが何の目的をもって描いた、あるいは描かせたのかということは、今もはっきりしたことがわかっていません。
ミステリアスですね!!
また平安時代、カエルは重大な出来事の前触れとなる存在として、うさぎは不思議な力を持っているとされていました。
絵巻物ではカエルとうさぎ、猿も交えた動物が愉快に戯れているシーンが多く見られます。
つまり、
不思議な能力を持った動物が遊んでいるのは
"めでたい事"
を意味しているのではないかとも
言われています。
謎に包まれながらも、
日本らしい縁起ものとして
愛されているところも大きな魅力ですね!