みなさん、こんにちは。
Colorbath・クラファン担当の櫻井です。
キャンペーン終了までのこり28日。
三連休も明け、スタッフ一同、改めてグッと気を引き締めています。
さて、今回から3記事にわたって、「ネパールコーヒーとはそもそも何ぞや?」を深掘りしていきます。
10/11:なぜコーヒーなのか?&コーヒー生産地の場所
10/18:コーヒーのつくり方【前編】
10/19:コーヒーのつくり方【後編】
コーヒーはシェアビレッジを構成する「One of Them」。
あくまでも一つの要素としての存在ですが、現地にとっては重要な産業であり、かつ、農家さんのお仕事の様子を知れる機会でもあります。
それに、意外とコーヒーの「栽培」や「生産」について、知らない人も多いのではないでしょうか。
私もColorbathに入るまでは、コーヒーの実はもともと赤いということも、こんなに手数がかかっていることも知らず、発見の連続でした。
この記事を通して、ネパールコーヒーの魅力や、農家さんの暮らしぶりに触れていただけたら嬉しいです。
どうしてコーヒー?
そもそも、なぜネパールでのプロジェクトとして、「コーヒー」が選ばれたのでしょうか。
コーヒーは、「コーヒーベルト」と呼ばれる赤道付近の温暖な地域でのみ栽培が可能です。また、1000〜2000mの標高や、夜と朝の寒暖差も、甘み溢れるコーヒーづくりには欠かせません。
この両方に加えて、水はけの良い土壌や日射量など、ネパールの農村部はコーヒーづくりにぴったり。
またコーヒーであれば、長時間の輸送による品質が落ちてしまうことも防げます。
「途上国支援」と聞くと、つい現地の課題を見つけ、それを解決するイメージが強いかもしれません。しかし私たちは、むしろネパールの「強み」を見つけ、それを最大限生かしていくことにこだわっています。
どこで活動しているの?
現在Colorbathがプロジェクトとして関わっている生産地は、下の地図の3カ所。
みなさんのもとにお届けするコーヒーの生産地であり、今回のシェアビレッジの舞台となるのは、「トゥロポカラ村」です。
あれ?意外と近いんじゃない?と思われるかもしれませんが、侮るなかれ。
先ほども書いたように、ネパールは、超がつくほどの山岳地帯なんです。
首都のカトマンズから、日本ではなかなか見ないごつめのジープに乗り込み、5〜6時間かけてようやく辿り着きます。
(私はトゥロポカラ村より手前のサルシュカルカ村を訪れたことがありますが、腰と背中がバキバキになりました...)
でも、着いた先の景色は最高。
言葉はいらないかもしれないな〜と思ったので、現地に辿り着いた気分で、ぜひご覧ください。
(こちらのInstagramでも発信しています*)
今回の「シェアビレッジ」プロジェクトでは、遠く離れた日本とネパールをオンラインでつなぎ、一緒に村づくりに取り組んでいきます。
写真や動画、オンライン交流などで、村民のみなさんに現地の空気感を最大限伝えていきますので、「こんなことを知りたい!」「こんなことに興味がある!」など、アイデアもぜひ。
そしていつの日か、オンライン村民と現地の農家さんが共に出会い、過ごす1日があったら素敵ですね。
その日を作るためにも、引き続き、活動に取り組んでいきます!
今日はここまで。
明日からは、コーヒーづくりのプロセスについて、農家さんの写真と共にお伝えしていきます。
お楽しみに!